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 住民投票で「大阪都構想」が廃案となってから一カ月。橋下徹大阪市長は投票当日も、短文投稿サイト「ツイッター」で賛成を呼びかけ続けていた。日本の政治家で最大級のフォロワー(読者)を抱える橋下氏だが、ネット上に追い風は吹かなかったのだろうか。

 朝日新聞社は、住民投票告示の4月27日から投開票の5月17日までにツイッター上に投稿された、都構想に関する話題約120万件を分析した。投稿は日々増え続け、最終日はそれまでの平均の10倍以上にあたる約52万9千件を記録。「橋下さん! 勝つと信じています!」「大阪から国を変えてください」などと橋下氏への期待が多かった。

 「まだ負けています。これから2時間が勝負です」

 橋下氏も午後6時すぎ、ツイッターに投稿した。

 「有権者の声がよくわかる」とツイッターを重宝してきた橋下氏。21日間の運動期間中も、多い日で1日57件を投稿していた。

 住民投票の結果は約0・77ポイントの小差で反対票が上回った。ただ期間中のツイッターを分析すると、都構想に賛成する投稿は15・8%。反対は72・2%だった。

 全体の4割を橋下氏への反発が占め、過去の発言に対するものが目立った。都構想案の仕組みが議論されていた昨年10月、「車を買う時に設計図なんていちいち1ページ目から見ない」と説明責任の軽視とも取れる発言をした。これらが引用され、「大阪市民バカにしすぎでしょ」「何様」と反発をかった。