任天堂、E3でSuper Mario Makerを発表―ユーザーが自由に新しいレベルを作ってプレイできるツール
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Nintendoはユーザーが自由に新しいSuper Marioゲームをデザインできるツール、Super Mario Makerを発表した。リリースは今年の9月11日になるという。このツールではSuper Mario Brothersの8ビット版グラフィックスを用いている(もっと新しい3Dスタイルにもできるが、エンジンは同一だ)。作ったゲームはただちにプレイできる。
任天堂はロサンゼルスで開催されたE3 2015カンファレンスでかなり詳しくSuper Mario Makerのプレビューをデモした。任天堂によれば、本格的なゲームづくりを目指すユーザーもまずこのSuper Mario Makerで練習してみるといいだろうという。
Super Mario MakerはNFC内蔵のゲームキャラクターフィギュアのAmiiboをサポートしており、Amiiboフィギュアをタップしてスペシャル・コスチュームのMarioをデザインすることができる。任天堂はこれを機に下の写真にあるような8ビット版MarioのAmiiboフィギュアもお披露目した。
9月まで待てないゲームフリークのために任天堂では特別デモを計画している。6月17日午後4 時から9時まで、6月20日の正午から午後 5時まで(いずれも現地時間)、アメリカとカナダのBest Buy100店舗でデモが行われ、ユーザーは自分で試すことができる。
ゲームデザインツールでは任天堂Nintendoはソニー(LittleBigPlanet)とMicrosoft(Spark、今度はMinecraft)に遅れていたが、今回発表されたSuper Mario Makerはまったく経験のないユーザーでも複雑なゲームをデザインできる洗練されたUIとノスタルジックなグラフィックスで初心者からベテラン・ゲーマーまで広くファンを作れそうだ。私も試してみるのが楽しみだ。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)