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南シナ海で来週 日本・フィリピン共同訓練
6月16日 18時02分

海上自衛隊は、来週フィリピンに哨戒機を派遣し、南シナ海で、災害救援活動を想定したフィリピン海軍との初めての本格的な共同訓練を行うと、16日正式に発表しました。訓練海域は、中国が浅瀬の埋め立てを拡大させている南沙(スプラトリー)諸島の東の公海上で、海上自衛隊は、特定の国を念頭に置いた訓練ではないとしています。
海上自衛隊トップの武居智久海上幕僚長は、16日の定例の記者会見で、来週、南シナ海で、海上自衛隊のP3C哨戒機1機が、フィリピン海軍の艦艇などと、災害救援活動を想定した共同訓練を行うと発表しました。
自衛隊がフィリピン軍と、南シナ海で本格的な共同訓練を行うのはこれが初めてです。
訓練海域は、フィリピン・パラワン島の北西沖の公海上で、中国が浅瀬の埋め立てを拡大させている南沙(スプラトリー)諸島から東に130キロ以上あります。
武居海上幕僚長は「災害救援の技能向上とフィリピン海軍との友好関係の強化が目的であり、特定の国を念頭に置いた訓練ではない」と述べました。

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