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詐欺グループ 捜査警戒し拠点次々移動か6月18日 12時51分
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太陽光発電事業を巡るうその投資話で現金をだまし取ったなどとして、東京の詐欺グループのメンバー40人が逮捕された事件で、このグループが、2、3か月ごとにうその電話をかける拠点を移していたことが分かりました。建物の管理人が訪れた直後に移転したこともあったということで、警視庁は捜査を警戒していたとみて調べています。
この事件は、太陽光発電事業へのうその投資話を持ちかけて72歳の女性から現金500万円をだまし取ったなどとして、東京・台東区や新宿区などを拠点にしていたグループの40人が詐欺などの疑いで逮捕されたもので、指示役だったとみられる無職の大野春水容疑者(27)らが、18日送検されました。
警視庁によりますと、このグループは、これまでの1年半におよそ15の架空の会社の名前を使って社債の購入などを持ちかける詐欺を繰り返し、被害の総額は全国で20億円を超えるとみられています。
これまでの調べで、グループは複数の拠点を持ち、それぞれ別の会社の名前を使ってうその電話をかけていましたが、2、3か月ごとに拠点を移していたということです。拠点の周辺をメンバーに見回りさせていたほか、建物の管理人が様子を見に来た翌日に部屋を退去して拠点を移したケースもあったということです。
警視庁は捜査を免れるために警戒を強めていたとみて、グループの活動の実態を詳しく調べいます。
警視庁によりますと、このグループは、これまでの1年半におよそ15の架空の会社の名前を使って社債の購入などを持ちかける詐欺を繰り返し、被害の総額は全国で20億円を超えるとみられています。
これまでの調べで、グループは複数の拠点を持ち、それぞれ別の会社の名前を使ってうその電話をかけていましたが、2、3か月ごとに拠点を移していたということです。拠点の周辺をメンバーに見回りさせていたほか、建物の管理人が様子を見に来た翌日に部屋を退去して拠点を移したケースもあったということです。
警視庁は捜査を免れるために警戒を強めていたとみて、グループの活動の実態を詳しく調べいます。