第7回『Champagne Joie de Vivre (生きるよろこび)』賞の受賞者は千住3兄妹! [シャンパン]
生きることの意味を知っている人が楽しむ飲み物シャンパーニュ
6月1日に行われた〝ジョワ ド ヴィーヴル(生きるよろこび)〟賞の授賞式
当日は〝爽(シャルドネ100% 7アイテム)〟〝バランス(3セパージュ 6アイテム)〟〝濃(黒ぶどう主体 12アイテム)〟〝艶(ロゼ 6アイテム)〟〝甘口 2アイテム〟〝福(プレスティージュ 12アイテム)〟に区分されたシャンパンが揃いました。
ティエリー・ダナ駐日フランス大使は「今日はシャンパンのジョワ ド ヴィーヴルの授賞式ですが、シャンパンとジョワ ド ヴィーヴルはフランス語では同義語。生きるよろこび、これはまさにシャンパンそのものだからです。フランスには赤、白、甘口など特別なワインがありますが、シャンパンの特徴はどのようなシーンでも似合う、生命のよろこびを与えてくれるところです」と素晴らしいシャンパン賛美
(左から)選考委員の国末憲人さん、小林康夫さん、委員長の磯村尚徳さん、西角ますみさん、池田美樹さん
今年の受賞者は千住博(日本画家)、千住明(作曲家)、千住真理子(ヴァイオリニスト)の御三方
「日本で最高の芸術一家である千住家の3兄妹は、それぞれが一流の活動を行っていますが、それと共にファミリーを支えた文子さん(2013年6月没)を含めた芸術的な雰囲気がジョワ ド ヴィーヴルの賞に値すると考え、顕彰することにしました」と磯村委員長が選考理由を説明
川村玲子シャンパーニュ委員会日本事務局代表からシャンパンの贈呈
川村代表は冒頭のあいさつのなかで、ジョワ ド ヴィーヴル賞は国を越えて生きるよろこびを分かち合う〝シャンパーニュの精神〟のシンボルになる人たちを選出する賞であることを説明。加えて、シャンパーニュ委員会では17世紀から今日に至るまで世界各界の著名人のシャンパンにまつわる名言を編集していることについても言及していました。ウィンストン・チャーチルは〝シャンパンは生きることの意味を知っている人が毎日楽しむものである〟との言葉を回想録に遺しているようですが、愛馬にポル・ロジェ(著名なシャンパンメゾンでチャーチルが愛飲)と命名したシャンパン好きの首相らしい名言です!
バカラ パシフィック株式会社の小川社長から副賞の「ミルニュイ(〝千の夜〟の意味) フルーティッシモ」コレクションのブルー、クリア、ルビーのシャンパングラスが贈呈されました、安定感のある美しさ!
受賞者3人とティエリー・ダナ大使と川村CIVC日本代表
受賞者へのプレゼントは2泊3日のシャンパーニュ旅行とシャンパンの数々
受賞者の作品紹介
千住 博さんは3人を代表して「人生のよろこびのお酒であるシャンパンを十分に楽しみながら毎日過ごしています。 今晩もおいしくシャンパンがいただけるのではないかと思っています、本日の受賞を嬉しく思っています」とあいさつ
絵画から
代表的な〝桜〟の作品。「日本は4つの季節、豊かな自然に恵まれています。私は自然のなかに身を置いて作品を描いてきました」と博さん
ヴェネツィアのヴエンナーレに招待されて出品した作品
いままですべて天然素材で描くというコンセプトだった博さんですが、蛍光塗料に出合い、その素材の素晴らしさに惹かれていきます。「蛍光塗料で描くと、昼は穏やかであっても、夜になると神秘的、ミステリアスになり、人間的な表現ができると感じています。屏風の形は海外に行くと新しい空間として捉えられています」
最近は和紙を使い、〝崖〟をテーマに作品を描いています。「西洋の紙は揉むと破れてしまいますが、和紙は破れることなく、むしろ、しなやかになってきます。日本の文化は紙を中心した文化だと思っています。だとすると、自らの傷(3・11以降)、皺のなかに美を見出していこうとする発想こそが日本文化が世界に向けて発信する次の時代へのメッセージだと思っています」と博さん
千住博さんが手掛けた『Koshu』ワインのラベルも、和の雰囲気を生かした気品あるものでした!
音楽では
「兄妹がこのような場に揃うのは何年振りのことです。我が家ではシャンパンでよく乾杯をしていました。母が亡くなった時も、母が次の世界に旅立ったことを祝う意味で乾杯をしました。献杯ではありません。今夜は母を葬送した『アンダンテ』とNHKの大河ドラマ『風林火山』のテーマ曲を披露します。 私はピアニストではないのですが、今日は特別です」と明さん
(C) Fumiko A 画像転載厳禁
凛とした真理子さんが奏でるヴァイオリンの音色が大使公邸の広間を包みこんで・・・
天上から母上の文子さんが我が子の様子を笑顔で見ているような、そんな気がしていました。
素晴らしい空間にいることの幸福感、これこそ、私にとってのジョワ・ド・ヴィーヴル!
千住3兄妹と選考委員の皆さま
心地よい良いテラスで
プレスティージュのシャンパン11銘柄のコーナーにはジョセプ・ペリエのオーナーの姿も
緑が美しいフランス大使公邸の庭園、ライトが一段と映えます!
世界に向けて躍進し続けている千住博さん。今年は千住真理子さんにとって40周年、明さんにとって30周年とのことでした。
千住3兄妹のますますのご活躍を願っています!
日本画と音楽とシャンパン、日本とフランスの融合。最高の出会いのひと時に、心から乾杯の気分でした!
6月1日に行われた〝ジョワ ド ヴィーヴル(生きるよろこび)〟賞の授賞式
当日は〝爽(シャルドネ100% 7アイテム)〟〝バランス(3セパージュ 6アイテム)〟〝濃(黒ぶどう主体 12アイテム)〟〝艶(ロゼ 6アイテム)〟〝甘口 2アイテム〟〝福(プレスティージュ 12アイテム)〟に区分されたシャンパンが揃いました。
ティエリー・ダナ駐日フランス大使は「今日はシャンパンのジョワ ド ヴィーヴルの授賞式ですが、シャンパンとジョワ ド ヴィーヴルはフランス語では同義語。生きるよろこび、これはまさにシャンパンそのものだからです。フランスには赤、白、甘口など特別なワインがありますが、シャンパンの特徴はどのようなシーンでも似合う、生命のよろこびを与えてくれるところです」と素晴らしいシャンパン賛美
(左から)選考委員の国末憲人さん、小林康夫さん、委員長の磯村尚徳さん、西角ますみさん、池田美樹さん
今年の受賞者は千住博(日本画家)、千住明(作曲家)、千住真理子(ヴァイオリニスト)の御三方
「日本で最高の芸術一家である千住家の3兄妹は、それぞれが一流の活動を行っていますが、それと共にファミリーを支えた文子さん(2013年6月没)を含めた芸術的な雰囲気がジョワ ド ヴィーヴルの賞に値すると考え、顕彰することにしました」と磯村委員長が選考理由を説明
川村玲子シャンパーニュ委員会日本事務局代表からシャンパンの贈呈
川村代表は冒頭のあいさつのなかで、ジョワ ド ヴィーヴル賞は国を越えて生きるよろこびを分かち合う〝シャンパーニュの精神〟のシンボルになる人たちを選出する賞であることを説明。加えて、シャンパーニュ委員会では17世紀から今日に至るまで世界各界の著名人のシャンパンにまつわる名言を編集していることについても言及していました。ウィンストン・チャーチルは〝シャンパンは生きることの意味を知っている人が毎日楽しむものである〟との言葉を回想録に遺しているようですが、愛馬にポル・ロジェ(著名なシャンパンメゾンでチャーチルが愛飲)と命名したシャンパン好きの首相らしい名言です!
バカラ パシフィック株式会社の小川社長から副賞の「ミルニュイ(〝千の夜〟の意味) フルーティッシモ」コレクションのブルー、クリア、ルビーのシャンパングラスが贈呈されました、安定感のある美しさ!
受賞者3人とティエリー・ダナ大使と川村CIVC日本代表
受賞者へのプレゼントは2泊3日のシャンパーニュ旅行とシャンパンの数々
受賞者の作品紹介
千住 博さんは3人を代表して「人生のよろこびのお酒であるシャンパンを十分に楽しみながら毎日過ごしています。 今晩もおいしくシャンパンがいただけるのではないかと思っています、本日の受賞を嬉しく思っています」とあいさつ
絵画から
代表的な〝桜〟の作品。「日本は4つの季節、豊かな自然に恵まれています。私は自然のなかに身を置いて作品を描いてきました」と博さん
ヴェネツィアのヴエンナーレに招待されて出品した作品
いままですべて天然素材で描くというコンセプトだった博さんですが、蛍光塗料に出合い、その素材の素晴らしさに惹かれていきます。「蛍光塗料で描くと、昼は穏やかであっても、夜になると神秘的、ミステリアスになり、人間的な表現ができると感じています。屏風の形は海外に行くと新しい空間として捉えられています」
最近は和紙を使い、〝崖〟をテーマに作品を描いています。「西洋の紙は揉むと破れてしまいますが、和紙は破れることなく、むしろ、しなやかになってきます。日本の文化は紙を中心した文化だと思っています。だとすると、自らの傷(3・11以降)、皺のなかに美を見出していこうとする発想こそが日本文化が世界に向けて発信する次の時代へのメッセージだと思っています」と博さん
千住博さんが手掛けた『Koshu』ワインのラベルも、和の雰囲気を生かした気品あるものでした!
音楽では
「兄妹がこのような場に揃うのは何年振りのことです。我が家ではシャンパンでよく乾杯をしていました。母が亡くなった時も、母が次の世界に旅立ったことを祝う意味で乾杯をしました。献杯ではありません。今夜は母を葬送した『アンダンテ』とNHKの大河ドラマ『風林火山』のテーマ曲を披露します。 私はピアニストではないのですが、今日は特別です」と明さん
(C) Fumiko A 画像転載厳禁
凛とした真理子さんが奏でるヴァイオリンの音色が大使公邸の広間を包みこんで・・・
天上から母上の文子さんが我が子の様子を笑顔で見ているような、そんな気がしていました。
素晴らしい空間にいることの幸福感、これこそ、私にとってのジョワ・ド・ヴィーヴル!
千住3兄妹と選考委員の皆さま
心地よい良いテラスで
プレスティージュのシャンパン11銘柄のコーナーにはジョセプ・ペリエのオーナーの姿も
緑が美しいフランス大使公邸の庭園、ライトが一段と映えます!
世界に向けて躍進し続けている千住博さん。今年は千住真理子さんにとって40周年、明さんにとって30周年とのことでした。
千住3兄妹のますますのご活躍を願っています!
日本画と音楽とシャンパン、日本とフランスの融合。最高の出会いのひと時に、心から乾杯の気分でした!
タグ:千住3兄弟 ジョワ ド ヴィーヴル
素敵すぎる授賞式ですね。
その場に居合わせた雰囲気を感じられて渡しも幸せです!!
by tsworking (2015-06-05 00:44)
このお三方は本当にすごいですねぇ。
by gillman (2015-06-12 07:30)