こんにちは
くらしデザイナーのあかりです。
突然ですが、なぜかお部屋が片付かないという方、いませんか?
それはもしかしたら、あなたに合わない
「モノの選び方」や「片付けかた」が原因かもしれません。
右脳派?左脳派?
モノを選ぶ時「ときめき」や「合理的」など色々なキーワードがあると思います。
本を読んだ時は出来そうな気がしても実際やってみると
「あれ?」ってなることありませんか?
もしかしたら、それはあなたに合っていない
「モノの選び方」や「片付けかた」なのかもしれません。
今回は「ライフオーガナイズ」の手法を用いて
あなたの脳のタイプをチェックし自分にあった片付けをやってみましょう。
ライフオーガナイズとは アメリカで生まれたプロフェッショナル・オーガナイズという時間・情報・暮らし方等の見直しをサポートする整理の考え方を元に空間や暮らし、人生を俯瞰して仕組み化する技術を言います。思考や空間を整理して自分に合った方法でモノや思考を整理し収納することで、散らかりにくく片付けやすい仕組みを完成させます。また脳の機能とタイプに着目し自分に合った片付けや収納法も見つけることが容易になります。
片付けの際「モノを識別する・要不要の判断」の時は右脳・左脳が働いています。
また「空間の把握」には右脳、「用途や頻度の判断」には左脳というように
実は片付けは非常に高度な脳の動きが必要な行為で、左脳・右脳ともに
フル回転させなければ上手く進まない作業といえます。
右脳・左脳の役割の詳しい内容は今後書いていきたいと思いますが
今日は占い感覚で脳のタイプをチェックしてみましょう。
(本来ならチェックテストがありますが今回は簡単なチェックで片付けのヒントにしてみて下さい)
あなたはどのタイプ?
チェック① 両手を組んだ時に下になる手(親指)は?
このチェックで分かる事は
情報を取り入れる時や思考のパターンが右脳タイプか左脳タイプかということです。
片付けでいえば「探すとき」などに当たります。
写真のモデルさんは右が下なので「右脳」タイプです。
チェック② 腕を組んだ時、下になる腕は?
このチェックで分かる事は
表現するときや仕組み作り等の行動のパターンがどちらかという事です。
片付けでいえば「仕組み(収納)作り」や「配置」等に当たります。
写真のモデルさんは 右が下なので「右脳」タイプです。
右右タイプ ①右②右
直感力に優れ面倒が嫌い。見た目も気になる美的派さん。
視覚でモノを捉え感覚で行動するタイプ。
空いたスペースがあるとすぐにモノを置いてしまいます。
たまに乱雑に見えますが、本人は位置認識能力が高いので
「あそこにはアレがある」ということを把握している事が多いです。
美的センスに優れてる反面、地道な繰り返し作業が苦手なので
「ワンアクション収納」を。
右左タイプ ①右②左
ビジュアルから入る完璧主義さん。お店のような収納でやる気を高めて。
右左脳タイプの人は、右脳らしい豊かなか感性と、左脳の緻密な合理性を
併せ持っています。しかし右脳で感覚的にイメージした事が、左脳の現実性で
実現するのが難しく、なかなか行動に移せないことも。
整理の工程をリスト化したり、好みの収納グッズのカタログを集める等、
ビジュアルから攻めるとやる気がアップします。
左左タイプ ①左②左
整理整頓が得意。仕組みが出来れば維持出来るしっかりさん。
情報のインプット(①)もアウトプット(②)も左脳の人は本来は得意で
分析に基づく取捨選択も、選んだモノを整理するの出来る人。
毎日片付けてきれいな状態を維持するのも上手で、モノを持ち過ぎる事も稀。
難点は細分化して整理していくので、区切りのない広い空間の整理が
苦手な傾向があります。
左右タイプ ①左②右
理想と現実の落差に悩む事もしばしば・・・発想力豊かなユニークさん。
物事を理論的に捉え、感覚的に表現します。文字情報を絵で表など発想がユニーク。
理論的に納得しないと行動に移せないので片付けに取り掛かるまで
時間がかかり、理想と現実のギャップに悩む事も。
他の人のやり方や「こうしなきゃ!」という常識より、
あなたのルールを決めるのが成功のカギです。
【今回のポイント】
・お部屋が片付かないのは、自分に合わない方法が原因かも?
・脳のタイプで自分に合った片付け方法がある。
・お片づけは実は非常に高度な脳の動きが必要な行為です。
【注意点】
・「何が何でも捨てなきゃ!」とは思わないでください。
・まずは一番気になっているところや小さいスペースから始めてみて下さい。
・片付けの基本は「動線」「定量化」「モノの住所」です。
今までの基本を踏まえ、あなたの脳のタイプに合った片付け方をすれば
モノに振り回されず、思考もクリアな暮らしに近づけるのではないでしょうか?
次回は 「減らすとき」・「整理するとき」・「維持するとき」等を
追ってお話出来ればと思っております。