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サイ・ゴダード(3月18日)
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【プロ野球】阪神・鳥谷が球団歴代5位の1675安打 真弓抜く2015年6月17日 紙面から
◇阪神11−4日本ハム阪神が連敗を4で止めた。2回に鶴岡の先制2点適時打、鳥谷の適時二塁打でリード。4回に代打新井、鶴岡の適時打などで7点を加え突き放した。岩田は今季2度目の完投で5勝目。日本ハムは有原が崩れ、拙守もあって4連勝を逃した。 遠ざかっていた感触がよみがえった。勢いよく一塁を蹴って二塁へ進むと、拍手と歓声のシャワーを浴びた。流れを引き寄せた節目の一打。阪神・鳥谷が魅せた。 「チャンスだったので、ランナーをかえすバッティングをすることだけを、心掛けていました。しっかりと、捉えられました」 2点リードの2回2死二塁の好機。第1打席は二ゴロに封じられた日本ハム・有原の球筋を見極めた。3ボール1ストライクからの5球目。「(そこまで)変化球が多かったので」と外寄りの直球を逆らうことなくはじき返すと、打球はライナーで左翼左を破る適時二塁打。 自身の適時打をきっかけに、結果的に3イニング0/3でプロ最短KOとなった有原は早大の後輩。「(同じ早大というのは)どうってことないですよ」。試合後は淡々と振り返ったが、先輩としてプロの厳しさを感じさせる一振りでもあった。 自身3試合ぶりの安打で、打点は10日のソフトバンク戦での3号2ラン以来5試合ぶり。さらに適時打は5月21日の巨人戦以来、実に21試合ぶりとなった。これで通算安打も「1675」となり、真弓明信を抜いて阪神歴代単独5位に浮上した。 4回には無死一、二塁から、しっかりと四球を選んで出塁し、打者11人7得点の猛攻に貢献。「(チームとして)勝てたのが良かったです」と鳥谷。パ・リーグの力にセ全体が屈する中、唯一10勝8敗と勝ち越して威厳を保った。2位・DeNAとのゲーム差も0・5。大勝の勢いを壊すことなく、リーグ再開に向けて調整していく。 (道辻歩) PR情報
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