先週に、中学校の校長と面談してきました。
りさの不登校の経緯と、特性・苦手なこと、発達診断の結果、学校への要望をまとめた資料をまず渡しました。
そして、最近私と離れると腹痛がひどいこと、小学校3年のときに支援学校に転籍したけども、それが決定的な心の傷になって学校へ完全に行かなくなったこと、勉強は全くしていないこと、心がつらいと身体症状が出ることを説明し、
「学校には基本的に通わせる気はありません。本人の希望を尊重します。」
といいました。
すると、いきなり言われたのは、
「子どもはどんどん成長するからねぇ、刺激を与えないとこのままではだめだね」
「まぁ、今は無理だろうからこちらとしても飲み込んで、入学式に出ないことや当面登校しないことは飲み込みますけどね」
「お母ちゃん、一人で考えてない?市の教育サポートセンター行ってる?」
「いえ、いっとき行っていましたけど、本人が嫌がるようになったので行ってません。
不登校の親の会にも入っていますし、教育相談にも行っていますので、一人だということはありません。」
「勉強はさせてないの?まったく?そりゃあかんわ~。教育サポートセンターにまた行ったら?」
「勉強は本人がその気になったときに、本人なりの方法でやればいいと思っています。
高校で、通信制高校に行けたらいいなと私は考えています。それまでは家でいいと思っています。」
「でもお母さん、学校に通わせる義務はあるんですよ。まぁ、子どもさんが無理なときはしょうがないですけどね。
通信制っていいはるけど、そんな簡単に入れませんよ。」
「学校への希望に、勉強や学校の話はしないでくれって書いてますけど、これは無理ですなぁ。
小学生じゃないんだから、ちゃんと刺激も与えないといけませんし。
りさちゃん、なんて甘いことは言ってられませんよ。小学校じゃないんですからね。」
「担任も学年の先生も余裕がありませんからね。本当は支援学級に入ってもらった方がいいんやけど」
支援学級に強い抵抗があって、小学校でも一度申し込んだけど、本人の強い抵抗で取り下げた話もしました。
でも、じゃあ手をかけられないって言われているような感じです。
「欠席連絡はね、担任と話し合ってください。担任が納得せんと、私らは何も言えませんから」
最後に、制服を買っていないことについて、りさが長袖や、腿から下に生地がある服は着られないこと、靴下、靴もはけないことを説明しました。
すると、
「それはお母ちゃん、甘やかしすぎやわ。週に1回くらいは靴下と靴履かせてどこか通わせなぁ」
あとは、入学式が済んでから担任が家庭訪問することになりました。
正直絶望感でいっぱいになりました。
あんな考えの校長がいるところなのかと思うと。
これから担任とうまくやっていけるかも全然自信がありません。
それから3日間私は寝込んでしまいました。
それから親の会でこの話をすると、教育相談で担当してくれている元中学校の先生がとても驚いて、「これはひどい。僕も同席してまた一緒に話しに行こう」と言ってくれました。
つらかったけど、このままではいられません。
りさのおうち生活を守り抜くためにも、理解されなかったとしても、そっとしておいてもらえるように戦わなくては。
家庭訪問も、担任次第では断るつもりです。
りさのプラスにならないことはしたくありません。
外の世界との交渉が私の仕事。
つらいけど、力強い味方もいるし、やるしかありませんね。