中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

広島のドラ2・薮田が1軍練習に初参加 先発デビューも

2015年6月17日 紙面から

広島・大瀬良(左)と並んでキャッチボールをする薮田=マツダスタジアムで(出月俊成撮影)

写真

 亜大から入団したばかりの広島のドラフト2位・薮田和樹投手(22)が16日、マツダスタジアムでの1軍練習に初参加した。大瀬良がリリーフに回ったことで、現在の先発ローテは5人。17日に予定されるブルペン投球の内容次第では、30日からの6連戦中に先発で1軍デビューする可能性は十分にある。

 肌で感じた1軍の空気。ぎこちない動きで投内連係などをこなした右腕は「緊張感が違う。変な汗をかいた」と苦笑した。2軍では6試合登板で3勝1敗、防御率1・67。27イニングで33奪三振。畝投手コーチは「2軍からいい報告を受けた」と大きな期待を掛けている。

 大学時代は右肩痛などに苦しみ、リーグ戦登板は3年春の2試合のみ。未完の大器は今季、佐々岡2軍投手コーチとともに下半身主導のフォーム改造に取り組み、直球の最速は151キロから153キロにアップ。同コーチから伝授されたカットボールも駆使し、好投を続けた。

 この日は大瀬良からスライダーの握りを教わるなど、さらなる進化にどん欲な右腕。「肩や肘に不安はない。早くここでプレーをしたい。マウンドに上がる時は、チームの流れを変えられる投球をしたい」と、目を輝かせた。 (山本鋼平)

 

この記事を印刷する

PR情報





中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ