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貝好き全員集合!プリプリ牡蠣とホタテが美味しすぎる貝専門店「貝や しるひ」

6月18日は「ホタテの日」だそうです。青森県漁業協同組合連合会とむつ湾漁業振興会が制定しました。この日になった理由は、6月がホタテの旬で陸奥湾の「むつ(6)」に通じ、ホタテの『ホ』を分解すると『十八』になることからだそうです。中野にある「貝専門のダイニングバー」にうかがって、ホタテや牡蠣を頂戴してきました。(中野のグルメ海鮮料理

貝好き全員集合!プリプリ牡蠣とホタテが美味しすぎる貝専門店「貝や しるひ」

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6月18日は「ホタテの日」だそうです。

 

青森県漁業協同組合連合会とむつ湾漁業振興会により、青森県産のホタテをPRするのが目的で制定されました。日付は、むつ湾の「むつ(6)」に通じ、ホタテの『ホ』を分解すると『十八』になることから。

 

調べてみると、ホタテをはじめとする魚介類には、栄養ドリンクに使われている「タウリン」というアミノ酸が豊富に含まれており、疲れを癒す効果があるとのこと。


これは夏バテになりやすいこの時期、食べるしかありません。

 

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というわけで今回は、中野にある貝専門のダイニングバー、「貝や しるひ」さんに伺うことにしました。


貝専門のダイニングバーとは珍しいですね。お店の名前からも貝へのこだわりを感じられます。一体どんな料理が味わえるのでしょうか?

 

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中野駅北口から、徒歩10分。

 

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到着です!

 

牡蠣の誘惑に胸の高鳴りが止まらない

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ホタテの取材に来たはずが、胸の高鳴りを抑えられません。店に足を踏み入れる前から、牡蠣トリオが誘惑してきます。

 

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かわいい貝のイラスト入りのメニュー。

とっても上手で感心してしまった文字やイラストは、店長の奥様が手がけているそうです。


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店内のブラックボードにはでかでかと、旬のおすすめが。このブラックボードも奥様作だそうです。

「生カキ3種盛り」が目に入り、牡蠣の誘惑に負けそうになりますが、ガマンガマン。
さっそくホタテメニューをいただきます。

 

グラタンという海に浮かぶ、たくさんのホタテたち

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最初に頼んだのは、「ホタテとほうれん草のグラタン」。
昼間は家族連れで来店するお客様も多く、当初はお子様のために考案されたメニューだそうです。

 

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グラタンという海に浮かぶ、たくさんのホタテたち……


ゴロっとしたホタテの食感と、チーズがたっぷり使われたグラタンの濃厚な味わいがたまりません。


重量感がある一品なので、お子様はもちろんしっかりお腹を満たしたい大人にもおすすめですね。

 

ウニとホタテ、禁断の組み合わせ

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お次は、「生ウニとホタテのタルタル」。このビジュアルが胸をときめかせます。ウニとホタテ、なんて贅沢な組み合わせなんでしょうか。

 

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たまごをぐしゃっと崩します。

 

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いただきます。

 

 

ウニと玉子が絶妙に絡み合い、贅沢に使われたホタテをデコレーションしています。
わさびがいいアクセントになっており、お酒が進みそう……と思ったら、それもそのはず、日本酒のアテとして考案された料理とのこと。


味付けのベースは、オリーブオイルと醤油。ホタテの素材の味が楽しめるので、お酒と貝が好きな方はまず食べるべき一品です。

 

他にホタテのお薦めメニューはありますか?と店長に尋ねると、今年はホタテがまだ小ぶりなので、メニューは限られているとのこと。


そこへ、「やっぱり今のお勧めは、牡蠣ですよ」という店長の鶴の一声。

 

 

すいません、牡蠣の誘惑に負けました

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どうですか、このビジュアル。生カキ三種盛りです。

 

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店長さんにお気遣いいただき、スパークリングワインをいただきます。リーズナブルで貝に合わせやすい味わいが人気の、チリワイン「バルディビエソ ブリュット」。

カキは塩気が少ない順に、そのままいただきます。

 

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まずは一番小ぶりな「長崎県五島産真カキ」。

クリーミーな味わい。クセがなくとっても食べやすいです。

 

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次は、「岩手県赤崎産真カキ」。でかっ。

 

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生カキは一口で食べる主義の私ですが、これは箸で持ち上げるのに一苦労。口いっぱいに頬張ると、言いようのない満足感!

 

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最後は、有名なブランド牡蠣でもある「三重県的矢産岩カキ」。生産者のこだわりでタグがついています。

 

前の二つが真カキで養殖なのに対して、こちらは岩カキ。岩カキは夏限定とのことで、塩気があるフレッシュな味わいを楽しむことができます。

 

「牡蠣は同じ県のものでも産地によって味が違います。好みがあると思うので、食べ比べて一番好きな牡蠣を見つけてもらえたら嬉しいです」と店長。

 

 

デザートの最中もホタテ型

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さて、最後に欠かせないのはやっぱりデザート。ホタテの形の最中は、「貝専門店なのに普通のアイスじゃ面白くない」という店長のこだわり。

 

本日は「ティラミスアイス最中」を頂きました。他にもバニラ、抹茶あずきと全3種類の貝殻最中を味わうことができます。

 

 

店名にこめられた意味とは

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「貝や しるひ」は2年半前にオープンし、店長と奥様、店長のお母様の3人で切り盛りしています。もともと店長と奥様は、シーフードレストランで一緒に働いていました。貝をコンセプトにしたお店を開くことは、奥様のアイデアだったそうです。

 

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貝が好きな人は多いけれど気軽に入れる専門店は少なく、知名度があるのは一部の貝だけ。


店名の「貝や しるひ」には、「今日が貝について『知る日』になってほしい」という思いが込められています。

 

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お話を伺いながらも仲のいい様子が伝わってくる、店長の暮沼さんと奥様。


「生と焼きだけでなく、貝には様々な食べ方があるということを知ってもらいたい。貝を楽しんで食べてもらうことが一番ですね」


現在、新メニューの準備が着々と進められているとのこと。はしご酒が好きな中野の皆様に、〆となるラーメンやパスタを考えているそうです。


最後に、店長から「貝好きの方、お待ちしています!」とメッセージを頂きました。

 

「貝や しるひ」で貝への愛を深めてみてはいかがでしょうか? ホタテをはじめとするバラエティ豊かな貝料理に、目移りすること間違いなしです。

 

紹介したお店

貝や しるひ
住所:東京都中野区新井1-2-11-1F
電話:03-5942-9461

 

 

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「人と料理の交差点」をテーマに、単なる料理の技術を学んでいただくための教室ではなく、お友達や家族に笑顔を届けてもらえるようなレッスンを展開中。笑顔と歓喜溢れるレッスンには、毎回多くの人が集まる。
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文:23番地cook専属ライター 佐藤 結衣(さとう ゆい)

好奇心旺盛なアラサー女子。好き嫌いと二日酔い経験がないことが自慢です。接客業で培った人見知りしない性格を武器に、食に関するみんなの「知りたい」をカタチにしていきます。

                             
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