アマゾン(ティッカーシンボル:AMZN)が商品の配達をスピードアップするため、スマホ・アプリで市民ドライバーを招集することを検討しているそうです。
このニュースを受けて、フェデックス(ティッカーシンボル:FDX)とUPS(ティッカーシンボル:UPS)株がザラバ急落する局面がありました。その後、これらの株価は出直っています。
このアマゾンのサービスは「オン・マイ・ウェイ(On My Way=行きがけに…)」という名称です。サービス開始のタイミングは不明です。
宅配のビジネスはフェデックスとUPSのデュオポリー(二社による寡占)になっているので、アマゾンは思うように配達コストを下げられませんでした。ウーバーよろしく市民の安価な労働力を利用することで、競争原理を持ち込み、フェデックスやUPSからディスカウントを引き出すのがアマゾンの狙いだと思います。
思うに仕事にあぶれてプータローしている底辺の役務提供者はまだアメリカにはゴロゴロしているので、アマゾンのこの試みはたぶん成功するでしょう。
さらにいずれウーバーがこの手の商売にも参入してくると思うけど、ウーバーがIPOする前にウーバー顔負けのサービスをアマゾンが開始することでライバルを叩いておき、ウーバーのIPOをdisruptする意図も見え隠れします。

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オンデマンド・エコノミーって、つまり終身雇用制度の賞味期間が切れたってコトだョ
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