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【大相撲】

高安、ゲンのいい名古屋場所での飛躍誓う

2015年6月17日 紙面から

稽古後に部屋の外でくつろぐ高安=東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で(岸本隆撮影)

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 幕内の高安(25)=田子ノ浦=が、大相撲名古屋場所(中日新聞社共催、7月12日初日・愛知県体育館)に日本とフィリピンの期待を背負って挑む。16日に東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で、稀勢の里と16番の申し合いをした高安。「毎年いい成績を残している」と2年連続で三賞を受賞するなどゲンのいい名古屋場所へ向け、着々と準備している。

 新十両、新入幕、新三役と「平成生まれ初」の称号を得てきたが、照ノ富士に平成生まれ初の大関で先を越された。「後輩が先に上がってますからね。これほど悔しいことはない」と巻き返しに意欲を示した。

 夏場所後に母・ビビリタさんの故郷、フィリピンを訪れてリフレッシュしてきた。6月上旬には当時来日中のアキノ大統領を招き、赤坂迎賓館で開かれたパーティーに、安倍首相から招待されて出席した。

 テーブルは安倍首相とアキノ大統領の隣で、フィリピンの防衛大臣と中谷防衛大臣に挟まれるというVIP席。スポーツ界から招待されたのは高安だけだったそうで、「安倍首相が手を挙げて(あいさつして)くれました」と、感激しきりだったようだ。

 幕内上位に復帰する名古屋場所では「いい成績を残して、三役に戻って星を重ねていきたいです」。初日まで3週間余り、日々の稽古にも自然と熱が入る。 (岸本隆)

 

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