今日は、前々から気になっていた学校に行かない子と親の会に行ってきました。
最初はスタッフの方たちと新しい人は私だけで、私の話を聞いてもらっていました。
話が終わって、元夜間高校の教師だったというスタッフさんが、「学校に居づらさを感じてから、学校へ行かなくなって、それから支援学校へ転籍するために入院したり、支援学校の人に学校へ連れて行かれたり、ずいぶん不自然な道のりをたどってきたんですね。子どもさんも苦労したんですね」と言われました。
詳しくはまた書きますが、りさは3年の一学期に一度、病弱児のための特別支援学校に転籍して訪問指導を受け、そこの先生が家まで来て、もともと通っていた学校へ通っていた時期(一応再登校ですかね)があったんです。
それでも結局夏休み明けから行けなくなって、支援学校の先生から「あなたが学校に行かなかったらお母さんが警察に逮捕されるのよ」と信じられないことを言われ、それを聞いていた私も怒って「もう支援学校はやめます」ということになったことがあります。
りさはそれ以降、学校の敷地に脚を踏み入れることも拒否するようになり、昼夜逆転の生活に入りました。
最初に病院に頼って、そこのいいなりになっていたことで、りさにもいらない苦労をたくさんさせてしまいました。
だけど、それで自分を責めるのはやめようと思います。今日のスタッフさんもそんな気は全然ないと感じました。
病院の先生もまさかこんなことになるとは思っていなかったし、提案はすべて良かれと思ってしたこと。
それを受け入れた私も当時はそれが必死の選択だったんですから。
そういうことで、自分を責めだしても何もいいことはありません。
結果を振り返って学んだことを次に生かすしかないのです。
今日の会は、めずらしく当事者の子どもの参加もありました。
親の戸惑いと子の戸惑いを目の前に見て、痛いほどいろんな気持ちがわかるような気がしました。
「うちの子は不登校じゃない」「また行くはず」「でもひょっとしたらこのまま」
という初期の不安を思い出しました。
子どもさんを見ていたら、その子もいろいろな痛みを抱えてるけど、うまく表現できてないのだなと感じました。
このタイミングで学校に戻れたらいいのでしょうが、それで彼がハッピーになれなくて、辛い気持ちを押さえ込むだけならここで立ち止まってもいいのではなんて思いました。
でも、これはその子の親じゃないからそう思えるんですよね。
今日来たことが、あの家族にとっていい方向に転ぶきっかけになりますように。