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タイ新憲法の国民投票可能に 議会が修正案可決
タイ暫定議会は18日、新憲法草案の賛否を問う国民投票を実施できるようにするための暫定憲法修正案を賛成多数で可決した。
修正案は先週プラユット暫定政権が閣議で承認していた。タイの選挙管理委員会は、来年1月10日の国民投票実施を提案している。
新憲法が成立すれば、来年9月ごろに総選挙が実施され、昨年のクーデターで実権を掌握した暫定政権からの政権交代が実現する見込み。だが暫定政権の任期延長論もくすぶっており、民政移管がスケジュール通り進むかどうかは依然不透明な情勢だ。(共同)