この頃のりさは、パソコンにますます夢中。
イラストを書くのにはまっていて、かなり本気なようなので「ペンタブ買って」というおねだりに応えて買ってやりました。
全く学校に行っていない彼女にとっては、こういうのは教材費のようなものかなと思っています。
ちなみに友達もみんなネット上の友達で、スカイプでチャットしては大笑いしています。
(スカイプなのに、音声でしゃべるのは嫌がるので文字チャットです)
なんといってもまだ小4。トラブルに巻き込まれないかヒヤヒヤしていますが、最初に
・ネットにはホントの名前、住所、学校名などは書いてはいけません。
・写真も顔出しはダメです。
・相手のプロフィールは嘘かもしれないということはわかっておくように。
・ネットに流れている情報には、嘘も本当も、価値ある情報も、そうでないものもまじっています。
本当に知りたいことがあれば書籍をあたるように。
など、教えてあります。
そして、さりげなくパソコンをしてる様子をチラチラ見てます。
詳しいことを聞くと怒るので、(思春期ですねぇ)嫌な思いをしたり、変なことを書かれたりとか何かあったら何時でも私を叩き起すように言ってあります。24時間回転生活なので。
人によっては信じられないような野放し状態ですが、私は考えて考えて今の状態を許し?ました。
アクセス制限も一切なしです。
今、社会と彼女をつなぐ窓はパソコンしかありません。
現実と向き合う力がない今、パソコンまで取り上げたらどうなってしまうのでしょう。
「外で現実とふれあいなさい」と専門機関の人でも言う人はいます。
だけどそれができたらとっくにしています。
どうしても、外には出られないのです。今は。
りさの主治医(小児科)、カウンセラー(臨床心理士)は、「りさちゃんが、パソコンで外とつながっているのなら今はそれで十分です」と言っています。
私もそう思っています。
だって声を立てて笑っているんですもの。
こんな嬉しいことはありません。