大手私鉄の輸送人員を訪日外国人などの観光客が押し上げている。首都圏と関西にある主要14社の輸送人員を調べたところ、2015年度は前年度より6300万人(0.7%)多い約94億1500万人になる見通しだ。沿線人口が減り「定期」の利用者が伸び悩む路線もあり、急増する外国人観光客が鉄道各社の重要な顧客に育ってきた。
東京急行電鉄など首都圏9社(東京地下鉄と京浜急行電鉄は日経推計)の15年度の輸送人員は…
輸送人員、近畿日本鉄道、東京地下鉄、訪日外国人、南海電気鉄道、東京急行電鉄、京王電鉄、小田急電鉄、京阪電気鉄道