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キリストの奇跡に由来する教会放火か イスラエル6月18日 23時45分
中東のイスラエル北部にあるイエス・キリストが奇跡を起こしたとされる話にちなんで建てられた由緒ある教会で火事があり、地元の警察はヘブライ語の落書きが残されていたことから、過激なユダヤ教徒による放火事件と見て捜査を進めています。
火事が起きたのは、イスラエル北部のガリラヤ湖畔にある「パンと魚の奇跡の教会」です。18日未明、修道士が異変に気づいて駆けつけたところ、教会の入り口付近から火が出ていたということで、この火事で教会の倉庫と事務所などが焼けましたが、床に残るビザンツ帝国時代のモザイク画は無事だったということです。
「パンと魚の奇跡の教会」はイエス・キリストが5つのパンと2匹の魚を増やし、説教を聞きに集まっていた5000人を満腹にする奇跡を起こしたとされる場所に建てられた由緒ある教会で、キリスト教の巡礼者や観光客が数多く訪れます。
教会の壁にはヘブライ語で「そして偽りの偶像はつぶされる」というユダヤ教の祈りの一節とみられる落書きが残されていたほか、複数の場所から火が広がった痕跡があることから、警察は過激なユダヤ教徒による放火事件と見て捜査を進めています。
「パンと魚の奇跡の教会」はイエス・キリストが5つのパンと2匹の魚を増やし、説教を聞きに集まっていた5000人を満腹にする奇跡を起こしたとされる場所に建てられた由緒ある教会で、キリスト教の巡礼者や観光客が数多く訪れます。
教会の壁にはヘブライ語で「そして偽りの偶像はつぶされる」というユダヤ教の祈りの一節とみられる落書きが残されていたほか、複数の場所から火が広がった痕跡があることから、警察は過激なユダヤ教徒による放火事件と見て捜査を進めています。