ハンナラ党、ノーベル賞受賞ロビー説で金大統領の釈明を要求
.
OCTOBER 10, 2002 22:32.
by 鄭然旭 (
ysmo@donga.com jyw11@donga.com)
.
野党ハンナラ党は10日、未来都市環境代表の崔圭善(チェ・ギュソン)被告が作成した文書で触発された金大中(キム・デジュン)大統領のノーベル平和賞受賞のロビー説について、総攻勢に出た。徐清源(ソ・チョンウォン)代表は同日、選挙戦略会議で「本当に恥ずかしい。世間ではノーベル平和賞の返納運動をするべきかどうかが話題になっている」と批判した。
南景弼(ナム・ギョンピル)スポークスマンは、論評で「(崔圭善氏の)文書通り、ほとんどの部分が実行されたとみる時、2000年6月の南北首脳会談が『金大統領ノーベル平和賞作り』の一環だったという世間の疑惑を立証している。ノーベル賞プロジェクトの全容を明らかにする人は大統領しかない」と主張した。
これに対し、朴智元(パク・チウォン)大統領秘書室長は、「当時は崔圭善被告が私たちと全く関係を持たない状態だったし、彼が勝手にそのような文書を作ったものとみられる。そして、それは実行されなかった」と述べた。
朴室長は、また「国際社会が認めて、ノーベル賞選考委員会でも、何ら反対意見なく決定された金大統領のノーベル平和賞受賞を傷つけるのは、極めて嘆かわしいことだ」と付け加えた。