華人が米国会で「抗日展」、日系議員らの要請受け―中国紙

米国海外抗日戦争史料研究会（史研会）が１８日〜１９日、米国会で抗日戦争史料展覧会を開催し、米主流社会や若い世代の華人に歴史を忘れず、平和を大切にするよう呼び掛けている。１９日付で環球時報が伝えた。

展覧会には華人以外にも、数十人の米議員や現地の複数のアジア系団体関係者が訪れた。同研究会の劉磊・名誉会長によると、同研究会は昨年１０月に発足した。今回は日系のマイク・ホンダ議員など複数の議員の要請を受けて、抗戦勝利７０周年を記念し、米国会で開催することになった。

「強盗行為」や「歴史の勝利」など１０のテーマに分かれ、旧日本軍が中国侵略戦争時に使った軍旗や将校の軍刀、南京大虐殺時の旧日本軍の戦地日記など、４００点を超える史料が展示された。

（編集翻訳　小豆沢紀子）