ランニングウォッチのおすすめはこれだ!機能性に優れたGPSウォッチを比較してみた。
ランニングやマラソンをやる上で、欠かせないものは?
と聞かれたら、何と答えるでしょうか?
ランニングウエア上下とランニングシューズ。
確かに必要ですね。
ランニング用のソックス。
間違いないです!
それ以外には?と聞かれたら、私は必ずこう答えます。
「ランニングウォッチ」だと。
なぜなら、ランニングウォッチひとつで実に様々な数値計測ができるからです。
数値計測ができれば、何を改善すればいいのかが分かります。
そして、数値が改善されればモチベーションを維持するだけでなく、向上させることだってできますよね。
計測できるものは必ず改善される!
わけですから。
ランニングウォッチではなく、スマートフォンアプリでも数値計測はできます。
ですが、計測できる範囲に限りがありますし、何より重い。
スマホアプリのGPS機能は、まだまだ・・・と言った感じです。
仮にランニング中にスマートフォンを壊してしまえば、生活に支障をきたしてしまいます。
なので、できる限りスポーツウォッチを活用したいところです。
で、次に出てくる問題としては、どんなスポーツウォッチを選べばいいのかわからない・・・。
購入するとしたら、おすすめはどんな時計ですか?
という疑問も出てくるはずです。
今はランニングブームということもあり、国内外の様々な企業が様々な機能を持ったスポーツウォッチをリリースしています。
さらに、目的によっても選びたいランニングウォッチは変わるんです。フルマラソンを走れればいい、という人とウルトラマラソンを中心に走る人では、選ぶものも変わってきます。
そこで今回の記事では、特におすすめする機能性に優れたGPS付きランニングウォッチを比較してみることにしました。
※できる限り比較項目を絞ったつもりです。
今回比較するブランドは①EPSON(エプソン)②SUUNTO(スント)③GARMIN(ガーミン)の3社です。
まずは、この3社のスポーツウォッチを比較しておけば間違いはないいでしょう。
この記事の目次
EPSON(エプソン)
日本社製のスポーツウォッチと言えば、セイコーとエプソンです。セイコーには「スーパーランナーズ」という老舗のスポーツウォッチがありますが、残念ながらGPS付きのスポーツウォッチはありません。
ということで、スポーツウォッチ日本代表としてエプソンからリリースされている商品を見て行きましょう。
エプソンの良いところは、日本社製ということもあり、国内でのGPSの正確性は抜群です。
下記の全てのアイテムに全世界自動補正機能が付いているので、海外レースに参加するランナーにとっても安心です。
注意点としては、WEBアプリ「Neo Run」がMacに対応しているのかどうか?という点です。
順次バージョンアップをされているようですが・・・。
①Wristable GPS SF−810 B/V
エプソンWristable GPSシリーズの最上位版で、何と言っても最大の特徴は時計内に脈拍計測機能が搭載されていることでしょう。
つまり、心拍ベルトが必要ありません。
<スペック>
サイズ(厚さ) 14.2mm
重量 約52g
防水機能 5気圧(50m)
動作時間 GPS機能稼働時(脈拍計速ON時) 20時間
GPS機能稼働時(脈拍計速OFF時) 24時間
時計表示時(オートスリープON時) 16日間
※オートスリープON時とは1日10時間スリープさせた状態の時のことを言う。
動作温度 −5℃〜50℃
メモリー可能時間 70時間
最大ラップ数 2048
心拍計測 時計に内蔵
通過ラップなどをアラームと共に振動で知らせるバイブレーション機能も搭載しているため、走りに集中できます。
標準価格:¥37,800(税抜)
ブラックに関する詳細はこちら
パープルに関する詳細はこちら
②Wristable GPS SF−710 S
<スペック>
サイズ(厚さ) 13.6mm
重量 約59g
防水機能 5気圧(50m)
動作時間 GPS機能稼働時 30時間
時計表示時(オートスリープON時) 16日間
動作温度 −5℃〜50℃
メモリー可能時間 70時間
最大ラップ数 2048
心拍計測 オプションでHRモニターベルト購入の必要あり
通過ラップなどをアラームと共に振動で知らせるバイブレーション機能も搭載しているため、走りに集中できます。
標準価格:¥33,143(税抜)
商品に関する詳細はこちら
③Wristable GPS SF−510 T
<スペック>
サイズ(厚さ) 11.8mm
重量 約49g
防水機能 5気圧(50m)
動作時間 GPS機能稼働時 30時間
時計表示時(オートスリープON時) 16日間
動作温度 −5℃〜50℃
メモリー可能時間 70時間
最大ラップ数 2048
心拍計測 オプションでHRモニターベルト購入の必要あり
バイブレーション機能無し。
標準価格:¥28,381(税抜)
商品に関する詳細はこちら
④Wristable GPS SF−310 G/W
<スペック>
サイズ(厚さ) 12.8mm
重量 約50g
防水機能 5気圧(50m)
動作時間 GPS機能稼働時 30時間
時計表示時(オートスリープON時) 16日間
動作温度 −5℃〜50℃
メモリー可能時間 70時間
最大ラップ数 2048
心拍計測 オプションでHRモニターベルト購入の必要あり
ピッチ/ストライド計測不可
インドア不可
バイブレーション機能無し
標準価格:¥23,620(税抜)
ブラックに関する詳細はこちら
ホワイトに関する詳細はこちら
⑤Wristable GPS SF−110 B/G/C
<スペック>
サイズ(厚さ) 14.5mm
重量 約44g
防水機能 5気圧防水
動作時間 GPS機能稼働時(活動量計ON時) 最大7時間
GPS機能稼働時(活動量計OFF時) 最大10時間
時計表示時(活動量計ON時) 最大7日間
時計表示時(活動量計OFF時) 最大10日間
動作温度 −5℃〜50℃
メモリー可能時間 約13時間
最大ラップ数 1スプリットあたり200
心拍計測 オプションでHRモニターベルト購入の必要あり
ピッチ/ストライド計測不可
インドア計測可能
バイブレーション機能無し
活動量計測機能が付いているため、一日の活動を数値化できるのが特徴。
活動量計をONにしておけば、歩数・消費カロリー・移動距離を計測し、予め設定した歩数目標に対する達成度合いをステイタスバーとして表示してくれるので、ダイエットをしている人にオススメのランニングウォッチです。
標準価格:¥19,800(税抜)
ブラックに関する詳細はこちら
グリーンに関する詳細はこちら
カリビアンブルーに関する詳細はこちら
※付属品の心拍計測用ベルト(HRモニター)は標準価格8,000円(税抜)にて販売しています。
SUUNTO(スント)
フィンランドにある精密機器メーカーであり、マラソンやランニングだけでなく、トレイルラン、登山、トライアスロンに至るまで様々なスポーツ愛好家が使用しています。
現在スントはアメアスポーツコーポレーションに買収され、日本ではアメアスポーツジャパンが製品を展開しています。
スントのランニングウォッチと言えば、AMBITシリーズでしょう。
他の2社に比べ、重量感があるので、重い時計が気になる方や女性向きではないかもしれませんね。
スマートフォンアプリ、Movescountで様々なデータ計測ができるとともに、データをユーザー間で共有することもできます。
因みに、筆者はSUUNTOユーザーですが、Movescountで作成するSUUNTO Movieがなかなかのお気に入りです!
①AMBIT 3 SPORT
ラン、バイク、スイムと、高精度の計測機能を備えたマルチスポーツ対応GPSウォッチです。
<スペック>
サイズ 幅50×高さ50×奥行き15.5mm
重量 約80g
防水機能 5気圧(50m)
動作時間 最大8時間/GPSデータ取得頻度1秒毎
最大12時間/ GPSデータ取得頻度5秒毎
最大25時間/GPSデータ取得頻度60秒毎
最大15日間/時計画面表示のみ
心拍計測 オプションでHRモニターベルト購入の必要あり
標準価格:¥46,000(税抜)
心拍ベルト無しのAmbitはこちら
心拍ベルト付きのAmbitはこちら
②AMBIT 3 RUN
ランに特化した、ランナーのために開発されたGPSウォッチです
<スペック>
サイズ 幅50×高さ50×奥行き15.5mm
重量 約70g
防水機能 5気圧(50m)
動作時間 最大10時間/GPSデータ取得頻度1秒毎
最大15時間/GPSデータ取得頻度5秒毎
最大100時間/GPSデータ取得頻度60秒毎
最大14日間 (時計画面表示のみ
心拍計測 オプションでHRモニターベルト購入の必要あり
標準価格:¥39,000(税抜)
心拍ベルト無しのAmbitはこちら
心拍ベルト付きのAmbitはこちら
※付属品の心拍計測用ベルト(HRモニター)は標準価格6,000円(税抜)にて販売しています。
GARMIN(ガーミン)
ガーミンはアメリカのカンザス州に本社を置く、ナビゲーションや通信機器を製造・販売する企業です。
ランニングウォッチは特に軽量性に優れたシリーズを多く取り扱っており、シリーズのバージョンアップも早い印象があります。
ガーミンにはGarmin Connectという、Garminが無料で提供するインターネットコミュニティサイトがあり、このサイトへ取得したデータをアップロードすると、データの保存、解析、軌跡表示や、他ユーザーとのデータ共有が出来ます。
ガーミンは多様なコンテンツを揃えていますが、今回は特にランナーの利用が多い、ForeAthlete 920XTJとForeAthlete 620J、ForeAthlete 220Jの3つを比較してみることにしましょう。
①ForeAthlete 920XTJ
ラン、バイク、スイム、その他と4種類のスポーツモードを簡単に切り替え可能な時計です。
どちらかと言うと、トライアスロン専用のスポーツウォッチだといえるでしょう。
<スペック>
サイズ(厚さ) 12.7mm
重量 約61g
防水機能 50m完全防水
動作時間 トレーニングモード 約22時間
ウルトラトラックモード 約38時間
時計モード 約4か月
保存可能トレーニングデータ 約100時間
心拍計測 オプションでHRモニターベルト購入の必要あり
標準価格:¥45,800(税抜)
ブラックブルーに関する詳細はこちら
ホワイトレッドに関する詳細はこちら
②ForeAthlete 620J
<スペック>
サイズ 幅45×高さ45×奥行き12.5mm
重量 約43.6g
防水機能 50m完全防水
動作時間 トレーニングモード 約10時間
時計モード 約6週間
保存可能トレーニングデータ 約200時間分の走行軌跡ログデータ
心拍計測 オプションでHRモニターベルト購入の必要あり
ForeAthlete620Jにはバイブレーション機能が搭載されているので、大会や人混みの多い場所であっても的確に情報を伝えてくれます。
標準価格:¥36,800(税抜)
心拍ベルト無しの製品はこちら
心拍ベルト付きの製品はこちら
③ForeAthlete 220J
<スペック>
サイズ 幅45×高さ45×奥行き12mm
重量 約40.7g
防水機能 50m完全防水
動作時間 トレーニングモード 約10時間
時計モード 約6週間
記録可能なデータ 約1,000ラップ
心拍計測 オプションでHRモニターベルト購入の必要あり
ForeAthlete220Jにはバイブレーション機能が搭載されているので、大会や人混みの多い場所であっても的確に情報を伝えてくれます。
標準価格:¥26,800(税抜)
ブラックレッドに関する詳細はこちら
ホワイトバイオレットに関する詳細はこちら
※付属品の心拍計測用ベルト(HRモニター)は標準価格8,000円(税抜)にて販売しています。
まとめ
以上、3社のランニングウォッチを比較してみましたが、いかがだったでしょうか?
どれを購入するか?
という視点で見ると、多くのランナーが比較する点としては
①価格
②心拍計購入の有無
③GPS起動時の稼働時間
の3つではないでしょうか。
※デザインが気に入れば尚良いですね!
筆者自身は何をおすすめするかというと、最強のコスパとオールマイティーさが売りのエプソンのWristable GPS SF−810です。
心拍計が時計に内蔵されているというのはやはり大きいわけです。
参考にしていただければ幸いです。