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アルカイダ「組織の指導者が米攻撃で死亡」
6月16日 21時24分

国際テロ組織アルカイダは、組織のナンバー2とされ、中東のイエメンを活動の拠点にするイスラム過激派組織の指導者がアメリカによる攻撃で死亡したと発表しました。
イエメンを活動の拠点にするアルカイダ系のイスラム過激派組織「アラビア半島のアルカイダ」は15日、インターネットに掲載したビデオ声明で、組織の指導者のナセル・ウハイシ容疑者が死亡したことを明らかにしました。
声明では、ウハイシ容疑者が「組織のメンバー2人とともにアメリカの攻撃を受け死亡した」としていますが、日付や攻撃の内容については触れていません。
ウハイシ容疑者は、アルカイダの中ではアイマン・ザワヒリ容疑者に次いでナンバー2の立場にあったとされ、後任には「アラビア半島のアルカイダ」のカシム・ライミ司令官が就いたと発表しました。
「アラビア半島のアルカイダ」は、1月にフランスで起きた新聞社の襲撃事件への関与が指摘されているほか、アメリカの旅客機で爆発物を爆発させようとするなどテロ活動を繰り返してきたため、アメリカの無人機などによる攻撃の対象になっていました。
しかし、イエメンでは、政権側と反体制派による戦闘で内戦状態に陥っている混乱に乗じて南部の都市を攻撃するなど、活動を活発化させています。

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