ニュース詳細
日本とクロアチア首脳会談 経済関係強化で一致6月17日 19時01分
k10010118211_201506171940_201506171943.mp4
安倍総理大臣は、日本を訪れているクロアチアのミラノビッチ首相と会談し、クロアチアがおととしEU=ヨーロッパ連合に加盟したことを踏まえ、日本企業の投資の促進に向けた環境整備など、両国間の経済関係を強化していくことで一致しました。
安倍総理大臣は17日夕方、総理大臣官邸で、クロアチアの首相として初めて日本を訪れているミラノビッチ首相と会談しました。冒頭、安倍総理大臣は「クロアチアは、自由、民主主義、法の支配といった、基本的価値を共有する重要なパートナーだ。今回の会談を通じて、両国の関係をますます発展させたい」と述べました。
これに対し、ミラノビッチ首相は「日本は、基本的価値を共有する国の中で、巨人とも言える存在だ。今回の訪日の目的は、こうした日本と交易の分野でさらに関係を深めることだ」と述べました。
会談で両首脳は、クロアチアがおととしEU=ヨーロッパ連合に加盟して以降、日本企業がクロアチアへの関心を高めているとして、投資の促進に向けた環境整備を進めることなど、両国間の経済関係を強化していくことで一致しました。また、アドリア海沿岸のリゾート地を中心に、近年、クロアチアへの日本人観光客が大幅に増えていることを踏まえ、両国間の人的交流を活発化させていくことを確認しました。
また、安倍総理大臣は、クロアチアがユネスコの世界遺産委員会の委員国を務めていることを踏まえ、ミラノビッチ首相に対し、韓国が反対している「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録されるよう支持を求めました。
これに対し、ミラノビッチ首相は「日本は、基本的価値を共有する国の中で、巨人とも言える存在だ。今回の訪日の目的は、こうした日本と交易の分野でさらに関係を深めることだ」と述べました。
会談で両首脳は、クロアチアがおととしEU=ヨーロッパ連合に加盟して以降、日本企業がクロアチアへの関心を高めているとして、投資の促進に向けた環境整備を進めることなど、両国間の経済関係を強化していくことで一致しました。また、アドリア海沿岸のリゾート地を中心に、近年、クロアチアへの日本人観光客が大幅に増えていることを踏まえ、両国間の人的交流を活発化させていくことを確認しました。
また、安倍総理大臣は、クロアチアがユネスコの世界遺産委員会の委員国を務めていることを踏まえ、ミラノビッチ首相に対し、韓国が反対している「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録されるよう支持を求めました。