秋田県は１９日、大韓航空の秋田−ソウル便（週３往復）が２９日から７月３０日まで１カ月間休止すると発表した。大韓航空が県に通知した。同社日本地域本部（東京都）は「中東呼吸器症候群（ＭＥＲＳ）コロナウイルスの感染者が拡大していることも一因」と話し、他の空港便についても休止に向け、地元と調整していることを明らかにした。

　ソウル便は秋田空港唯一の国際定期便。夏季運航の残りの期間（８〜１０月）は予定通り運航する。県は「残念だが仕方ない。早く終息してほしい」としている。【五十嵐和大】