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ラックは6月16日、日本年金機構からの情報流出に利用された遠隔操作マルウェア「Emdivi(エンディビ)」に対する注意を喚起する記者会見を開催した。感染している企業からの依頼が4月から急増しているという。標的型攻撃で使用される遠隔操作のマルウェアは、対策ソフトでの検知が難しく、感染に気づかない企業が多数に上る可能性を指摘した。
Emdiviは、先日カスペルスキーが発表した、日本だけを狙った「Blue Termite(ブルーターマイト)」と呼ばれる攻撃の一環であり、Emdiviの感染被害は水面下で広がっているとの見方を示した。
ラックが依頼などにより企業内の通信データを収集し不正な通信を調べると、Emdiviが見つかるケースは80超という。
Emdiviによる感染被害は最近始まったのではなく、2014年末より増え始めたとのこと。昨今の標的型攻撃に用いられた遠隔操作マルウェアの報道で不安を感じた企業からの調査依頼により、感染事実が判明し始めているとした。
6月にEmdiviが発見された件数は過去最高という。しかし、ラックが調査した案件では、実際に感染したのは2014年末とみられるケースがほとんどであり、感染してから数カ月して発見されたものだ。Emdiviに感染していてもまだ気付いていない企業が多く存在している可能性があると指摘した。
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