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FIFA マネーロンダリング疑いの取り引き捜査
6月18日 7時48分

FIFA=国際サッカー連盟を巡る事件で、スイスの検察は、マネーロンダリングの疑いがある53件の銀行取り引きのデータを入手し、事件との関連を捜査していることを明らかにしました。
FIFAを巡っては、多額の賄賂の受け渡しなどがあったとして、アメリカの司法当局が前副会長ら合わせて14人を組織的不正の罪で起訴したほか、スイスの司法当局も、ワールドカップの2018年のロシア大会と2022年のカタール大会の開催地を選ぶ過程で不正が行われた疑いがあるとして捜査しています。
スイスのラウバー検事総長は17日、現地で会見し、銀行からマネーロンダリングの疑いがある53件の取り引きのデータを入手し、事件との関連を捜査していることを明らかにしました。
さらに、ラウバー検事総長は「関係するすべての人から事情を聴く」と述べるとともに、必要があればFIFAのブラッター会長やバルク事務局長からも事情を聴く考えを示しました。
スイスの司法当局は、FIFAなどから提出を受けた合わせて9テラバイトのデータを分析し、捜査を進めているということです。
2018年と2022年のワールドカップを巡り、FIFAの監査委員会の委員長は、不正が確認された場合は開催地の選定をやり直す可能性もあると述べています。

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