2015年6月18日15時38分
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は17日、フジテレビが3月8日に放送したバラエティー番組「ニュースな晩餐会(ばんさんかい)」について審理入りすると発表した。番組では食品工場でのストーカー行為などを、関係者から提供された映像や再現ドラマを使って取り上げた。ストーカーとされた男性から「自分と特定され、退職せざるをえなくなった」と申し立てがあった。フジテレビは「映像にはマスキングを施し、音声を変更した」などと反論している。
この日の放送では、工場でいじめをしていたとされた女性からも「名誉を毀損(きそん)された」と申し立てがあり、BPOが審理を始めている。
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