ギリシャと債権団、ともに態度を硬化 「非常事態」に備える必要
ギリシャ政府はこの報道を否定。ドイツ政府報道官は、報道内容を確認も否定もできないとコメントしている。
ギリシャ支援をめぐる不透明感が一段と高まるなか、ドイツ出身のエッティンガー欧州委員は、「ギリシャが非常事態に陥る恐れがあるため、緊急対策を準備しておく必要がある」と発言。
金融市場はこうした混迷に反応し、アテネ株式市場のATG指数.ATGはこの日の取引を前営業日終値比4.68%安で終了。ギリシャ2年債利回りは3%ポイントを超えて上昇し、29.02%に達した。
ロイターが短期金融市場関係者を対象に実施した調査では、ギリシャが年内にユーロ圏を離脱する確率は約30%と、前月の調査から上昇している。
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黒田ライン「125円」は本当か
10日の日銀総裁発言は円安進行の歯止めとしては力不足であり、1ドル=130円シナリオは依然健在との見方もある。
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