サキガケ⇒ジェネレーション! 体験版レビュー
どうもこんにちは。
冒頭の挨拶、新しくしたいような気もしてきてるゆなさんです。
宣言通り、今回はClochetteさんから5月発売予定のサキガケ⇒ジェネレーション!の体験版レビューです。
体験版しか記事のネタがないとも言います。
相変わらずエロゲ一本プレイしてからの感想とかは書く気がありませんし……
来月になったらもうちょいネタとかある、かも。艦これイベントもあるし。
それはさておき、今回の体験版。
内容のボリュームとしては普通の体験版といった感じ。
相変わらずのんびりプレイで2時間程度でしょうか。
今回間に色々やったりしてたので性格な時間は不明ですが……
そんな訳で、毎度のごとくネタバレ気にしない方は先にお進みください。
今回はシナリオ面もクロデくらいにはつついていきますのでご注意を。
◆スペック
タイトル :サキガケ⇒ジェネレーション!
ブランド :クロシェット
発売日 :2014年5月30日発売予定
価格 :初回限定版\8,800(税抜き)予定
メディア :DVD-ROM 1枚
ジャンル :アドベンチャー
レーティング:18歳以上 / Japan sales only
原画 :御敷仁
シナリオ :姫ノ木あく / 保住圭 / 森崎亮人
色々と特筆すべき点のない当たり前のエロゲといった感じですね。
原画の御敷さんとシナリオの姫ノ木さんも鉄板のクロシェット。
今回秋さんやさいろーさんは降板で代わりに保住さんと森崎さんが入っていますね。
どの方も最近のエロゲ界隈ではよく聞くお名前。
個人的には鉄板も鉄板な面々で嬉しい限りです。
ついでに動作環境も。
OS :Microsoft Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1
(※ XPでも動作いたしますが、OS依存による不具合と
確認された際はサポート出来ない場合があります。)
(※ Vistaは32bit、7 / 8 / 8.1は32bit/64bit対応)
CPU :1GHz相当以上必須
メモリ :必須:512MB (Windows XP) 1GB (Windows Vista/7/8/8.1)
推奨:1GB以上(Windows XP) 2GB以上(Windows Vista/7/8/8.1)
VRAM :必須:64MB (Windows XP) 128MB (Windows Vista/7/8/8.1)
推奨:128MB以上(Windows XP) 256MB以上(Windows Vista/7/8/8.1)
サウンド:DirectSoundに対応した音源必須
DirectX :DirectX 9.0c以上
etc :DVD-ROMを正常に読み込むことができるドライブ必須
DirectX 9.0c以上に対応したビデオカード必須
画面解像度 1280 x 720 ピクセル
地味にCPU食うんですよね、クロシェット。
艦これと一緒にやってると微妙に動き悪くなったりならなかったり。
プリコレもそうだったんですが、一旦バックグラウンド下げてからまたアクティブ状態にしようとすると数秒反応しなくなることが多いんですが、これってゆなさんだけなんですかね。
ゲームウィンドウサイズは640*360から1920*1080まで設定可能。
あと、最小化した時にメモ帳偽装する機能とかもあったりします(
まあVista以降じゃ殆ど関係ないと思うんですけど。
◆UI
コンフィグ画面はこんな感じ
割とごちゃごちゃした印象。
テキストコンフィグとサウンドコンフィグの画面分ければいいのにとも思います。
別段特殊な設定項目もなく、無難な内容ですね。
テキストフォント変えられる時はメイリオにするのがゆなさんスタイル。
次いでセーブ画面。
セーブ数は12×10ページで総数120。
が、セーブページそのものを増設できるので実際は12×99ページで最大1188。こんなにいらぬ。
ついでにクイックセーブが12も保存されます。
個人的にはQセーブの複数保存は嬉しい機能。
今まで触れてませんでしたが、個人的にはこのセーブ画面でセーブ複製やら削除やらが出来るのは嬉しいですね。
どうでもいい、訳でもないんですが、セーブ画面で初めてそのシーンの話名がついてるのに気づくゲームとか多いですよね(
ウィンドウの名前の欄に表示させるゲームも有りますが。
そしてプレイ画面はこんな感じ。
ここも別段特殊な部分は見られないオーソドックスなスタイル。
ただ、右下にある機能ボタンの中段はシーンバックとシーンジャンプです。
選択肢ジャンプではありませんが、アイキャッチが入るシーンの切り替え単位でジャンプすることが出来ます。
今作選択肢も多めな感じですし、これはいい機能ですね。
複数キャラの画面がこんな感じ。
普通に並ぶと最大横3人といったところ。
立ち絵が表示されていないキャラが喋っている時のみ、左下に顔が表示されるシステムみたいですね。
普通に喋っている、と言うのも、プリコレなどでも有りましたが、割と変則的な立ち絵の表示をするのがクロシェットさんと言うことでして。
こんなのとか
こんなのとか、色んな表示の仕方がありますね。
これはこれで臨場感っぽい、独特な雰囲気を個人的には感じるので好きな演出です。
あと、割と誰得機能だと思うのですが、テキストを表示させている半透明の部分。
これの左側の魔法陣の辺りをクリックアンドドラッグするとテキストウィンドウを移動させられます。
その結果、こんな意味の分からない表示のさせ方も可能に。
本当に誰得なんだ。
テキストウィンドウを相似縮小できるとかならまだ需要ある気がしますが、可動式っていうのは果たしてどういう需要から搭載されたシステムなのか。
プリコレにもあった機能ですが果たして……
もしかしたら、立ち絵とかCGをじっくり眺めたい人向けって機能なのかもしれない。
◆キャラクター
◇雪之宮杏音
CV:平内あや
今作のおっぱい枠。おしりが大きいのは気にしているらしい。はるかっかの人(
才色兼備だけどゲーム大好きっ娘、っていうパターンかと思わせておいて実はダメっ娘枠。
天真爛漫なアホの子ヒロインと言うべきか。
とは言え、相手のパーソナルスペースにするりと侵入しつつも警戒させないパワーは御敷クロシェのメインヒロイン共通スキルなのか。
転校生なのにあっという間にヒロイン間で仲良くなっている。
それなりのゲーマーなようだが、彼女自身が魔法使いなのかは不明。
エクストラのえちぃシーンでは人型を使えるみたいな描写があるものの、式神ってプリペイドみたいな使い方も出来る気がするし……
WGの秘密に切り込んでいく王道シナリオになりそう。
地味に顔芸持ち。
◇星咲桜花
CV:星咲イリア
今作のおっぱい枠。
苗字は中の人繋がりなのだろうか……
秀穂に対する好感度が最初からマックスな唯一のヒロイン。とても可愛い。
おせっかいな委員長タイプなのかと思いきやツンデレのツンが表に出ているだけな模様。
祖母と母がおり、祖母は学園寮の管理人、母は近所のコンビニの店員。父親は失踪中。
コンビニ側の事情で母親が今までより多く出勤することになるらしいが、それがどうシナリオに影響するのか。
父親のせいでゲーム嫌いであったが、秀穂や杏音に調教されていってゲームにハマり込んでいくチョロイン。
桜花の個別ルートは父親が少なからず絡んできそうではある。
◇敷島なつめ
CV:夏野こおり
今作のおっぱい枠。
公式HPのダブルピースとても可愛い。
秀穂と璃々子の幼なじみで先輩。頼れるお姉さん風ドジっ娘。
父親が学者らしく、お家はゲームとかマンガとか認めない厳格なアレ。
その反動から生まれた伝説のネトゲーマーYamatoHimeである。無駄に抑圧してもいい結果になるとは限らないのである。
個別ルートはどう考えても父親との確執とかありそう。
勉強に関しては優秀で、最小努力で最大結果を引き出すタイプのオタクによくいるアレ。
オタクに学力高いのが多いっていうのはそう言う理由だと思う(
◇紅藤友梨亜
CV:遥そら
今作のちっぱい枠。一応沙織先輩よりも小さい。
プリコレに貧乳枠を用意しなかったクレームとか多かったのだろうか……
フランスから日本に帰化した両親を持つため肉体的には純血フランス人。
フランスでの名前はJulia de Richelieu。李子龍ではない。
本物の魔法使いで、それなりの実力者らしいが、どう見ても作中では一番の小物(
ゲームには興味が無かったが、高い魔力素質を持つ璃々子の監視を含めて秀穂たちと関わっていく。
なにげに普通の魔法使いってスズノネ以来だよね。
ヒロイン内では一番魔法知識があるようなので、それ関係のシナリオ展開になるか。
体験版やった範囲では一番好きかもしれない。
◇海棠璃々子
CV:秋野花
今作のおっぱい枠。
御敷クロシェのヒロイン最終枠ってすみれと言い、沙織先輩と言い、ビジュアルの方向性被ってるよね(
おっぱい枠多すぎじゃ、とここでツッコミつつ、まあ結局それがクロシェットなのである。
秀穂の妹で、別段義理とか言う設定はなさ気。実妹こしらえるのに躊躇いがないのもクロシェットである。
雑食系の中二病で邪気眼タイプ。ゆなさん的には相容れない方向性。
高い魔法素養を持っており、スペックだけなら半端ないレベルらしい。
そのせいで何の意味を持たないはずの邪気眼詠唱でも実際に魔法発動してしまいかねないらしい。なんだそのハルヒ。
お兄ちゃん大好きっ子ではあるが、一線を越えたブラコンではない。どういう意味では今作の妹は比較的まとも目。
悪い人にそのスペックを利用されるシナリオとかになるんですかね。
◇サブキャラ
◇水上桐葉&綿貫敦盛
CV:ヒマリ
CV:いちごみるく
今作の悪友枠と先輩枠。二人の関係性は従姉弟。
そして今作のヒマリさん枠。
ヒマリさんも声の幅えらい広がったよね。最初分からなかった。
毎回出てくる男友人キャラではあるが、やはり毎回美味しいポジションではあるため今作でも普通に活躍しそう。
WGにも普通に参加してるし。
筋力全振りって、何だかんだでRPGで鉄板なステ振りだよね。
リアル女子が苦手とか言う意味の分からない設定を持つ。
桐葉の方は父親からボクシングを習ったらしい。いつものクロシェなら荒事担当になってしまうが……
桐葉の母親が手術で入院することになるが、それが果たしてどんな意味を持つのか。
◇雪之宮菖蒲
CV:桜川未央
今作の意味深枠。杏音の姉。
そして今作のシュトラッセさん枠。相変わらず姉。
れっきとした魔法使いらしく、WGの開発者でもあるらしい。
雪之宮流巫女術とか言う魔法を使うらしい。正装も巫女服。
登場シーンが少ないが、敵なのか味方なのかいまいち分かりにくいポジション。多分味方。
と言うか敵とか味方とか考えてる辺りいつものクロシェットっぽさを既に感じている訳なのです。
もうちょいピンポイントな立ち絵のシーンが欲しかった。
◇ナビ子
CV:まきいづみ
今作のおねえちゃん枠。相変わらずサブヒロインばっかり演じている。
WGの案内キャラクター。
そういう意味でNPCなわけだが、どうせ中に人がいるとかそういうパターン(
立ち絵があったので紹介したけどあまり書くことがない。
◇紅藤瑠偉
CV:邪封林
今作のおっさん枠。友梨亜のパパ。
ところでCV名いいのかこれで……
日本に帰化した純製フランス人。どちらかと言うとアメリカンなお腹の持ち主。
本物の魔法使いでそれっぽい貫禄もちらほらと。多分菖蒲さんと互角くらいなのではなかろうか。
わざわざ日本に帰化して学校まで用意したその真意とは。
立ち絵ある辺りやっぱり重要そうなキャラクター。
◆ストーリー
ゲーム好きで勉強はいまいちなインドア系主人公、海棠秀穂。
名前をもじったシュウカイドウのラテン名、Begoniaと言う名前で今日も今日とてモンハンと神喰い混ぜたようなゲームに興じている秀穂。
そんな彼が喫茶店でAnonymと言うユーザーとマルチプレイをすることから物語が始まる。
翌日の学園にて、Anonymこと雪之宮杏音が転校生として現れる。
秀穂と璃々子、そして敦盛によって構成されるエンタメ研ことエンターテインメント研究会。
大っぴらにゲームに興じていたのは基本的にこの3人であったが、そこに杏音が現れることで周囲の関係性が少しずつ、だが急速に変化していくことに。
Wizard Generation。
現代技術では実現不可能なレベルの没入型RPGゲーム。
杏音の持ち込んだこのゲームに、まずは秀穂、杏音、璃々子、敦盛、そして璃々子のお守りとして友梨亜が参加することに。
圧倒的なインパクトと強烈な臨場感。
杏音曰く、かつてない新技術であるところの何かをつかったそのゲームに、一同は一気にのめり込むことになる。
そうして翌日、翌々日に杏音の誘いによって桜花、なつめもまたWGに参加することに。
ユーザー現状7人。
WGの最大同時接続数8人まであと1人。
エンタメ研にこれらの7人が集まる所で体験版は終了する。
だが、そういった表向きの学園生活の裏で密かに何かが動き出している。
魔法使いである紅藤親子。
同じく魔法使いである雪之宮菖蒲。
アストラル体離脱と呼ばれる高度魔法を無自覚に行使している璃々子。
瑠偉の言う『この土地の魔法使い』とはどういう事なのか。
菖蒲が杏音にWGを持たせて学園に送り込んできた訳とは。
WGプレイ中にエンタメ研に肉体が無かった事実。
そもそも魔法使いという存在とは何なのか。
そして、桐葉の母親が手術することになったことで生じる周囲の環境の変化の影響。
一見普通の学園生活を送っているように見える秀穂らの周りで、一体何が起こり始めているのか……
体験版の範囲で既にカミカゼやらプリコレのような、そういう方向性の雰囲気を何となく感じますね。
とは言っても、そう言った敵組織とのバトル、みたいな方向性はさいろーさんの要素が強いように個人的には感じているため、今作ではどの程度の密度を持つのか現状では不明です。
保住さんも森崎さんもあまりそっち方向のシナリオ書くような印象は無いですし。
ただまあ、ただ学園生活を送って恋人を作っていちゃラブしたり喧嘩したり、みたいなシナリオじゃなさそうなのは間違いないと思います。
WGに肉体ごと取り込まれて出られないとか言うSAOっぽいアレでは無いとは思いますが。
個人的にはゲームに取り込まれるって.hackのイメージだけど。
カミカゼ、プリコレと同じような方向性でプロット組んでいるのか。
あるいは微妙に方向性を変えてきているのか。
現状ではまだ分かりませんが、今作も全作以降の雰囲気を受け継ぎつつまた面白い作品に仕上がりそうです。
そう言った意味で、カミカゼもプリコレも受け付けなかった人は今作も無理なんじゃないですかね。
キャラゲーと割り切ってやるなら今作もやはりキャラゲーでしょう。
安定といえば安定、冒険してないといえばまさにその通りの、いつも通りのクロシェット。
恐らく、仕上がりはそんな感じでしょうか。
◆後書きと総評
今回もまあ面白みのないレビュー記事になりました。
ちゃんと書けているのか自分ではイマイチ分かりませんが。
ところで、他のレビュー記事ちらっと見たりしたら音楽について触れてましたが触れたほうがいいんでしょうか。
曲の良し悪しは分からないので作品に合ってるかどうかくらいしか言えないのですが。
友梨亜のテーマはなんかどっかで聴いたことあるようなフレーズな気はしました(
閑話休題。
ストーリーの欄でも書きましたが、概ねいつも通りのクロシェットという感じです。
個人的にはもうちょっと方向性変えても良いんじゃないかと思ったりもしますが、これはこれで安定なので。
好きか嫌いかで言えば間違いなく好きです。
ライターさんについては鉄板ですし。姫ノ木さんと保住さん大好きです。
森崎さんについてはまだ作品数こなしてないのでなんとも言えないのですが。
そんな訳で今作も期待しています。
5月エロゲは現状そこまで乱立してはいませんが、4月からの延期が何本か来そうなのでそれがどう出るか……
安定して出回るとは思いますが、今作も売れてくれると嬉しいですね。
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