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 県出身の女優松本若菜さん(31)が12日、鳥取署(鳥取市)から一日署長に委嘱され、署員に訓示したり、市内の園児に交通安全を指導したりした。

 鳥取署で委嘱式があり、松本さんは森山慎一署長から委嘱状を手渡された後、署員約40人に訓示。特殊詐欺被害の防止などへの対応を訴え、「日本一安全な鳥取県をめざしてがんばりましょう」と呼びかけた。松本さんは「制服を着るとなぜか背筋がピンとする。春の全国交通安全運動の期間中なので、今日はその点に力を入れたい」と話した。

 続いて県警察学校(鳥取市)へ。レンジャー訓練やデモ対応などの警備訓練を視察し、久松保育園(同)を訪問。園児72人に左右をよく見て手を挙げて横断歩道を渡ることなどを指導した。県警本部(同)では女性警官らの働き方をテーマとする会議に参加し、議論していた女性警官らを励ました。(波絵理子)