小3の夏休み明けから、りさは昼夜逆転するようになりました。
普通の昼夜逆転ならいいんですが、なんか時計方向に睡眠時間がずれていくのです。
しばらく18:00~2:00まで寝ていたなと思っていたら何日かたったら20:00~4:00のパターンになっていたという感じ。それから22.:00~6:00という美しき朝型になって「おおっ!」と思っていたら、そこでとどまらず1:00~9:00とずれていくのです。
しばらくは「なにこれ?」と訳も分からず振り回され、次はいつ寝て起きるのか、ご飯はどうしたらいいのか、とイライラしていました。
病院のカウンセラーに、「今こんな生活なんですけど」と相談すると、
「それは25時間周期になっているんじゃないですか」
と言われました。
「生活に学校などの縛りもなく、外出もしない生活をしていると、人間は本来25時間周期の体内時計を持っているので、その通りの生活になってしまいます。
普通に生活していると、学校や仕事もあるし、日光も浴びるので朝にリセットされて24時間生活に対応できますが、りさちゃんの場合それがないので、今のような状態になっているんじゃないかと思います。」
なるほど、それはなかなか納得できる説明でした。
あとから改めて調べると、不登校の子などで心がしんどい子は、りさみたいに生活リズムが回転していて、その疲れが癒えるまで回転したままの子もたくさんいるとか。
結局、小4の現在も、その時以来回転は止まりません。
本人がこれではいけないとか、病院に行かなければママが困るからなどの理由で、一応自分の意志で寝ないで調節したりすることはありますが、そういう時はまずうまくいきません。
結局起きられない上に、自己嫌悪で調子を崩したりするだけです。
本当に楽しみにしていることがあれば、なんとしてでも起きてきます。
その他の時は、本人のサイクルに任せておいたほうが体調もいいし、精神的にも安定しているようです。