インスタンス不要、クラウド上でコードを実行できる「AWS Lambda」がJavaに対応
クラウド上で何らかのコードを実行するには、通常は何らかのインスタンスを立ち上げ、OSを起動し、その上にコードの実行環境を構築する必要があります。しかし「AWS Lambda」はそうしたインスタンスの起動を必要とせず、ユーザーがコードの実行環境を用意することなく、Amazonクラウドの上で直接コードを実行できる非常にユニークなサービスです。
AWS Lambdaは、クラウド上で発生するイベントをトリガーとしてコードが実行される仕組みで、これまでNode.jsをベーストしたJavaScriptで記述可能でした。
そのAWS LambdaがJava 8にも対応したことが発表されました。
AWS Lambdaは昨年11月のイベント「re:Invent」で発表され、今年の4月に正式公開されたときにJavaのサポートも数週間以内に行われると説明されていました。
AWS Lambdaは実行環境を全てAmazonクラウドが用意してくれるため、セキュリティパッチやスケールアウトといった運用面での手間や心配が必要ありません。このAWS LambdaがJavaScriptに加えてJavaをサポートしたことで、より業務寄りのプログラマがAWS Lambdaの開発に取り組める環境が整い、活用例が広がっていくものと期待されます。
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