ニュース詳細
MERS 隔離対象の日本人すでに帰国 症状なし6月16日 1時28分
韓国で感染が広がっている「MERSコロナウイルス」で、患者がいた医療機関を訪れていたなどとして症状は出ていないものの、自宅での隔離の対象となっていた日本人2人が、すでに日本に帰国していることが関係者への取材で分かりました。厚生労働省も韓国で患者がいる医療機関を訪れ、帰国した複数の人について健康状態を確認していますが、いずれも患者との接触歴はなく、発熱などの症状はないということです。
韓国で150人の感染者が出ている「MERSコロナウイルス」で、韓国政府は15日、感染の拡大を防ぐため、医療機関や自宅での隔離の対象としている5200人の中に、日本人が含まれていることを明らかにしました。
韓国政府によりますと、日本人はいずれも症状が出ていないため、自宅での隔離の対象となっていましたが、関係者は隔離の対象となった日本人2人が、すでに日本に帰国していることを明らかにしました。
関係者によりますと、2人は患者がいた医療機関を訪れたため、念のため、自宅での隔離の対象者になったということで、症状なども出ていないということです。
厚生労働省によりますと、韓国で患者がいる医療機関を訪れ、日本に帰国した複数の人について、検疫所などが健康状態を確認しているということです。いずれも現地で患者と接触しておらず、発熱などの症状はないということです。
これについて国の専門家会議のメンバーで東北大学の賀来満夫教授は、「患者との接触歴がなければ、感染している可能性は低いし、仮に感染していても症状がなければ、ほかの人に感染を広げることも考えにくい。冷静に対応すべきで、行政は本人や家族に話を聞くなどして情報の把握を徹底してほしい」と話しています。
検疫所などは14日間、1日2回、発熱がないかなどを電話やメールで確認し、症状が出た場合はMERSコロナウイルスに感染していないかどうか検査を行うことにしています。
韓国政府によりますと、日本人はいずれも症状が出ていないため、自宅での隔離の対象となっていましたが、関係者は隔離の対象となった日本人2人が、すでに日本に帰国していることを明らかにしました。
関係者によりますと、2人は患者がいた医療機関を訪れたため、念のため、自宅での隔離の対象者になったということで、症状なども出ていないということです。
厚生労働省によりますと、韓国で患者がいる医療機関を訪れ、日本に帰国した複数の人について、検疫所などが健康状態を確認しているということです。いずれも現地で患者と接触しておらず、発熱などの症状はないということです。
これについて国の専門家会議のメンバーで東北大学の賀来満夫教授は、「患者との接触歴がなければ、感染している可能性は低いし、仮に感染していても症状がなければ、ほかの人に感染を広げることも考えにくい。冷静に対応すべきで、行政は本人や家族に話を聞くなどして情報の把握を徹底してほしい」と話しています。
検疫所などは14日間、1日2回、発熱がないかなどを電話やメールで確認し、症状が出た場合はMERSコロナウイルスに感染していないかどうか検査を行うことにしています。