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歌舞伎町「ぼったくり店」一斉摘発
6月16日 15時09分

歌舞伎町「ぼったくり店」一斉摘発
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東京・新宿の歌舞伎町で、客引きに誘われて訪れた飲食店で高額な料金を請求される「ぼったくり」のトラブルが相次いでいることを受けて、警視庁はぼったくり行為をしたとして6つの店舗を一斉に摘発し、経営者ら11人を逮捕しました。調べに対し、容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、歌舞伎町の6つのキャバクラ店の経営者と従業員、合わせて11人です。
警視庁の調べによりますと、このうち、「Hasta LA Vista」の経営者、並木健斗容疑者(21)ら4人は、去年12月、客9人が請求された266万円余りの高額な料金の支払いを断ると、「仕事じゃなかったら、お前、生きてねえぞ」などと乱暴なことばづかいで料金の取り立てをしたとして、ぼったくり行為を禁止した都の条例違反の疑いがもたれています。
これまでの調べで、客は入店時に「料金は4000円のみ」などと伝えられ1時間ほど飲食しましたが、請求書にはこれに加えて接客したホステス11人が飲んだ172杯の酒の料金なども記載されていたということです。
調べに対し、並木容疑者らは容疑を否認しているということです。
警視庁によりますと、ことし、歌舞伎町のぼったくりに関する110番通報は先月末までに1350件に上っているということで、警視庁は引き続き取締りを強化する方針です。

ぼったくりに遭わないために

「ぼったくり」の被害に遭わないために警視庁は次のような点に注意するよう呼びかけています。
まず、路上で声をかけて店を紹介する客引きについていかないことです。
警視庁によりますと、客引きは実際よりも低い料金を伝えることが多く、断っても執ように来店を迫るケースもあるということで、注意が必要です。
次に、入店の際に店の従業員から料金の説明を受け、料金表を確認することです。
料金表には、客引きや従業員から説明された料金以外にも、高額なテーブルチャージやホステスが飲むお酒の代金、それにサービス料などが記載されているケースが多いためぼったくりかどうかを見極めることができるということです。
警視庁によりますと、新宿・歌舞伎町やその周辺では少なくとも20余りの飲食店がぼったくり行為をしている疑いがあるということで、警視庁は歌舞伎町を訪れる人に注意を呼びかけるとともに、取締りを強化する方針です。

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