きかんしゃトーマスにはしゃぐ1日(前)に続き
大井川鐵道で遊んだ1日の後半をレポートしていきます。
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トーマス(SL)に乗って千頭駅まで行ったのなら、乗らなきゃ損の「アプト式鉄道」。
スイスのアルプス山脈を登ることでも有名な登山鉄道で、日本では唯一大井川鐵道でしか運行していない。レールとともに敷かれた3枚の歯が付いたラックレールに車体の歯車をかみ合わせて、蛇行する大井川に沿ってゆったりと登っていく。
ちいさくてかわいいトロッコ列車。
本日は奥大井湖上まで(この時点で、上司にはまだ未報告)。往復で大人1380円。
客車内はコンパクト(2席+1席で路線バスのような配置)。
身長168cm+3cm位のヒールの私で、高さがギリギリ。おそらく、天井の高さは180cm位。
線路際に立つ建物や田畑・木の影を踏みながら、列車はゆったりと走る。
車窓からは絶景の連続。窓は大きく、開け放たれている。
丁度いい大きさの走行音に紛れて、前の席に座る子どものハーモニカが聴こえる。
「良い天気だね。今日はどこまで?」
アプトいちしろ駅でアプト式機関車連結のため一時停車。
車外にでて吊り橋を撮っていたら車掌さん(若い女性!)から声がかかる「そろそろ出発しま~す」。あわてて戻り「遅れてすみません」と声をかけると、「ゆっくりでいいんですよ~」と笑顔で迎えられる。ここには2・3分の遅延で怒る人はいない。
長島ダム。このダムの建設にあたり当時の井川線を移設、
1000m進む内に90m登る急勾配に対応するために日本で唯一「アプト式」が採用された。
本日はここで下車。
列車はこの次の「接岨峡温泉駅」へ向かう。
※現在、接岨峡温泉駅~井川駅(終点)は土砂災害で不通となっている
歩道を歩いて絶景スポットへ。下は接岨湖(橋の網目から透けて見える)。
振り返って写真を撮るとこんな感じ。
高所恐怖症の方には辛いかもしれない。
橋を越えてバンバン登っていく。舗装されている「おもてなしロード」はここまで。
ここから先は完全な山道のため、スニーカーをおすすめする。
山道を抜け、ここを曲がると・・・・・・
到着~!!
駅の部分だけ「コ」の字形にせり出している。まさに「湖の上に浮かぶ駅」。
▼クリックで原寸大
帰りの電車には、なんと「展望デッキ」がついていた。
千頭に到着。ここからはまた懐かしの電車に乗り金谷駅を目指す。
現在大井川鐵道で運行しているすべての電車は、元大手私鉄の車両を譲り受けたもの。
これは近鉄16000系。
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当日のタイムテーブル
9:35 JR金谷駅発(21000系/南海電気鉄道)
9:38 新金谷駅着
10:38 新金谷駅発(きかんしゃトーマス)
11:51 千頭駅着
~トーマスの転車見学、散策、昼食~
13:35 千頭駅発(井川線/南アルプスあぷとライン)
14:41 奥大井湖上駅着
~散策・展望スポットへ~
15:31 奥大井湖上駅発
16:34 千頭駅着
16:51 千頭駅発(16000系/近畿日本鉄道)
18:01 JR金谷駅着
私は地元の出身で、大井川鐵道で通学している友人もいるくらい身近な存在でしたが、1日でとても楽しめました。日帰り旅を計画している人は、新緑がきれいなこの時期に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。