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元慰安婦が日本政府などを米裁判所に提訴へ、米国で提訴する理由とは・・韓国ネットは「韓国政府は謝罪しろ」「お金なんてどうでもいい」

FOCUS-ASIA.COM 6月19日(金)19時15分配信

19日の韓国・聯合ニュースによると、慰安婦被害者とされる柳喜男(ユ・ヒナム)さん(87)が、日本政府と日本企業などを相手に2000万ドル(約24億6000万円)の損害賠償を求め、米裁判所に提訴することが明らかになった。

柳さんは現在、慰安婦被害者施設「ナヌムの家」で暮らしている。同施設のアン・シンウォン所長が「慰安婦問題の速やかな解決を促すため、柳おばあさんが三菱重工業など米国に進出した日本の戦犯企業や安倍首相、慰安婦被害者を“売春婦”と侮辱した産経新聞などを相手に、米カリフォルニア州の連邦裁判所に2000万ドルの損害賠償訴訟を提起する予定だ」と明らかにした。米国で提訴する理由は「韓国よりも米国での国家イメージを気にする日本政府を圧迫するため」だという。

慰安婦問題では、2000年に韓国とフィリピンの元慰安婦15人がワシントンの連邦裁判所に日本政府を訴え、敗訴した例がある。だが、今回は単独の訴訟で勝訴を目指す方針だ。

柳さんらは、6月22日の日韓国交正常化50周年での慰安婦問題に対する日韓両国政府の対応を見極めて、23日に訴訟に関する記者会見を開く予定だという。

記事によると、柳さんは1943年、15歳で日本の大阪に連行され“あらゆる辛苦”を経験した。

このニュースに対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。

「国がやらないから、個人でやるしかない。ゴミ政府」

「いつでも応援しています」

「日本はおばあさんたちに謝罪しろ」

「日本は反省しろ」

「MERSも慰安婦も国家は役に立たない。MERSも当事者が、慰安婦問題も当事者が乗り越えていくしかない。勝訴したら、外交部は解体しろ」

「国に力がないから、戦犯国を気遣い、まっとうな要求もできない。長い間、どんなに苦しんだのだろう?胸が痛い」

「日本と韓国、両国の政府に対する不満もあって訴訟を起こしたと思う。韓国は日本ときちんと協議しなかったし、日本はただただ否定し続けた」

「韓国政府はおばあさんたちに謝罪しろ。国民を守れなかったこと、韓日協定できちんと解決できなかったこと。それに今までも問題を引き延ばしたことも謝罪しろ」

「私が大統領だったら、日本とのあらゆる経済外交的な交流を断っても、独島と慰安婦問題の解決を先にやった。未来のための発展も重要だが、過去を無視したら未来はない」

「いったい国がどれだけダメなら、米国で訴訟を起こす?」

「おばあさんたちは今さらお金がほしいわけではない。韓国政府も積極的に支援してほしい」

「あの年になるとお金なんてどうでもいい。日本が心のこもった謝罪をせず、蛮行を認めないから、こんなことになった。補償金の金額は問題じゃない。間違いを恥ずかしいと思い、謝ってほしい」

(編集 MJ)

最終更新:6月19日(金)19時15分

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