韓日中の誤解・対立…文学通じて解消策を摸索

韓日中の誤解・対立…文学通じて解消策を摸索

2015年06月15日16時57分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  韓日中3カ国の東アジア文学フォーラムは、3カ国間の誤解・対立の解消に文学が寄与しようとの趣旨で2006年に初めて創設が議論された。第1回大会が2008年ソウルで開かれフォーラムが公式にスタートし、第2回大会は2010年に日本の北九州で開かれた。第3回大会を2012年に中国で開く予定だったが当時、尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐって日中対立が高まると中止になった。

  今回の大会は5年ぶりに開かれるものだ。中国は中国作家協会がフォーラムを主催する。韓国は大山(テサン)文化財団(シン・チャンジェ理事長)と韓国文化芸術委員会(パク・ミョンジン委員長)が共同でフォーラムを開く。日本にはそのような組織がない。

  今年は中国が主催する大会なので公式名称が「中韓日東アジア文学フォーラム」だ。各国から作家が11人ずつ参加した。韓国は文学評論家チェ・ウォンシク仁荷(インハ)大学名誉教授を団長に詩人のキム・ジンギョン、アン・ドヒョン、チョン・クッビョル、クァク・ヒョファン(大山文化財団常務)の各氏、小説家のチェ・インソク、イ・スンウ、キム・インスク、カン・ヨンスク、キム・チュンヒョク、キム・エランの各氏が参加した。パク・ジェウ(韓国外国語大)、ユン・サンイン(ソウル大)の2人の教授が組織委員の資格で参加した。中国からは莫言氏、日本からは中堅小説家の島田雅彦氏らが参加する。

  
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