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組み体操事故相次ぎ文科省通知

06月17日 09時25分

組み体操事故相次ぎ文科省通知

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学校の運動会で行われている、子どもたちの組み体操で事故が相次いでいることから、文部科学省は、全国の教育委員会などに対し、事故防止の対応を求める通知を出しました。
多くの学校の運動会で行われている組み体操は、近年、規模が大きくなる傾向があり、平成25年度に組み体操によって子どもがけがをした事故は、全国の小学校だけでも6300件余りにのぼっています。
事故は、今年の春の運動会の練習中にも各地で起きていて、千葉県松戸市の小学校では、子どもが、円形になって積み上がる「タワー」で、一番上の子どもが転落して脳出血を起こす大けがをしました。
こうした事態を受けて、文部科学省は、全国の教育委員会などに対し、体育活動中の事故防止の対応を求める通知を出しました。
この中では、体育の授業や運動会での事故を防ぐための対策を再度確認するとともに、必要に応じて組み体操を含めて体育や運動会の内容の見直しなどを求めています。
文部科学省スポーツ・青少年局の日向信和参事官は「十分な安全が保てないのであれば行うべきではないと思います。学校で安全指導の計画をきちんと作り、運動会に臨むことが大事だ」と話しています。

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