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バス釣りと共に
バス釣りに人生を掛けた名も無き愚か者の話し

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PEラインは別に夢のラインじゃない。

ただ、最もバランスの優れていると個人的に思ってるナイロンラインが
釣り糸としての耐候性や耐水性が低いという欠点が存在する以上
どうしてもランニングコストは高くなってしまう。

PEラインは初期投資こそ高くつくが
その圧倒的とも言える寿命の長さから
巻き替えの頻度は極めて少なく出来る可能性が高い。


物にもよるが
ナイロンラインが釣行3〜5回が品質を保つ限界
期間でいえばおそらく1ヶ月程度しかもたないのに対して

PEラインは酷使したとしても釣行3〜5回は余裕で持ち
期間だけでいえば余裕でワンシーズン
物によれば1年
中には4年はもつ物もあるとも言われている。
(2年使用後逆巻き)



強度が必要な釣りなら必須ではあるが
別にそこまでの強度が必要とならない釣りにおいても
PEラインのもつ耐久性は捨てがたいものがある。

実際アメリカのバスプロの中には
巻き替えの頻度を極力減らしたいからとPEライン(ブレイドライン)をメインに巻いてるプロも確かいた。
プロは年がら年中釣りをしてる為にラインに掛かる経費というのは馬鹿にならない。
仮にメーカースポンサーを受けていたとしても
無限にライン供給をされるわけもなく、やはりある程度の耐久性と言うのは無視できない存在なのだろう。




現時点私はジャーキング用のタックルに
PE下巻き+ナイロンリーダー20m
というセッティングを主に使用している。

だがこのリーダー部分をもっともっと短く出来たら?
さらにランニングコストを安くすることができるかもしれない。

これがPEラインをメインに使用する機会を設ける理由となったわけだ。






PEラインの向いていないといわれる釣り方
その一つに巻物がある。
だが、自分で確かめてないことをそのまま妄信する事など俺には出来ない。
ならばやってみればいい。

私は、PEラインをメインとしたタックルをもって釣りに出かけていった。
ま、さすがに直結ではないけどね。




リーダーはUSシルバースレッドAN40 17lbをヒトヒロ。
これで先日一日やり通してみた結果をファーストインプレッションとしてここに記そう。



結論から言えば
良い所は本当に素晴らしいが
悪いところはどうしようもなく悪い
という特徴がはっきり出た感じだ。



まずPEラインを使用する上で感じたメリット。

1.感度が良い
なんというか非常に当たり前のことなのだが
むしろこの為だけにPEラインを導入しても良いぐらいだ。

PEラインの感度に慣れてしまえば
ナイロンラインはまるでゴムひもを引っ張ってるかのような
もう何をしているのかよく分からない。

それほどまでにPEラインのもつ感度は驚異的だった。


そう
ルアーのウォブリング一振り一振りが
フックが僅かに拾ったウィードが
リップが小突いた底質の違いが
そしてもちろん、極めて矮小なバスのアタリが
まさに手に取るようにわかるのである。


感度というのものには
人間側の感度道具側の感度があると私は思っていた。

人間側の感度が低ければ、いくら道具側の感度が高くても意味がないと。
逆に言えば人間側の感度が高ければ、道具側の感度がちょっと低くてもカバーできると。
そう思っていた。

実際私はクランクベイトを使用していて
最も分かり辛いといわれるほんの少し軽くなるような
ルアーのウォブリングだけが消えるような
俗に言うテンションフリーとかウェイトフリーと言われる微細なアタリも
極限まで集中した手の感覚によってモノにしてきたのも事実だ。
『あれを獲れるになったら大したものだ』と
自画自賛していた。


だがPEラインはいとも容易くそれを再現してしまう。
適当に投げて、ぽけーっと巻いてくるだけで
このテンションフリーと言われるアタリを取れてしまう。
集中などしなくても、ルアーがカバーに当たった時とバスのアタリの違いを明確に感じる事ができてしまう。


圧倒的に釣りが楽になる。


これほどまでとは思わなかったが
これの為に全てのタックルをPEラインにしても良いのではと思えるほどだった。

感度が良ければ釣れるわけではないが
何をやってるのかわからないと言うのはやはりそれだけでハンデになるのだと思う。
ましてやカバーの接触具合とアタリの違いが不明瞭というのは
獲れる魚の数にも影響してくる気がする。

PEラインを使用して
まず最初に感じた大きなメリットはこれだ。



2.強い
というより伸びがないことによってロッドパワーが無駄なく伝わるようになったというべきだろう。
ウィードにルアーがスタックした時にロッドを煽ってウィードを引きちぎるのだが
ナイロンラインを用いた場合仮にMパワーのロッドを使用したとしてもなかなか千切れるものではなかった。

だがPEラインを用いれば
例えMLクラスのロッドを用いてもバシバシウィードが切れるのだ。
特にこれは遠距離になればなるほど顕著であった。

ウィードを煽り切ろうとロッドを振ればわかる。
どれだけラインの伸びによってパワーがスポイルされていたのかという事が。

PEラインは、この点ではまさに最強と言ってもいいかもしれない。



3.ライントラブルが少ない
これは意外だったのだが
バックラッシュが案外しないのだ。

というかナイロンラインでは多少ラインが浮いたところで問題にはならないのだが
PEラインは少しの浮きで糸が絡んでしまう。
まぁこれだけ書けば欠点なのだが
その絡みは意外と簡単に解けることが大半なのだ。


ナイロンラインを使用すると
バックラッシュした時に再起不能までいかなくともラインにやたらとダメージを与えるレベルで絡む事が多々ある。

PEラインはそこまでの大バックラッシュが起こる前に絡んでスプールが止まってくれるのだ。


これは一概にデメリットという感じはしなかった。


もっとも重たいルアーをフルキャストした時に糸が絡んだら一発で終わりそうであるから
完全にメリットとも言えないが。



次にPEラインを使用する上でのデメリットだ。

1.弾く
もうこれに尽きる。

バスがルアーを弾く?
ホンマかいな
それってPEに伸びがないからフッキング強すぎなんじゃね?
もっと弱くフッキングするかドラグゆるっゆるにすればおkなんじゃ?

とか色々思っていたのだが
そんな事はどうでも良かったんだなと思うぐらい弾く。

明らかに乗ってないとおかしいだろ
って言うバイトですら弾く事があった。
ドラグを緩めようがフッキングを弱くしようが結果は芳しくなく
そんな小手先の技術じゃあどうしようもなかったのだ。


まぁ弾くと言っても
今までナイロンラインだと10匹獲れてたところが
PEラインを用いると7匹になった
ぐらいの感じではあるが。

それに自分の使ってるタックルがカーボンロッドのしかもファーストアクションであるが故に
ここまでぷんぷん弾くんだという考えも出来る。

なので絶対的な欠点とは言いがたいのだが
少なくとも同じタックルを用いた時にナイロンラインよりは確実に弾くと思う。
これをカバーする為には
ロッドかリーダーかを工夫するしかなさそうだ。


2.フッキングが甘くなる
これは弾くという事にも繋がるのだが
仮に乗ったとしても意外とフッキングが決まっておらずバレやすいという印象を受けた。

伸びが少ないからフッキングパワーが無駄なく伝わると思ってたのだが
実際のところPEラインを使用するとかなり掛かりが浅いことが多い。
原因は不明だ。

オートリリースをする時にPEラインは容易く外れてくれるのだが
ナイロンラインを使うとオートリリースでは外れないなんて事が結構あった。

ねとっとしたナイロンの特徴が
いい感じの針掛りを誘発してくれるのだろうか
それとも吸い込みのよさからがっちりフッキングしてくれるのだろうか
その辺はわからず仕舞いだが
PEラインではフッキングが甘くなる傾向にはあると思う。



3.飛ばない
飛距離重視にPEラインを使用する人が多いと思うが
あれば
『同じ強度ならばより線径を細くできる』という考えのもと
細いラインを使用するからこそであって
同じ太さであれば
多分ナイロンやフロロよりも飛ばないのがPEだ。

まぁ空気抵抗とか受けやすいしね。


PEをメインに巻いてたリールがいつもと違うというのも一つの原因だったのかもしれないが
使ってみた感じルアーの伸びが足りない気がした。

4.感度が悪い
さっきと言ってる事がちげーじゃねぇか!
なんて言われそうだが
PEラインの感度はあくまでもラインを張っている状態でこそ発揮するものであって
その柔らかさから糸がたるんだ状態ではまったく振動を伝達しないのである。

これどれくらいのたるみで駄目かというと
基本的に人間側が自分からルアーを動かしてない限りは感度は無に等しいと思っていいと思う。
つまりは、バイブレーションとかスピナベをカーブフォールさせた時のあのたるみ。
あれでもうアウトだ。
ラインを見ない限りは着底すらほとんどわからないときた。
ましてやアタリなんてわかるはずもない。


例えばバイブレーションのリフト&フォールとか。
リフトさせている時の感度は驚異的なのだが
フォールさせている時の感度はまさにゴミ以下だ。
全く使い物にならない。
少しでも糸をたるませる部分がメインとなる釣りでは
PEラインは使えない。

例外的に言うなら
トップやワームの釣りなら使えるだろう。
トップはアタリを感じ取る必要が皆無であるし
ワームならばテンションを張ったときまで魚が離さないことも多いだろうからだ。

だがたるんだ一瞬にリアクション的にバイトするアタリを取るのは
PEにはほぼ無理だろう。







まぁ今のところこんな感じだろうか。
普通に考えたらPEラインをメインにするのはちょっと得策ではない感じなのだが

なによりもあの感度は捨てがたいのだ。
釣りが凄く楽になる、効率が良くなるのである。

ただ魚を獲ることに関しては
ナイロンラインの方が上なのかなと感じなくもない。

ロッドとの組み合わせ、リーダーの組み合わせでまだまだ変わりそうではあるが
その辺は要検証だろう。


さてさてPEラインがメインになるためには何が必要なのかな?

この記事に

  • グラスでたわみ作る感じで
    グラス使ってました
    ( ̄▽ ̄;)あんましよく分からなかったけど

    雅猿

    2015/6/18(木) 午後 0:43

    <<コメントに返信する
  • 顔アイコン

    > 雅猿さん
    まぁPE使うならグラスって感じはしますね
    少なくとも巻物に関しては

    カーボンだとぴんぴん弾きますw

    [ sora__rara ]

    2015/6/18(木) 午後 1:22

    <<コメントに返信する
  • PE巻き物で50、カバー打ちで66、でやってた時期ありますが当然ですがもうこの用途でPEはありえません(^_^;)

    太いとバックラはほぼ無しでしたが弾くのとフッキングの弱さは酷かったです。

    巻き物は丸呑み貫通はほぼ無かったですね。
    打ちは向いてそうですが手元に感じた瞬間フルフッキングしないとすぐ吐かれてました。
    巻き物も打ちもテンション緩めでやるとやはり感度悪いですね。

    ヘビーカバーでもラインブレイクしないのは最大のメリットな気がします。

    僕の感覚ではナイロンが圧倒的にいいです。

    もちろんタックルバランスや腕でも変わりそうですね、
    フロッグのフッキングパワー伝わるのはなぜでしょうか?
    どう考えてもフッキングパワー伝わりにくい気がしてました。
    僕がPE使って感じた謎です。笑

    [ kurodakouji ]

    2015/6/18(木) 午後 2:07

    <<コメントに返信する

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