「経済学」って、役に立つんですか?

NewsPicks編集部
マクロエコノミストの崔真淑(さい・ますみ)です。私の仕事は、株式・為替・債券といった資本市場での動きを分析し、企業という“ミクロ”な主体にどのような変化が起き、結果として“マクロ”な国全体の経済...
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タイトルと記事の内容がズレてる。経済学は金儲けの学問ではない。
経済学の目的は、如何にして、①完全雇用、②物価安定、③経済成長の良い社会を作るかの学問である。
ただ、目的で一致はしていても、目的達成の手段で意見が分かれる。

中途半端な学歴、職歴の若い方に、背伸びさせて、騙らせるのは酷だ思う。ビジュアル重視も分かるが…
NPユーザーには、某和製MBAホルダーがナンボでもいるんだし、大学院生如きの文章だと、かなりの突っ込み入ると思う。
たつよ。
ちなみに経済学は儲けるためでなく、安定させるための理論。
経済学は「道具」だと学生には伝えています。その道具の構造や使い方を知らなければ使いこなせないが、使いこなせると現実の経済の仕組みが見えてきます。私が学生に伝えたいメッセージです。
例えば、バーゲンセールをなぜ行うかは、「需要の価格弾力性」という概念を使えば説明できます。その理屈が分かると、どんな商品に赤札を貼るべきか、バーゲンがなぜ決算月の前にやるのかなど、そういうものも見えてきます。
日本経済が中長期的に成長していくと思えないから短期志向が強くなってるんでしょうね。ぼくもそうです。
あと、正直別に企業とか社会の発展とかに興味がないというのもあります。現状で満足度はかなり高いです。このまま今を楽しく生きたいです。
自分自身ミクロな視点の方がつよいタイプなので、マクロな視点はしっかり勉強したい!
ひと昔前、日本企業の経営陣は短期的な業績に一喜一憂しなくてすみ、長期的観点から経営ができる強みがあると説かれていました。
そのような神話も、バブル崩壊で聞かれなくなりましたが・・・。
日本の経営スタイルも、投資家に合わせて短期的視野にチェンジしたのでしょうか?
次回以降が楽しみです。
概論ほど説明するのが大変だから、概論が講義できるのは大御所の仕事だって習った。自分の研究テーマに特化して説明した方がいいよ。
NewsPicks内では非常に勇気のいる連載だと思います。無限のイレギュラーがある実社会に身を置く人達が大多数の中、どこまで普遍的な「型」を提唱できるか、期待して応援しています。
前年度の大学院「経済ジャーナリズム研究」では毎回、前半は経済学、後半はジャーナリズムについて教えていました。経済学を知らなければ、適切な処方箋も描けません。マクロの参考文献は「マンキュー入門経済学」を指定しましたが、書店でペラペラめくってみて自分に合うものであればどれでもいいと思います。ちなみに日銀取材は経済学を知っていることが前提となり、専門用語がポンポン飛び出します。
役立つかどうかは、扱う人間によって決まる。だから教育が重要。役立ちの表舞台とその背景、どちらにも在るのが学問。