命に限りあるは世の習い
何れ旅出るは人の定めと
当たり前を改めて知らば
命あらば学べるを学びて
志あらば夢を語り給いて
友と盃を酌み交わすべし
暑きも寒きも心地よきも
今生の愉悦を味わうべし
然らば全ては有り難きに
涙ぞ溢るるや。
人に害する事の有らずば
世に益するも有らずして
天寿天命を知るでもなく
況してや語るでもなくと
斯くの如きの者と為れど
大言壮語は妄想の如しと
笑われるは承知の上為り
道化を演じるを厭わずや
覚悟の者と為れり。
煩悩こそ人そのもの為り
斯く思い楽しむもひとつ
たぎる思いの止み難くと
吾が事より人の事を案じ
身の程知らずを弁えずと
人の謗りを受けようとも
天下国家を憂うる者達の
思う思わぬは人それぞれ
とやかくは申さじ。
吾が魂は唖然といたすも
吾が身体はうち震えたり
同心円に拡がれる渦巻の
その中心周辺に在れるは
余りの事と畏れ平伏して
黙して語らずや。
天の発する処の神問答は
問いをもって神意と為し
状況をもって問と為すや
問を悟れば解は遠からず
一の状況に百の様在りて
百問と百悟は様々為れど
其の霊妙霊覚の通りにと
境地境涯は徳の故為り。
| ホーム |
次のページ»»