日本にいるときに,ドイツだけでなくもう少しほかの情報収集をしておくべきだったと思いました。
ドイツ大使館から,日本人の亡命申請は受け付けていないなんて言われて腹が立ちましたが,他の大使館にもヒアリングして,比較検討すべきでした。
そこは明らかに私の落ち度です。
ドイツはそれだけ審査が厳しかったから,そう言ったのかも知れないのです。
その観点は抜け落ちていました。
アメリカやカナダであれば,日本人でも申請は可能だと言ってくれたかも知れません。
と思って,ではいまからアメリカやカナダに申請するとすれば,ハンブルクの領事館に問い合わせればと思い,検討してみました。
http://germany.usembassy.gov/about/addresses/
U.S. Consulate General Hamburg
Alsterufer 27/28
20354 Hamburg
Federal Republic of Germany
Tel.: +49-40-411 71-100
After-hours emergencies only: +49-40-411 71-300
Fax: +49-40-41 32 79 33
http://hamburg.usconsulate.gov/http://hamburg.usconsulate.gov/
Public Transport: From the main train station (Hauptbahnhof) take the S-Bahn 11, 21 or 31 one stop to Dammtor Bahnhof. From there it is a short walking distance to the consulate. Walk down Alsterterrasse and then turn left into Alsterufer. Alternatively, from the main train station take the U1 subway to the stop Stephansplatz or Bus 109 to Fontenay.
Attention: As of July 1, 2007 the Consular Section in Berlin provides American Citizens Services for Hamburg, Bremen, Niedersachsen, Schleswig-Holstein, and Mecklenburg-Vorpommern more
アメリカは,ハンブルクに領事館はありますが,最下段にあるとおり,一般市民には開かれていないようです。
そして,ベルリンのほうまで行かねばならないとのことです。
Embassy of the United States Berlin
mail address:
Clayallee 170
14191 Berlin
Federal Republic of Germany
Tel.: +49-30-8305-0
Closed on American and German holidays
For Mail pertaining to U.S. Visas
Non-Immigrant Visa Section
U.S. Embassy Berlin
Clayallee 170
14191 Berlin
For U.S. passport renewals and other services for American citizens:
American Citizen Services Section
U.S. Embassy Berlin
Clayallee 170
14191 Berlin
Public Transport to Clayallee: from Zoo Station (Bahnhof Zoologischer Garten), take the U9 two stops to Spichernstrasse, then take the U3 to Oskar-Helene-Heim.
Buses from Zoo Station: X10, 110.
Travel times and alternative routes
Non-Immigrant Visa Section
No walk-in service.
For Visa Appointments please call: Tel 0900 - 1 85 00 55, 7am to 8pm, Monday - Friday (EUR 1,86/min)
For information from outside Germany:
Fax: +49-30-831-4926
American Citizen Services
Routine calls: +49-30-8305-1200, 2-4 pm, Monday through Thursday (except German and American holidays and the last Thursday of each month).
Emergencies only: +49-30-8305-0
Fax: +49-30-8305-1215
Opening Hours:
The American Citizen Services unit provides passport, notarial and other citizenship services by appointment only. We do not accept customers without an appointment except in cases of emergency. Please see our website http://germany.usembassy.gov/acs/berlinacs/ for more details
We are closed on American and German holidays
E-mail: American citizens in the Berlin area with specific problems that are not addressed on the ACS pages may e-mail the American Citizen Services sections of the U.S. Embassy Berlin at ACSBerlin@state.gov.
Please include your name, telephone number with Vorwahl (area code) and your address in Germany with Postleitzahl (zip code) in your e-mail so that we may respond as appropriate.
コレを読めば,亡命申請まで書いてなくて,けっこうものものしい感じに読めます。
また,カナダのほうも確認してみましたが,
http://canadaonline.about.com/gi/o.htm?zi=1/XJ&zTi=1&sdn=canadaonline&cdn=newsissues&tm=29&f=00&tt=2&bt=9&bts=9&zu=http%3A//www.canadainternational.gc.ca/germany-allemagne/index.aspx%3Flang%3Deng
Embassy of Canada
Leipziger Platz 17, 10117 Berlin, Germany
Tel: +49 (30) 20 312-0
Services offered in Berlin
After hours emergency contact information
Office Closures
Section specific contact information and hours of operation
Contact the Trade Section, Berlin
Contact the Public Affairs Section, Berlin
Contact the Consular Section, Berlin
Contact the Consular Section, Düsseldorf
Contact the Consular Section, Munich
Additional Offices in Germany
Consulate of Canada, Düsseldorf
Consulate of Canada, Munich
Consulate of Canada, Stuttgart
とのことで,ハンブルクには領事館はないようです。
かつてあったけれども閉められたようです。
アメリカ,カナダとも,ベルリンまで行かなければならないのはネックではあります。
私の貯金を見たところ,丁度400ユーロありました。
そして,100ユーロ程度はVDSLの解約までの費用として見たいので,使えるのは250~300ユーロといったところでしょうか。
昨年ベルリンからノイミュンスターに行ったときのチケットが確か80ユーロほどだったと記憶しているので,ベルリン片道切符は可能と思います。
しかし,ベルリンで放り出されるとあとがありません。
では,韓国はといえば,
http://www.korea-hamburg.de/?t=1371065843126
Adresse und Öffnungszeiten des Generalkonsulats
Adresse:
Generalkonsulat der Republik Korea
Kaiser-Wilhelm-Straße 9
20355 Hamburg
Konsularabteilung (Visaangelegenheiten):
Tel: 040 6 50 67 76 15
Fax: 040 6 50 67 76 31
Öffnungszeiten:
Mo. - Fr.: 09:30 - 12:00 / 14:00 - 17:00
コレはちゃんとありそうです。
時間も昼休みがありますが,9:30から17:00までと,お役所にしてはけっこう長時間開いていると思います。
では,中国はどうでしょう?
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http://hamburg.china-consulate.org/det/lxwm/t914455.htm
Sprechzeit der Konsularabteilung
Sprechzeit der Konsularabteilung: Montag bis Freitag, 9:00-12:00
Adresse: Elbchaussee 268, 22605 Hamburg, Deutschland
Tel: 040 8227 6018
040 8227 6011
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開いている時間が午前中の3時間だけなんですね。
中国人はけっこういろんなところにもおり,NeumünsterにもHusumにもいるのですが,それでこの時間に収まるとはと思います。
まあ,アメリカ人,カナダ人が少ないのかどうかは私には分かりませんが。
しかし,中国ってどうしても気になってしまいます。
2chでは,中国のコンプライアンスが進んでいるなんて書いている人がいましたが,とてもそうとは思えません。
日立製作所にいるときに,日立製作所の中国法人の社長だかが来て,中国マダマダって言ってました。
ココにも,中国は問題点多いって書いてあります。
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中国における企業犯罪の抑止策:その現状と今後の課題
http://www.waseda.jp/wias/achievement/bulletin/data/s_shu_2009.pdf
2001年から2004年にかけて、事件の数が多少減少はしたものの、それほど変化は見られない。2004
年から、事件の数が急増していることが分かる(図1 参照)。同時に、政府の調査も、企業犯罪の状況
は依然として厳しいのを明らかにした。たとえば、国家税務機関は、2006年に河北省にある100 の大
手不動産企業の納税状況を検査した。その結果として、すべての不動産企業が、脱税などの違法行為を
行ったことがあることが判明した?。
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やはり,とてもではないが中国は信頼置けません。
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近年、中国では食品事故が絶えず起こっているのは、認めざるをえない事実である。政府の報告によ
ると、2005年に、全国範囲で中国衛生部に報告された食品中毒事件が 256件、そのうち被害者数が
100人を超えたのは、18 件であった。その結果、9021人が中毒になり、そのうち256人が死亡し
た
8。2007年では、食品中毒事件が506 件、そのうち、被害者数が 100人を超えたのは、11 件であっ
た。その結果、13280人が中毒になり、258人が死亡した。2006年に比べると、中毒になった被害者
数が、26.48パーセント減ったのに対して、死亡した被害者数が、31.63 パーセント増えている9。な
ぜ類似の事件が、類似の原因で繰り返し起こっているのか。その要因の 1つとして、市場監督メカニズ
ムが適切な機能を果たすことができないということが挙げられる。とりわけ、市場監督メカニズムに
とって不可欠な消費者監督が、NGO からも政府からも有力な支持を得られないので極めて弱いのであ
る。2008年 9月に河北省石家荘市で起こった、5万1900人の幼児を腎臓結石で入院させた0という
厳重な結果を及ぼした三鹿毒ミルク事件の経緯は、再びこのことを明らかにした。
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このように,中国にコンプライアンスの考え方はまだまだ入っていないと思われます。
ではアメリカが信頼できるかといえば,
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米国では、監督官庁の行政処分や民事訴訟や司法取引(plea-bargaining)が、つねに優先されるため
に、刑事手続によって処罰される企業数は、日本や中国に比べると、著しく低いのが、企業犯罪の増加
の傾向も否定できない。米国連邦量刑委員会のデータによると(35)、1996年から2000年にかけて、組織
犯罪に対する量刑規則を規定している連邦量刑ガイドライン第 8章で罰せられた組織数は、急激に増加
していった。2002年から2005年まで、その数は、減少したものの、2006年に急激に増加した(図3
参照)。
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とあります。
図2における,日本において起訴された件数が毎年2,000件程度なのに対して,日本よりも明らかに大きなアメリカにおいて処罰された企業数200件は,あまりにも少ないと思います。
もちろん,起訴と処罰は違うので,一概には言えないのですが。
そうと言えども,アメリカで処罰された件数200件というのは,中身を見てみたいと思います。
とくに,大企業をキチンと取り締まれているのか。
では,韓国ではどうでしょうか。検索してみました。
と,あまりたいしたページはないですね。
ひとつ,
【拡散】ISO26000コンプライアンスに対しスポンサー企業に違法問い合わせするテンプレ
http://hankanryu.seesaa.net/article/310008810.html
というので,一般の方が書かれていますが,論点がメチャクチャです。
我慢ならずに指摘してしまいました。
強制力のないものをいくら送りつけても無理で,強制力のあるものを言い続けるのも無理で,強制力のあるものを,なおかつ逃げ道をすべて塞いで突きつけるしか,不正を正すことはできないと思っています。
ちなみに,ISO26000って寡聞にして知らなかったので検索したところ,
http://iso26000.jsa.or.jp/contents/
コンプライアンスについていろいろ規定してあるために,お,コレ使えるのでは!?と一瞬思いました。
さまざまな,私の理想とすることが記載してあります。
しかし,これって任意規格なんですね。
任意規格であれば,守ったほうがよいけれども,守らないからと言って,強制できることなどなにもありません。
一般の方々はこんな,仮に答えがなくてもなんら問題がないものについて熱中するのだと思いました。
私の個人情報保護法違反案件と違い,日々目に付くから腹立たしいのは分からなくもないのですが・・・
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