- 2014-5-5
- MT4 トラリピ
- OANDA Japan, オススメFX口座, 検証
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今回はNZドルや豪ドルよりもさらにスワップポイントが高く、長期運用にも向いた人気の高金利通貨 南アフリカランド円(ZAR/JPY)、トルコリラ円(TRY/JPY)をMT4で取引可能な国内FX業者OANDA JAPANと FXCM JAPAN どちらがより有利に取引できるかの検証結果(仮)です。
MT4トラリピ設定 リラ円(TRY/JPY)をデモ口座で10日間テスト稼働してみた結果
実は2014/4/25〜両社 MT4デモ口座を利用し、トルコリラ円(TRY/JPY)を以下の注文設定でテスト稼働させています。
注文設定内容
- 証拠金 1000,000 円
- 取引数量 1000通貨単位
- 仕掛け範囲 56円〜42円
- トラップ幅 50銭
- 利確幅 50銭
強制ロスカットラインが過去最安値よりも遥か下 15円近辺と、証拠金100万円に対してかなり安全な注文設定です。
10日経過時点での両口座保有残高&約定履歴
証拠金レバレッジの違い
↑のキャプチャ画像を見てもらうとすぐ目に付くと思いますが、上記の同じ注文設定でテスト稼働させてみてロスカット価格が違うことにまず気がづきました。
OANDA Japan ではリラ円(TRY/JPY)はマイナー通貨ということで、証拠金レバレッジは20倍に設定されており、もしかしたらFXCM JAPANではレバレッジ25倍かも?という期待も少しあったのですが、OANDA Japanよりも全然低い証拠金レバレッジ13倍程度ということが明らかになりました。(= 同じ数量のポジションを保有するのにより多くの証拠金が必要)
↑の設定で2円ほど強制ロスカット価格に違いが生じるというのは大きなポイントです。
判定 OANDA JAPAN ❍ / FXCM JAPAN ☓
スプレッドの違い
これに関しても↑をキャプチャした時点(17時半頃)で
OANDA JAPAN 3銭 に対し、FXCM JAPAN 7.2銭と結構な違いがあります。 このスプレッドの差により、既にOANDA JAPANでは2回利益確定していますが、FXCM JAPANではまだ1回と既に差が出ています。
また、これまでぱっと見てきた感じでは時間帯によってはOANDA JAPANのスプレッドは広がるものの、基本的は約3銭程度を維持している印象です。
判定 OANDA JAPAN ❍ / FXCM JAPAN ☓
スワップの違い
10日間という短い期間ですが一応ここまでのスワップを比較すると
OANDA JAPAN 120円 に対し、FXCM JAPAN 95円とスワップの面でもOANDA JAPANが勝っています。
判定 OANDA JAPAN ❍ / FXCM JAPAN ☓
南アフリカランド円(ZAR/JPY)について
実はランド円(ZAR/JPY)については、実際にテスト稼働はしていないのですが OANDA JAPANはホームページに証拠金レバレッジ25倍と記載があり、FXCM JAPANは見当たらなかったのでカスタマーサービスに電話をして尋ねたところ約18倍という回答でした。
スワップについては正確には分かりませんが、おそらく同等程度かと思います。
というか、証拠金レバレッジが25倍vs約18倍という時点で私は確実にOANDA JAPANを選びます。
OANDA JAPAN vs FXCM JAPAN 検証 まとめ
10日間と検証期間はまだ短い期間ですが、トルコリラ円(TRY/JPY)を取引するにあたって両者の取引条件はOANDA JAPANが圧勝という結果が得られました。
とりあえず、1ヶ月経過まではこのままテスト稼働は続ける予定ですが、私の中ではすでにトルコリラ円(TRY/JPY)のMT4取引口座はOANDA Japanに決定です!
ちなみに、現在のトルコリラ円の金利とOANDA JAPANのスワップに変化がないと仮定した場合+実質レバレッジ3倍というかなりローレバレッジで取引した場合でもスワップによるインカムゲインだけで証拠金比率で年利25%を超えます!これはスゴイですよね(^^ゞ
新興国通貨なので、先進国通貨に比べ急落のリスクはありますが、かなり抑えた安全設定のトラリピ式長期運用で良好なパフォーマンスが得られそうで楽しみです∩^ω^∩
以上、今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
質問等あれば気軽に↓コメントまたはコチラよりご連絡下さい(^^ゞ