日刊演劇Magazine:気分は桟敷席:バックナンバー7


歌舞伎座・4階裏の照明室はたるんどる!
お名前:りまやー  投稿日:05月20日(水)00時03分46秒

このページを歌舞伎座の関係者は、観ているのかしら?

今日(と言っても昨日か)「お国と五平」を4階で観てきたんだけど、
照明室で喋ってる声が、ずーっと漏れ聞こえていた。

おかげで、折角のせりふ劇が台無し。辰之助が珍しく様になっていたのに。

仁左右衛門襲名の、熊谷陣屋の時には、大鼾かいていたし・・・。

このページに、こんな書き込みしてよかったのかな?


雨降って、地固まる
お名前:太郎  投稿日:05月19日(火)22時07分23秒

通人と 意休が 来たりて 幕が開き

客席の 御贔屓同士の もめ事も 幕が上がれば 拍手喝采

立役に 女形二枚目 敵役 役者がそろった 名舞台

御隠居は 敵役から 誉めはじめ

愁嘆場 修羅場も済んで 大詰めの どんでん返し 初花桜

まぁずもって、おぉめでとうござりまするぅ〜。


さくらこさん、はじめその他の皆様へ
お名前:ほりこし  投稿日:05月19日(火)15時11分54秒

頭を冷やしたほりこしです。

先ほど「さくらこさん」あてに書いた文章は、そのまま自分にも当てはまっている。実
はこの考えは昨日、さくらこさんの書き込みを読んだ時からありました。

 『結局、自分だって舞台にいる役者に対して好き勝手、言いたい放題じゃないか。
  それが「さくらこさん」の書き込みとどう違うのか、答えられないな』

この思いはいま、ますます強くなっています。どんな感想であれ(たとえ愛の鞭という
つもりでも)相手を傷つける事に変わりはない、ということ。たしかにその自覚が薄
かったと反省はします。

また、マスターも含めて多くの方に対して、私が初めにとった行動(もう来ません…
云々)をお詫びしたいと思います。「桟敷席」へは気持ちの整理が出来たら、またお邪
魔したいと思います。
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ただ、私のこれまでの感想や評が「自分にとっての面白く、楽しく、興奮させてくれる
歌舞伎」という視点に立って自分に忠実であったことだけは訂正しません。

今でも私は勘九郎さんのお初は後半やりすぎだったと思うし、幸四郎さんの七段目の由
良助も良かったとは思いません。

ただそれが正解で「みんなこう感じるべきだ」と思ったことはないし、書いた覚えも
(自分では)ありません。いつも「自分の解釈」に則って面白いか、面白くないか。
それだけだったことは堂々と言えます。

おそらく次に再登場することがあっても、その姿勢を変えるつもりはありません。ただ
自分が多くの人に対して自分の言葉に対する責任を持たなければいけない、ということ
についてはもっとよく考えようと思います。
少しでも同じ歌舞伎ファンとしていやな思いをさせないように気をつけていこうと思い
ます。

「そんな態度もやっぱり不遜だ」と言われるかもしれませんが、いまはこういう言い方
しか出来ません。ごめんなさい。

と、いうわけで、またいつかお会いしましょう。

本当に色々とお騒がせいたしましたm(_ _)m


でもね、
お名前:YASUKO  投稿日:05月19日(火)14時02分49秒

言って(殴って)くれるだけ、まだ親切なんだよ〜。
どれだけの人がROMしてるのか、知らないけど、みんな、黙ーって、
反感(あるいは共感)持ったりしてるのでしょ。

私ネット上で、何故みなハンドリングネーム使うのか、ここ数ヶ月パソ通やって
分かりました。
何に所属している誰、(会社とか後援会!とか・・・)と、具体的に
正体!?がバレているより、匿名性がある方が、自分の本当の意見が言いやすい
からなのね。それは、発言に責任を持つ持たないとは、別の次元の事。
<個人的>な意見なのに、なんか日本って○○会社の誰誰さんが言ってる、とか
○○ファンは、これだから・・・とか、なりやすいでしょ。

まあ、人より多少、多めに劇場に出入りしていて顔バレ(ほりこしさんは、
声バレ?)している身としては、
ご忠告があるなら、是非ネット上でお願いします〜〜。
ほんとには、殴らんといてねっ、ってとこでしょうか。

ほりさんも自己防衛!?という意味で去るなら仕方ないですね。
でも、わたしは、さくらこさんは(実名)じゃないからって卑怯とは、
思わないよ。
こういう展開になって自分にも批判が加えられるのは覚悟のうえ、でしょ?
書き逃げはズルイ!っていう倫理観もたぶん承知の上。

私たちがこうして、書き込みしている内容も、自分にはそのつもりがなくても、
不特定多数の読者(!?)の中には、バシっと殴られた〜〜と
感じている人もいるかもしれないしねぇ。難しいねー。


しょうがない…。意見を言いましょう。
お名前:ほりこし  投稿日:05月19日(火)08時20分53秒

じゃあ一言。言わなきゃおさまらないみたいだしね…

お騒がせしています。どうしてもこの騒動の火元としては出てこない訳にはいかないよ
うです。で、ここで妙に丁寧な言葉ぁ使っても無意味なので、歯に衣着せずに言とにし
ましょ。
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いいですか。私が問題にしたのは投稿の内容(劇評家気取り云々、雰囲気が伝わってこ
ない云々、重箱の隅云々)ではないのですよ。そんなことならきちんと議論できますか
ら。

俺が言ってんのはなぁ、そのやり口が気にくわねぇって言うんでぃっ!

おっと激昂しちまった。以前YASUKOさんと口論(といって差し支えない内容だったわな
/すまんねぇ引き合いに出して)になったときは相手の顔が見えていた。「誰かさん
…」ってなぼかしもなかったし、きちんと指名して「あなたの考えは私とは違う」って
表明してくれたからね。

ところが「さくらこさん」は卑怯なやり口で、明らかに相手が「ほりこし」と分かる表
現をしておきながら「私にとっての”野暮天さん”」という最後の部分で責任を放棄す
るような呼び名を使ったこと。

今度の件は、確かに公の場で発言するということは共感も反感も引き受ける覚悟がなく
ちゃやっていけない、ということは理解しています。堂々と正面から挑んでくる相手に
は議論のしようもあるでしょう。

でもね、今回の「さくらこさん」の手段は、まぁ言えば暗がりでの一方的な暴力だよ。
たとえ話にしようか。

 私は自由に発言できる広場で、大勢の人がいる中で今まで色々な私見をしゃべって
 いた。聞いている人の中には舞台に上がる人もいれば、聞くだけの人もいる。何回
 かは発言内容にこちらの誤解や思いこみがあって、それに対する反対意見をぶつけ 
 あうこともあった。
 こっちだって「それはおかしい」と意見をされれば、改めることもあるだろうし、
 議論して物別れになることもあるだろうね。
 中には舞台に上がらなくても「なんだ、ほりこしってやつは調子ん乗りやがって」
 と思っている人も、もちろんいると思う。

 ところがある日、道を歩いていたらいきなり後頭部に激しい痛みを感じて思わずしゃ
 がみこんだ。その頭上から顔の見えない脅迫者が「前からどうにもお前の言ってるこ
 とが気にくわねぇんだよ! いいか、こういうふうにお前の言うことに同調する人間
 ばかりじゃねぇってことを、よっく覚えとけ!! まぁせいぜい長生きしてくれや。
 あばよ」と言い捨てたかと思う とあっという間に走り去ってしまった。

 何とか傷を押さえながら立ち上がったものの、顔も分からなかった襲撃者の言った言
 葉はあまりに恐ろしかった。また、いつ誰とも分からない人間から有無を言わさず殴
 りつけられることがあるかもしれない。しかも襲撃者自身、たったいま「自分一人
 じゃない」と言っていたではないか。

 正面から議論を挑んでくる相手には十分な誠意と信念をもって話し合う気持ちはある
 が、顔の見えない、いったい何人いるかも分からない、一方的な暴力に立ち向かうほ
 どの勇気は、残念ながら私にはない。

 このような威迫を受けた後で「再び今までのように発言できるか?」と自らに問えば
 それは「否」としか言えない。

こういうことなんだよ。言いたいことがあるなら正面切って言えば言い。それを何だ、
ネットで顔が見えないと思って後ろからバットで殴りつけるようなまねをして。そんな
卑怯で脅迫的な態度に対して論ずるべき言葉を僕は持たない。

「さくらこさん」が指摘した私の茨牡丹さんにたいする指摘についても、あのとき僕は
キチンと指名したし、名前だって隠そうと思えば容易にできる場面でも本名で言った。
そうでなくては反論するもののマナーに反するからだ。

それとも何か。公の場で発言する人間は暗闇で後ろから突如襲撃されるのも仕方ない、
という倫理観でもあるのかね? 聞く側は自分の顔を隠して、発言者に暴力を振るう権
利がある、とでも言うのかね?

もし、そうだと言うならなおのこと、今後ここへ出てこようとは思わない。これが私の
意見ですわ。

最後にもう1回言う。こっちの言うことに反感を持とうが、反論しようが、悪口を書こ
うが構やしねぇんだ。だが、言うからには堂々と正面から来い。後ろから人の頭どつき
まわしてトンズラしようなんてぇ了見は俺ぁ認めねぇからなっ!


やっぱ余計か・・・
お名前:YASUKO  投稿日:05月19日(火)03時32分40秒

<ズルイ>って言うのは、私の倫理観だもんね。
私の基準で計って悪いけどさ〜〜〜

でも、以前のこと(昔も似たような事があったような・・・)
考えるとなんだか、放っておけないくて。


おーい、ほりこしくん出てこーい!!(スミマセン、私もついつい余計な一言)
お名前:YASUKO  投稿日:05月19日(火)03時22分35秒

そーゆー逃げ方(逃げた訳じゃないとは思うけど)はズルイでぇ〜〜。
貴方にそういう意図はなくても、ひとつの視点を提示してくれた
さくらこさんや、えみりさんがなんか加害者っぽくなってしまうじゃないの。
(加害者ってコトバも適当じゃないかもしれないけど、ごめんなさい良い
  語彙が見つからなくて)

貴方だって役者を批判したり(賞賛したり)するんだからさ、
自分の表明したものに対して批判(というか批評?)が加えられた時、
そーゆう出方は、貴方の主義にも反するんじゃないの?
(昔頂いたメールによると)
別に<反論>なんてのもしたくなかったらしなくて、よろし。
ただ、そんな風に消えちゃうのはズルイで。

私だって、嫌いと言われつつも、
(偶然目にした時はやっぱり驚いたわ!以前ほりさんとも
 メールでお話したように)
(あっ今更、他意はないのよ、ダブルKさん。)
こういう場所を提供してもらえる限り、やっぱり自分の愛している役者さんのこと
伝えたいし、(←反論が来ようと)
業界(?)の納得いかないことも発言したい。市井の歌舞伎ファンとして。

それに反論だろうと、批判だろうと、とにかく歌舞伎について、
あーだ、こーだ言える場所があるって嬉しくない〜〜?

自分の発言が誰かを傷つけたり怒らせたり、
反感買ってるらしいと知るのは、悲しい辛い事よ。
そういう意味では、さくらこさんやえみりさんは勇気のある方だと思う。
私も私のネット上での発言に対してむかついている人が存在しているのを
具体的に知っている。

でも、万人を納得させる事は出来ないんだしさ〜。
今までの自分のスタンスに(自分なりにでも)誠意があるなら
出ていらっしゃい。



【所感】團菊祭五月大歌舞伎/夜の部〜観劇日:5/17(土)
お名前:京屋  投稿日:05月19日(火)02時18分08秒

  うーん、久し振りに覗いたら・・・ちょっと悲しかった^^;。
かく言う私も一昔前に失言をしてしまって、「エラそうに言ってたなー」と反省し
た過去がありまして・・・
  とにかくそれ以来、色々気をつけるようにはしています。だからというわけでは
ありませんが、今回私はこの件に関してコメントは避けさせて頂きます。
  ただ、どんな観方をされていても、皆さん歌舞伎が好きな人たちの集まりだと信
じて私は私なりの感想を書かせて頂きたいと思います。それでいいのではないでし
ょうか? たとえ意見が違うことがあっても、私はほりこしさんの劇評好きですよ。

  さて、それではいってみましょー!^^

1.お国と五平
  新歌舞伎って、別に毛嫌いしているわけではないのですが、何か観ていてお尻が
むず痒くなってしまうんです。その昔「建礼門院」を観ていた時、雀右衛門の「わ
たし、笑っちゃった。」という台詞にはぶっ飛んでしまいましたが・・・
  時蔵のお国は上品なのはいいが、もう少しリアルな肉感があっても良いのでは?
と思った。貞女ではいられなかった部分があまり感じられなかった。
  辰之助の五平はまずまず。ジレンマにさいなまれる若武者ぶりが良かった。
  八十助の友之丞は、とにかく台詞廻しが上手い。人間の脆さや悲哀を切々と語る
姿に思わず引き込まれた。「同じ事をしても・・・」の台詞が聞き所か。

2.船弁慶
  芝雀の義経がとても良い。凛とした部分、憂愁の貴公子ぶり、それぞれの雰囲気
が舞台に広がりを持たせている。
  團十郎の弁慶は柄が大きく風格も備わった、まさに團菊祭に相応しい出来。菊五
郎の後ジテとのカラミでも大きさが波動のように伝わってくる。
  菊五郎は、前シテの静はやはり声が厳しい。しかし「春の曙・・・」のあたりは名
曲も手伝って雰囲気良くまとまっている。後ジテはキビキビと動きが良いが、凄み
に欠ける。「そもそもこれは桓武天皇・・・」も今一つ。前回観たのが富十郎だけに、
ついつい比べて観てしまった。次回に期待したい。菊五郎は「野晒悟助」が今月の
No.1だと思う。
  忘れちゃいけないのが八十助の舟長。八十助の凄いところは動きそのものに面白
さが感じられる所だ。詞の意味が多少分からなくともそれだけで楽しめてしまう。
ホンワカとした間狂言の雰囲気が出ていてこれまたとても良い。

3.お祭佐七
  いや、京屋良いでしょー!(ミーハーモード突入)。それはおいといて。
  序幕は友右衛門次男の初御目見得で「落人」。なにげに延寿太夫が出演してお祭
りムードが盛り上がる。佐七と小糸のいちゃつきぶりも控えめでいてキチンと見せ
ているのは流石。友右衛門の芳松は威勢がありまずまずだが、柄ではないと思う。
  彦三郎は憎々しさを全面に出しているのが良く、手堅い。家橘の手代もひょう
ひょうとして面白い。吉之丞のおてつはもう少し強欲ぶりが出てもいいと思う。
菊五郎の鳶頭は御馳走。(楽日なんかやるかも、とロビーでも談笑してました。)
  團十郎の佐七は、鉄火な性根をもう少し出しても、と思うが、江戸っ子らしさが
それをカバーしている。お決りの縁切狂言を楽しく見せてくれるカッコ良さがある。
  雀右衛門の小糸は、佐七の羽織を「うれしいねぇ」と着るあたりが上手い。
全体的にはおとなしめだが、芸者らしい艶っぽさが流石の出来。
  (カワイイし、色っぽいし、サイコー!!/ミーハーモード ^^;)
  とにかく今年の團菊祭、なかなか見応えがありました。

  とまぁこんな感じでした。モチロンあくまでもわたし個人の感想ですが、
「うんうん^^」とか「おいおい~~メ」と御一読頂ければ幸いです。
  ではではっっ。

  P.S 今年の国立十月公演は吉右衛門の「佐倉義民伝」かもしれません。あと、
         右近の会は「仮名手本忠臣蔵〜五・六段目」ともしれません。
         (未確認情報で済みません、でもデマじゃないっす。)
         ↑
         不適切であれば削除して下さい。


ごめんね静さん
お名前:junjun  投稿日:05月19日(火)01時07分28秒

土曜日、歌舞伎座に行って、一日中みていて、あまりに疲れて、
こともあろうに、船弁慶で自分が舟こいじゃいました。
ごめん、御免ね静御前様。知盛の霊で起きたから許してね。

夜は疲労がきてたせいかもしれないが、昼の部の方がすかっと面白かったです。
お国と五平、友之丞(八十助さん)に、聞き分けのない男大賞をあげる。
ほっといたら、二時間でも三時間でもくどくど言ってそうなところがすごかった。
そんなひとに追っかけられたら、どう対処していいかわかんないよね、やっぱ。
野晒悟助みたいに、お嫁にしてくれなきゃ死んじゃうとか言われてもやっぱり困るけど。
(困るけど、普通それで嫁にするかー。んもぉ、変な人ね、悟助さん。でも結構好き。)


この話題、あんま続ける必要もないのかもしれないが、ついつい一言・・・
お名前:tempest  投稿日:05月18日(月)21時24分26秒

どうも、はじめまして。tempestと申します。

私は、このページでは、ずっとROMさせていただいており、仕事中の隠れた楽しみとさ
せて頂いていたのですが、最近なんだか書き込みについて、やいのやいのと、議論が盛
り上がっているようですね。

なんだっていわゆる劇評風の書き込みが否定されるんでしょう? 私は歌舞伎を見始め
てまだ三年ほどのしろーとですが、歌舞伎に関する知識は書籍等でできる限り吸収して
います。劇評、芸談、脚本、写真集etc。卒論も一応歌舞伎がらみでしたし。

歌舞伎は基本的には、現代の演劇ではありません。少なくともその様式においては
明治以前の物を継承しています。現代の我々はその多くを知りません。だから、歌
舞伎に関して知識を持つ事は、無駄な事ではないと思います。台詞や衣装、演出
の意味をより正しく理解するためには、そういったことが必要だと思いますし、それ
で「ああなるほど、あれはあーいう意味なのね〜」とわかればわざわざそうやって
演じている役者やスタッフの皆様も喜ぶというものです。だから、歌舞伎において、
知識を得る事は少しも余計な事ではないでしょう。ただ、そこで偏った考え方を持っ
てしまう危険性はときにあると思いますが。

ほりこしさんのように、劇評家のような知識・切り口を伴った感想は、非常に役に立ち
ます。「あぁ、そういうことだったのね」とか「うんうん。そうそうよかった」とか
「えーそれは違うんじゃない?」などといつも楽しませて頂いております。雑誌等の
劇評も然り。賛成するにしろ、反対するにしろ、所詮は人の意見。自分が自分の考えを
きちんと持ってれば(例えば○○丈サイコーでもOK)、人の劇評など、あくまで参考レ
ベルでいられると思うんだけどなァ。素人ながらそういった劇評に反論するのも楽しい
し。あ、ちなみにあの玉三郎丈も渡辺保氏の劇評にHPで反論しています。なかなか興味
深いので、ご存じない方は見てみてください。
http://www.tamasaburo.co.jp/
です。

だから私は、中傷誹謗やまったくのデタラメなどの、悪意をもった書き込みでなければ
何を書き込んでもいいと思うし、そうでなくてはつまらないと思う。その人の意見に対
し賛成したり反対したりして、わいわい活発に言い合うのがいいページだと思います。
見巧者系の人が「××の弁慶はニンになく、また性根も間違っており・・・」とか言っ
たのに対し、「え、でもカッコよかったらいいじゃん」という意見があって全く構わな
いでしょうし、そういうのができてこそ、インターネット上で話し合う意味があると思
います。そこで見巧者が「イヤあれは駄目な弁慶なんだ。誉めてはいかんのだ!!」な
どと押し付けてこない限り。

あと、私はさくらこさんの「誉めあうページ」というのには納得できません。そんなに
歌舞伎を駄目にしたいのか? とか思ってしまう。だってあるでしょう? 
「つまらん」とか「へた」とか思うこと。少なくとも私は十二ヶ月昼夜歌舞伎座国立南
座浅草松竹座で見てりゃ、とーぜん、そう思うことは何度でもあります。そう思ったら
どしどし言っていいと思います。贔屓だろうと嫌いな役者だろうと。けなすのではなく
将来を期待しての愛のムチ、とでもいうのでしょうか、それをぶつけるのも役者への愛
情表現だと思うなぁ。猿之助丈が梅原猛氏と「僕らみたいな人間を駄目にするには、ほ
めまくればいい。そうすれば骨抜きになる。叩かれるとなにくそ! と発奮してしまう
からね」みたいなことを言ってましたが、全くそれこそが理想的な役者像だと思いまし
た。歌舞伎役者は歌舞伎のプロ、それもスペシャリストなんだから、いいもの見せて
くれて当然!! つまらんもの見せたら怒るぞワシは!! というくらいの気持ちで
私は観てますし、そうでなきゃ失礼ってもんでしょう。
もちろん、「☆☆さんは最高!!あの人はなにやってもイイワ」というのもありでしょ
う。そういった書き込みもまた楽しいですし。ただ、みんながみんなそうでは、単なる
その役者への自分の陶酔をぶつけ合う、ある種ナルシストの集団となってしまいま
す。内輪だけの閉じた集まりならそれでもいいと思いますけど、折角のインターネット
の掲示板でんなことやるのはもったいない。雑誌「演劇界」の劇評のページから読者
ページまで混ざっているようなHPだから面白いんじゃないですか。

ついでに、書き込み方についてですが、さくらこさんとえみりさんの「最初にして最後
の書き込みうんぬん」というのはいささか大人げないと思います。私はそれを「私の意
見はこうです。でも、私はもうここでは議論しないから、反論してもむだです。」とい
う意思表示にとってしまいます。それではそれに対しての意見は出にくくなってしまう
でしょう。事情があって書き込みできなくなってしまうのかもしれませんが、たとえそ
うでも、わざわざそういった事を書く必要は、全くないと思います。機会があれば、こ
れからもいろんなことを書き込んでいただきたいものです。

長くなってしまいました。ではでは。またいずれ〜。tempestでした。


蝿の気持がなんとなくわかります。(^-^)
お名前:お梅  投稿日:05月18日(月)20時43分22秒

松竹座の蝿のお話が出ていますが、
故勘三郎さんが自ら「蝿になってみんなのところに来る云々」
と語ったという話は、その界隈では有名です。
何故って言葉通り偶然か否か?(^_^;中村屋周辺ではタイミングよく
蝿が出現していたというのです。おかげで蝿を叩けなかったのでは
ないでしょうか?(^_^;

今日読んでいた本に勘三郎さんの初舞台・・と言っても、米吉襲名の
お話があったんですが、兄の初代吉右衛門は体の不調により、二日目から
休演してしまうのです。そこで代わりに口上を陳べて下さったのが、
当時の仁左衛門さんなんです。丁度現仁左衛門さんのおじい様だと
思うのですが。勘三郎さんは蝿になってでも来たいんじゃないかと、
思えてしまいます。

ついつい、偶然の蝿でもじじんちゃまが・・と、思ってしまうという
ほほえましいお話でした。(^_^;

・・私は今日も思い込みが激しい(^_^;


えみりさん、勘違いされている・・・・
お名前:momota  投稿日:05月18日(月)19時40分33秒

初めての書き込みです。本当は歌舞伎の鑑賞記でデビューするつもりでしたがこの「日刊演劇マガジン」を愛読する一人として聞いてもらいたい事があり書き込みをします。一刻も早くもとのこのページに戻るために!!

 僕がこのページを見つけてお邪魔するようになり一ヶ月が経ちます。はじめはこんなズブの素人がこのページにやって来て邪魔物扱いされない事かと思っておりました。
 しかし、みなさんとても親切にしてくださり、歌舞伎について疑問に思った事などその方の分かる範囲で丁寧に教えてくださるのです。本当に「えっ!?」といいたくなるような質問だったと思います。
 そのようなページが見ていい人とそうでない人なんて本当に選ぶはずがありません。!!マスターのいわれた趣旨は絶対にえみりさんのいわれているような事ではないと僕は思います。ここに書き込みをしたのは えみりさんだけでなく皆さんが絶対にこのページを見る権利があり、ただ見たくないと自分で決められた方だけが権利を棄てるという形で見ないのだということをいいたいから・・・現にこの僕はマスターがいわれた事をえみりさんがおっしゃられたようには解釈はいたしません。

 個人個人、同じ文章を読んでも感想とは異なってくるもの・・・だって生きている人間が書くのだもの・・・だけどそれを読んでこのような公衆の場にあのような他人をここまで追いつめる文を載せる方が僕は本当に いけない事ではないかと思います。さくらこさんの意見も理解できる部分はあります。しかし個人を連想させ、もしくは特定しての意見ならメールで送るべきでなかったのではないのでしょうか?


えみりさん、僕は別にほりこしさんの見方をするわけではありません。ただあまりにも悲しすぎる・・・・歌舞伎が好きな方々の集まり、皆さんきっと心が豊かな方ばかりだと思います。えみりさん、なのに何故そのように曲解された意見を書かれておられるのかということです。僕は、マスターは誰が来ちゃだめでとか言うことではなくて皆さんが楽しく参加できる場所であるべきなはずだから・・・その権利を他人が侵害するのを阻止するということを言われたのだと思います。
そしてその権利が、ほりこしさんにもあるから主催者として復帰されるよう説得されるわけで、常連がどうのこうの・・・というわけではないでしょう。
 ただ、このような公衆の場において、しかも趣味が同じ方の集まりにおいてもう止めませんか?このような事は・・・。
元の桟敷席に皆さんで一刻も早く戻しましょうよ!!


お梅さん、本当にそうですね
お名前:しょうこ  投稿日:05月18日(月)16時32分00秒

ま、色々あったけど、お梅さんの書き込みで救われたような気がします。

私もそう思っています。決めつけるのも嫌だし、個人の方の中傷ももち
ろん・・・。
インターネットってそれが本当に難しいんでしょうね。
まあ、やっぱり人はそれぞれ、ということで、この間から話題になって
いる、野暮はやめて、人の意見を尊重しつつ、歌舞伎にそれぞれの楽しみ
方で入れ込んでいればいいですよね。
と言うわけで、もうこの辺でこの話題はやめたがよいわいなあ・・・。
と、生意気ながら言わせていただきました。


何か違う気がする(^_^
お名前:お梅  投稿日:05月18日(月)16時15分30秒

あの・・
このホームぺーじは、別に常連さんだけのページでは無いと
思いますけど。かくゆう私も常連ではありませんし。(^_^;
だれでもはじめっから一見常連の輪に入れる訳ではないのは、
インターネットでなくたって、どこでもそうだと思いますが。

ただ、私の知りうる「通信」の世界では、
個人の名を揚げて批判をする時は、自分の名前をあきらかにする
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
のが、ルールだったからです。それにそのまま立ち去られるのでは、
塀にいたずらと同じ扱いにされてしまいます。どんなに良い事を
書いてあっても、たったこれだけの事で評価が変わってしまうのです。
(このルールは場所にもよりますので、ここではここのルールが
あると思いますが・・・)

ボードの文章だけでは本意も伝わり難いものです。
個人的にメールを出したり、オフであったりすると、
印象ががらっと変わる事ってけっこうあるんです。
たとえ一見さんでも、歌舞伎ファンの大切な方です。
どんな逸材が紛れているともわかりません。一見さんなんて、
通信資源の無駄使いです。(^_^;歌舞伎の本筋の事を語って下さい。

劇場で出会った人がどなたのファンでも、どんな感想を持ってい
るか、いちいち気にはしないでしょう。現代は昔の二丁町みたい
な事はないでしょうし。

ちなみに私の好きな役者さんは、劇評を気にかけていらした様
でした。良い批評にはとっても喜んでいらしたと、悪い批評に
は「芸で」これでもかと舞台の上で演じていたのだと、私には
思えます。江戸時代の昔から本になった評論のたぐいは、見に
行けいない人や、これから見に行く人の為に売られていた訳で
すから。

私は気に添わない劇評が本に載っていても、読み流しています。
通信上でも同じです。それに、皆が同じ感想ってのも、気味悪い
ではないですか。「まだまだ」の評の方が、発展があっていいでは
ないですか。それだけ望まれてる訳だし。

「誰がなんと言おうと、○○さんは天下一!この良さが判らない
なんて、、そう、私が良さを教えてあげよう。」位に思ってないと、
血圧が上がりっぱなしです。(^_^;誰が誰の贔屓でもいいではな
いですか。そこはお互い様なんですから。

やな事を数えるより、良い事を数えましょう。
いい意味で利用しないと、本筋から外れてしまいすぎます。

                              熱くなってしまった(^_^; お梅

私もまだまだだ・・


卑怯者2号?
お名前:えみり  投稿日:05月18日(月)15時13分25秒

はじめまして。
私もさくらこさん同様、初めての書き込みで、そしてさようならということに
なりそうな気がしています。
と言うのも朝からのこの修羅場、見ていてつくづく思ったのは、歌舞伎にも人
それぞれの見方、考え方、感じ方、楽しみ方があると同様、このページとの関り
方も色々あるのだなあ、と言うことでして。
そして、読んでいると、もうここの常連になっている方にはすでに本物の仲間
意識ができてしまっているんですね。でも、人は本当にそれぞれで、書き込み
もチャットも参加できないけれど(理由は色々あるでしょう、ポリシーとして
したくない、とか。でももっと切実なのは勤め先のパソコンで、人目を忍んで
覗くのが精いっぱいで、中々書き込むことまでは出来ないという人です)でも
このページが好きという人はたくさんいると思うんですけど。

さくらこさんがどういう人かは知らないけれど、あの書き込みが日曜日にされ
た、ということはそれなり事情があって、いつもは参加できないけれど、どう
しても言いたくなって、これだけは言わせてもらいたいという気持ちだったの
かも知れませんよ。
でも、ずっと見ていると、常連さんは一致団結して、書き逃げは卑怯だ、仲間の
ほりこしさんをいじめて! と言うことになってしまったようで、さくらこさん
が言っていること自体より、その書き込み態度が責められているみたいですね。
うーん、むずかしい。
というのも、マスターが、あの発言を、単なる誹謗中傷とみなし、今後ああいう
書き込みは断固削除する、と言われるなら、この書き込みも削除の憂き目を見そ
うなので今更なんですけど、なんだかズレてるような気がして・・・。
私自身はさくらこさんが誰なのかは分かりませんけど、実はこのページに関して、
彼女と同じような声を私もよく聞いているからです。
マスターは、歌舞伎の見方、考え方は人それぞれで、意見が合わなくても自分には
一向に邪魔にならない、と言われますが、それは本当にその通りです。
ただし、それは、同じ歌舞伎ファン同志という立場でものを言い合う場合です。

実は私もこのページをずっと読んでいて、いつも気になっていたのは、ほりこし
さんの観劇記って、善くも悪しくも素人離れしているんですよね。
チャットの方で、ご自身で素直に見たまま、感じたままを書いてきたつもりだっ
た、と言っておられるけれど、自他共に認めるほりこしさんの場合、豊富な知識
が災いするのか、このダレソレの○○は、ああで、こうで、だからいい、とか悪
い、とか判断を下すような書き方をされるでしょう? 
たしかほりこしさんは前に自分はただ楽しく見るだけではなく、よかったとした
ら、なぜよかったのか分析して納得したい、そういう見方も認めてもらえません
か? と書いていらっしゃったと思うんだけど、誰だって、人の見方は認めると
思うし、さくらこさんだってそれを言っているのではないと思いますよ。ただ問題
なのは、ほりこしさんがそんな風に断を下した役者さんのファンが、ただ自分の贔屓
の役者が「かっこよかった! きれいだった! あー楽しかった!」と言うような楽しみ
方をする人だったとしたら、その人のことをこれはよくない、と決めつけられれば、
そりゃむっとしますよねえ。
その場合、考え方、感じ方が違うからむっとするのではなく、いい、悪いをどうして
同じファンに決めつけられなくてはならないのだろう、と言う感じだろうと思います。
だって、歌舞伎の見方、楽しみ方が色々であるのと同様、観劇歴もそれぞれですから、
どうしても初心者は見巧者の意見には言い返せない、それにだいいち、豊富な知識に
基づいて言われることと、素敵だった、よかった、では勝負になりませんもの。
そう思って涙を呑んでいる人もたくさんいるのでは?
でも、私は見巧者だろうと、初心者だろうとファンであるなら同等だし、その感想は
等価値だと思っているんですけどね。
でも、ほりこしさんの書き方が、ただ僕はこう思いました。皆さんはどうですか?
という感じだったら、だれもムカつきも傷つきもしないのだろうと思います。
だから、なにも、もう書くななんて誰も言ってはいないと思いますよ。
さくらこさんだってそう言ってはいないでしょう?
それから、あれからフォローはほりこしさんの味方ばかりですけど、さくらこさん
のような考えの方もいる、ただしそういう方は最初から鼻白んでここには書き込み
をしないから出てこないだけで、全員がほりこしさんの味方、と言うわけでもないと
思います。(現にここに少なくとも一人はさくらこさんに共感する者もいるわけで)。

ただ、マスターがああ言われる以上、このページはそういう常連さんのためのものら
しいから、(何と言っても、マスターにはこのページを規定する権利がありますもの)
それこそ、気に入らないやつは読むな、書き込み続けることができないやつは来るな! 
ということなのかなあ、とも思いますので、最初に言ったとおり、私もこれでさよう
ならです。

意見の同じ人でないと見ることすらできないページであったとは、まことに残念です。
他にこういうページがなかったのでとても期待していたのですけどね。
ではこれにて。


(無題)
お名前:ともこ  投稿日:05月18日(月)14時23分08秒

改行するの忘れちゃったので、再送信です。ごめんなさい。


二、三度書き込みをさせていただいた、ともこ と申します。
確かに誰と分かる書き込みには私もあまりいい感じはしませんでした。
いまごろ書き込んだ方も、そんなやり方をしたこと、たぶん後悔してるんじゃないかしらん。
結局いろいろあるんですよね、こういう公開頁は。そうして、こういうことを何度が経験して、通り抜けて、
みんな、だんだん成熟した大人の発言が出来るように育っていくものなんじゃないでしょうか。
ほりこしさんの落ち込みも分かるけど、そう過剰反応せずに、ほりこしさんの書き込みを楽しみによみ、
いい刺激を受けている人もたくさんいるのだから、(中には価値の押しつけみたいに感じていた人も
いたらしいけど。要は表現の問題なんでしょう、ちょっとした表現の )デンと構えてこれまでどおり
顔を出して下さい。
存在の大きな人は、どこだって、いつだって大きい分だけよけいに風が当たるというのは宿命みたいな
ものなのですから。
そうして、もうこの話題は  ジ 、 エンド。
みなさん、楽しいお芝居の話、贔屓の役者さんの話をしましょう!!


そうしてだんだん成熟したページに
お名前:ともこ  投稿日:05月18日(月)14時17分01秒

二、三度書き込みをさせていただいた、ともこ と申します。
確かに誰と分かる書き込みには私もあまりいい感じはしませんでした。いまごろ書き込んだ方も、そんなやり方をしたこと、たぶん後悔してるんじゃないかしらん。
結局いろいろあるんですよね、こういう公開頁は。そうして、こういうことを何度が経験して、通り抜けて、みんな、だんだん成熟した大人の発言が出来るように育っていくものなんじゃないでしょうか。
ほりこしさんの落ち込みも分かるけど、そう過剰反応せずに、ほりこしさんの書き込みを楽しみによみ、いい刺激を受けている人もたくさんいるのだから、(中には価値の押しつけみたいに感じていた人もいたらしいけど。要は表現の問題なんでしょう、ちょっとした表現の )デンと構えてこれまでどおり顔を出して下さい。
存在の大きな人は、どこだって、いつだって大きい分だけよけいに風が当たるというのは宿命みたいなものなのですから。
そうして、もうこの話題は  ジ 、 エンド。
みなさん、楽しいお芝居の話、贔屓の役者さんの話をしましょう!!


やだ!ほりこし、辞めちゃヤダ!!
お名前:犀婆  投稿日:05月18日(月)13時05分08秒

  いやいや、やっとつながったと思ったら、ドキドキものでした。年寄りにはちと
刺激がキツかったです。
  
  ほりこしさん、お気になさることはないと思います。これからもどんどん観劇記
を書き込んで下さいませ。

  ほりこしさんが、どんなに立派な観劇記をお書きになられた処で、不快に感じる
方は、やはりいらっしゃると思います。感じ方、観方は人それぞれですからねぇ。

  今回のご意見にしたところで、「なるほどぅ〜」と思われたら思われたでよいの
です。だからといって、書き込みを辞めるなどという悲しいことは、おっしゃらな
いで下さい。貴方の書き込みを楽しみにしている方は、沢山いらっしゃるでしょう
し、かくいう私もその一人です。

  よく勉強してらっしゃるし、歌舞伎を愛する真摯な態度が、とても好ましいと感
じております。時として、NHKの某評論家と、とって代わって欲しいと思う程で
す。
  かといって、100%支持というではなく、立ち読み、覗き専門ではありますが、
う〜む、適確なご意見と感服することもありますし、「えぇ〜っ、それってジジィ
入ってんじゃない?(自分、ばばぁなクセに…)」と思うこともあるわけで…。

  どんな意見も一度は受け入れてみるというのは、貴重な経験になります。それを
踏まえた上で、無視するなり、反論するなり又は同意すればよろしいのです。
  そうして、今後の進み方の参考(栄養?)になさればよろしいと、私は思います。  

  イヤな奴と思っていても、面と向かって話し合えば、意外と気が合ったりするも
のです。+と+が反発し合うように、強烈な出会いも悪いものではありませんよ。

  こんな言葉で、ほりこしさんのお気が晴れるとも思えませんが、私も、私の友人
も、毎回ほりこし観劇記を楽しみにしています。ここで逃すわけには参りません。

  ということで、皆様、今後ともひとつよろしくお願いいたします、ヨ。
  

  





さくらこさん、私が此のHPを作った理由をお話しします。
お名前:吉左右衛門(きちざえもん)  投稿日:05月18日(月)12時33分28秒

僕が此のHPを作った理由をお話しします。
それは、「歌舞伎の話がしたかった・聞きたかった」からです。なぜなら、僕の周りでは
歌舞伎に理解ある人はいなかったからです。玉三郎が八ッ橋で微笑もうと、勘九郎がちゅ
う乗りで観客を沸かせようが、誰も分かってくれませんてしたし、相手にもされませんで
した。それどころか、「男同士の劇を見てて面白い?」と云われる始末です(怒)、それ
は何度説明しても同じでした(涙) それゆえ、誰かと少しでも話が出来ればと思い、こ
の頁をつくりました。皆様も多少違えど似たような環境かと思います。

 これは、以前にも書きしましたが、ほりこしさんと、私の歌舞伎の見方は違います。私
は歌舞伎初級者で、彼は深い経験の持ち主です。僕の歌舞伎観劇は非日常であれば、彼は
日常の事象です。僕が「『浮かれ心中』が面白かった」と云えば、アレははしゃぎ過ぎと
云います。それでもどんなに云われても、僕は「『浮かれ心中』が面白かった」と云う考
えを変えるつもりはありません。けれども、彼の話す意味は、よーく分かります。
 僕と立場や見方が違えば、当然感想も違います。されど、それを参考になったことはあ
っても、邪魔になったことはタダの一度もありませんし。彼もその見方を強制したことも
ありません。(言葉が過ぎると謝るし)
 僕にとって、そんな見方の違う話をわざわざ書いていただいて、そのうえ簡単にネット
上で読めるなんて、大変有り難いとも思っています。これは、マスターを離れて一読者と
してそう思っています。

 次に、主催者として話をします。これまで前記のように、此の頁は「話をしたい・聞き
たい」と云う意味で編集してきましたので、多少書き込みに問題があろうと、なるべく削
除をしないように心がけてきました。されどこれからは、その発言によって、その他発言
が少なくなるような書き込みに対しては、断固削除します。言論弾圧と云われても構いま
せん! 此の頁を作った主旨と反するからです。


ほりこしさんへ、
書き込みを抜けるなんて、読者としても主催者としても、僕は絶対許さない!(ダメな時は会社に押し掛けるから)


さくらこさんへ
お名前:思議  投稿日:05月18日(月)11時21分43秒

  さくらこさんの書き込み読ませていただきました。

理解力の少ない私なりにじっくり読ませていただきましたが
まず、「特定の個人」がはっきりしているのに、ぼかして攻撃する
あなたの書き込みのしかたは、はっきり言って気分が悪いです。

メールか書き込みかの違いはあっても、なにか「特定の個人」に
意見がおありなら「****さんへ」と明記するべきでしょう。

あなたの書き込みでは反論したくても反論もできないと思われます

>みんなが主役であり、みんなが楽しく幸せになれるページでなくては、と。 
   この書き込みが、さくらこさんの本当の気持ちであればなおさらです。

あなたの言うところの劇評家気取りっていう書き込みが悪いとも私は
思いません。読みたくなければ読まない。選択の自由でしょう。

そして、私の勘違いかもしれませんが
>最初で最後の書き込みになる気がしますが、云々も
   言うだけ言って書き逃げのように感じられました。

   以上、感じたことを素直に書かせていただきました
   もし、ご意見なり反論なりおありなら「思議」あてに書き込みなり
   メールなりいただければと思います。   



お名前:ゆきべえ  投稿日:05月18日(月)10時11分03秒

茨牡丹さんの書き込みにもありましたが、蝿は勘三郎さんの“化身”だそうです。
GWの松竹座で目撃したというお話も聞きましたし、
勘九郎さんが硫黄島や海外での公演に行ったときにも出現したそうです。
私も今週末の舞台、ちょっと“蝿”に注目したいと思います。
里暁とともに現れたりして・・・


今後一切登場はいたしませんm(_ _)m
お名前:ほりこし  投稿日:05月18日(月)09時31分29秒

ほりこしです。

こんなに悲しかったのはひさしぶりです。胸が…痛いです。

私自身は自分の言葉で、自分の感じたままを書いているつもりですが、不快感を抱かれ
る方がいらっしゃるのであれば、こんなところに書き込む意味もないようです。

あ〜、何言ってるんだろ。何か目が潤んできちゃった…はは。どうにも気持ちの整理が
つきません。ごめんなさい。
何を書いていいのかもわからなくなりました。悲しくて残念だけど、この胸の痛みは
ちょっと…。


今後「桟敷席」「一幕見」への登場は一切いたしません。
本当に、さようならです。

------------------------------------------------------------------------------

でも、ちゃっとにはお邪魔するかもしれませんけど……。完全にこことの関係を断ち切
れるほど私も意志が強くもないですし。でも、

個人的な連絡や、それでも私とコンタクトをとって下さる方はメールでお願いします。





長い間お世話になりました。私は結構楽しかったです。では。


しみじみ・・・・
お名前:YASUKO  投稿日:05月18日(月)04時53分44秒

周囲(会社とか学生時代の友人とか)に歌舞伎ファンなんていなくて、
歌舞伎が好き!なんてホント少数派なのかな〜〜と思っていたけど、
パソコンデヴュー(?)してから、
こういう歌舞伎関係のHPや、フォーラムなんかに行くと
そうでもないじゃない、若いファンも一杯いるじゃない!なんて、
嬉しくて、いろいろな所で書き込みさせて頂いて、同じおもだか贔屓の方からも
批判(私の書き込みの内容に関して)を受けたりしたけど、
そして、どんな発言にも賛同と反発はあるだろうと、批判を受けたこと自体は
あまり気にならなかったけど(そりゃ、賛同の方が嬉しいが)

以前その中に
「あなたは、これを猿之助さんに見せても恥ずかしくないか?」というものもが
あったの。

私は、ここ(や他)で書かせて頂いた内容と同じ事を、ほとんど猿之助さんに、
お伝えしてます。こういった所に書けないことも(舞台を観ていない人には
誤解を招くかもしれないようなことや、ホントに個人的なこと←って何だぁ?)
お手紙したりします。

自分で自分に、「アンタってば一体何様のつもり?」と突っ込み入れる事も
あるし、プロが誠心誠意込めて創っている舞台に、素人が何ぬかすねん、とか!?
自問自答する時もある。
でも、猿之助さんとの出会いは、猿之助さんの創出する舞台との出会いは
58億分の一の邂逅で(いちおー、地球上に58億の人口がいるとして ^^;)
この出会いが、本当に嬉しくて、幸せであること、
そして、初めて観た舞台で魂を鷲掴みにされるような衝撃と感動を受けたこと、
ここにこうして、こんな風に舞台を観ている私がいる、という事を伝えたかった。
通でも見巧者でもない、客席のほとんどを占めるであろう、観客のひとり。
そして、数多いファンのひとり、として。

お手紙書く時は、
役者さんが喜ぶであろう内容を作文しても意味がないので(と私は思うので)
本当に、素直に感じた事を書いています。(笑也さんにも)
もちろん、喜んでもらえたら嬉しいけど、
だからと言って、やっぱり捏造??は出来ないよねー。
それが、「ファンなんです〜」の一言で、勝手にといえば勝手にお便りしてる
者の誠意だと(まあこれも勝手に)思ってます。

今年の春秋会も、ちょっと思うところあって、
こういう公の場に感想が書けなかったのですが、猿之助さんには、
<素直な感想>をお渡ししてしまいました・・・
(お渡しした後、かなり落ち込みましたが、嘘は書けない・・・まあ自分の
 心に対しての嘘ということですが)

とまあ、ホント勝手に気合を入れたり落ち込んだりしてる訳です。
結局役者さんの為に(なりたいが!!)ということじゃなく、すべて
<自分がそうしたいから>やっているワケですね。

なんだか、それこそワケの分からん文章になってしまいました。
失礼しました。


じじんちゃま松竹座御来場
お名前:茨牡丹  投稿日:05月18日(月)01時46分13秒

大阪松竹座 五月大歌舞伎 十五世片岡仁左衛門襲名披露

5月17日夜の部 口上

羽左衛門丈から始まり、ずらりと並んだ幹部の挨拶が続くなか
ここ大阪道頓堀、松竹座の檜舞台に、ひときわ大きな蠅一匹。
かしこまる一座の上を、縦横無尽に飛び回り、客席の注目を集める。

やっと新・仁左衛門丈の番になり、いちだんと拍手が大きく
鳴り響く頃、それを受けるように主役の頭上に着地。

新・仁左衛門丈の堅い決意の言葉が終わると
満足げに飛び立ち、いずこへか消えていった。

私には、にぎやかなことが、ことのほかお好きだった、
あの懐かしい、
じじんちゃま(十七世中村勘三郎)の笑い声が聞こえました。

※じじんちゃまのおしゃべりは「予科生ファンの呟き」通称/霊界・仲之町で…


次回は歌舞伎がらみの事を書きたいです。
お名前:お梅  投稿日:05月17日(日)15時19分21秒

何か鉄火場の雰囲気になっている気がするのですが、(^_^;
ちょいとしゃしゃり出てしまいます。

言葉って、いろんな地方でも違いがあり、また、文章にする為に
書く時、公式の場で話す時、友人や気の知れた仲間と話す時、心
の中の叫びの時、ちょっとづつ違いがありますよね。チャットは
時間がたてば消えますが、桟敷席や一幕見席は、消えないで掲載
されている訳ですし。そんな使い所を違えるとちょいと勘違いを
されてしまう事も有る訳です。
山に向かって叫んだこだまままでもがいつまでも鳴り響いている
のが、パソコン通信な訳ですから。

演劇マガジンでは割と顔文字が少ない場所なので、その感じに合わ
せて書いているのが無難なのかなと思っているのですが・・。

そこで、茨牡丹さんの先の「おっほん」ですが、はじめはたんなる
独り言だった訳ですが、ご質問のメールが茨牡丹さんの所にきた為
に、あえて追伸としてご自分のこころを書かれたのだと思いますが。
決して誰かに向けて書かれたのでは無いと思います。ご自分の心意
気なのだと思いますが。
文章だけでは、推し量る事が出来ないというのも、私の思いです。

さくらこさんの言わんとしている事は大体理解させて頂きました。
うなずく事も多く、劇評はやっぱりファンの為に書かれてるんだと
思いました。本当に伝えたいのなら、直に本人に面会するか、手紙
を出せばいい訳ですから。
けれど、こんなにきちんとした文章をかかれるさくらこさんが最初
で最後の書き込みなんて、おっしゃるのはとっても惜しい気がします。
あなたの見た舞台でも、何でも、歌舞伎の事をいつか書かれる事を
お待ちしています。
(そう書いている自分が本筋の歌舞伎の事を書いていないのが情け
ないですが。(^_^;疑問なら抱え込んでるんですが。)

書きたいことはあるのですが、本題から外れますので、先ずはこれ
まで。(気分が滅入られた方、すみません(^_^;)

                                        お梅


長すぎてゴメンなさい
お名前:さくらこ  投稿日:05月17日(日)12時13分48秒

  思遠さん、私も さとるさん 同様、あなたのように素直で可愛らしくて謙虚な方をイメージ
して「野暮天退治・・・」なんてことを茨牡丹さんが言ったとは思いません。100パーセ
ント取り越し苦労というものですよ。
でもそのおかげで(?) ―― 「書くため」に観てはいなかったかと。 「何か感想に書ける
ものを見つけなくては......。」という気持ちで臨んではいなかったかと気付くに至りました。 
 「楽しむ」気持ちを忘れて「理解しなきゃ」なんて思ってしまっていたように思います。 
まったく、本末転倒も甚だしいことですよね ―― って早く気付かれたこと、幸せだった
なァってホッとしています。しかもそれを素直に口に出して語られるあなたのお人柄にも
心洗われる気がしました。

私もそうでしたが、歌舞伎を見始めた頃はやたら向学心に燃えるものらしいですね。
それで、歴史とか、正しい見方とか、約束事とか、とにかく色々と勉強するんです。もち
ろん勉強することはいいのですが、そういう癖がついちゃうと、往々にしてそんな細部に
ばかり気がいって、肝心の「おおらかに感じとる」という感覚が気付かないうちに徐々に
干からびはじめて・・・

それに気付いてから私は「お勉強」という姿勢を一切捨てました。そうして自由に、私が
好きか嫌いか、ということのみを物差しに、五感の全てをピッカピカのアンテナにして
舞台を楽しむようになりました。そして初めて見えてきたものがありますし、舞台から
受ける感動もより深くなったような気がしています。
というような訳で、私は普通の観客は、可能なかぎり研究者だの劇評家だの、まして
へんてこりんな半可通には近付かない方が賢明なのではないか・・・という気がしてい
ます。だって本来、歌舞伎は頭で観るものではないし、まして知識の多さをひけらかし
て観るものでは決してないのですから。もちろん何かの研究対象に歌舞伎を観るとい
った人もいてよいと思っていますが。

ですからどうぞこれからも舞台の感想、贔屓の役者さんのお話等々、どしどし投稿し
てください。
「私は私の感想を書けばよいのだと心から思えるように・・・」にも大賛成です。
そう言えば、先に書かれた「松竹座」の感想も、興味をもって楽しく読ませて頂きました。
何よりも自分の言葉でありのままを素直に語っていらっしゃるから、語られている舞台
の様子や雰囲気がありありと目に浮かび、スーッと読む者の心に入ってきますよね。
それに歌舞伎の舞台と役者さんへの真摯なというか、謙虚なというか、そういう意識を
根底にしっかり持っていらっしゃるから、何を書かれてもイヤミな感じにはならないのです。 

ちょっと話しは横道にそれるかもしれませんが・・・
昔の演劇界で面白い調査をしたことがあります。「劇評」を役者がどれだけ読んでいるか
(参考にしているか)という。結果は読む人、読まない人、時々読む人とさまざまで、読む
という人もよく聞いてみれば「中途半端な技術評よりは率直な印象記(感想)の方がいい」
それも結局は「先入観に毒されていない普通のお客さんのが一番いい」という声が大方
だったといいます。あの劇評界の第一人者だった戸板康二氏でさえ、長い評論歴の中
で「僕がこうした方がいいと書いて、効果を上げた記憶は十指にも満たない」という程度
らしいんですね。な〜んだって感じでしょ。
「スーッと言えばいいことさえ、持って回った理屈をこねまわすのは私にはふに落ちん。
何か書かんと沽券にかかわると思うんでしょうなあ・・・」なんて故仁左衛門さんの劇評に
対するコメントも、実際に舞台を創って行く役者さんや制作サイドの人たちが本当に知り
たいと思っているのは、理屈をこねまわしたり、すぐにウンチクたれたがったりする劇評
家、或いは劇評家気取りのすれっからしの声なんかじゃなく、やっぱり、普通の観客の
普通の感想だってことなんじゃないでしょうか。

さて、そうなると茨牡丹さんの ――心ある歌舞伎ファンに告ぐ「この世にはびこる野暮
天退治の為、いざ立ち上がれ!」 の意味がますます気になってしまう因果な性分の私。
という訳で、今日はちょっと日頃このページについて感じていることを書込んでみます。

私、思うんです。こういう風に誰でも参加の趣味のページというのは、みんなが主役で
あり、みんなが楽しく幸せになれるページでなくては、と。 基本的にはそれぞれの贔屓
役者の、また感動した舞台の賛辞大会でいいじゃないか、って気がするんですよね。
それぞれの“好み” が物差しの、あれもいい、これもいいの気楽なページ。そういう空気
のページになってはじめて、より多くの歌舞伎ファンの本音の声を具体的に表に引き出す
(書き込み)ことが出来るのではないか、って。 
もちろん「面白くなかった」「私はイヤ」「へたくそ」 みたいな声も出るでしょうが、なにしろ
“好み” が物差しなんだから、誰も怒ったりしないし傷ついたりもしないわけです。
その結果、出るわ出るわユニークな感想、非凡な感性、意外な発見etc。そうなってこそ
役者さんや制作サイドの人たちにとっても、真に覗きにくる価値のあるページになるんじゃ
ないかと思うんですけれど。

ところでこういうページに、好き嫌いではなく“正否”の判定者といった劇評家気取りの感
想を頻繁に寄せる人がいますが、私にとってはそういう人こそ “野暮でげす・・・”  ですね。
  そういう 人たちって、人の舞台作りや演技についてあれこれ注文つける割には、劇評の
読み過ぎが災いしてか、自分の言葉、スタイルを持たず、「立派」「収穫」「大出来」だのと、
いかにもそれらしい使いふるされたステレオタイプの言い回しを多様するのが特徴です。
重箱の隅つつくような細部に付いては感心するほど細々書けるけれど、肝心の舞台の様
子や雰囲気は殆ど伝わってこないという・・・。
初心者ですとか、ただのミーハーです、なんて感じで書込んでいる人たちの感想の方が、
重箱の隅は出てこなくても、舞台の様子や雰囲気がよくわかり、私には余程面白いです。
或る時など、若い役者さんに関して、「ノーコメント」なんてエラソーにコメントした人も
いましたけど、ノーコメントなら何も書かなきゃいいものをね。
その後そのノーコメントという理由をこれまた長々と微に入り細に入り解説して下さいまし
たが、このページを当の役者さんが読むというのならまだしも、何でここに書込むのか、
私には理解できませんでしたね。自分の知識の豊富さ、鑑賞眼のするどさを示したいだけ
だというならわかりますけど・・・
その点、茨牡丹さんが舞台の感想を直接成田屋の事務所にファックスされたというやり
方の方が余程親切なやり方だと私には感じられました。
その文面についても、「礼が欠けている」と忠告をしていらっしゃったけれど、私の感覚で
は忠告者のいつもの文章の方が慇懃無礼というか、よっぽど礼を欠いたものって感じだ
ったので笑ってしまいましたけれど。
それにこれだって、本来はやはり個人的なメールで忠告してあげるべきものって気がす
る訳です。

とはいえ、もちろんこういうことに関する感覚も十人十色だから、「私はいつも感心して読み、
いろいろ勉強になっています」なんて方もいらっしゃるはず。だから今後もご活躍くださる
ことを願ってはいます。
ただ、 “野暮でげす・・・”とつぶやいている歌舞伎ファンも相当いるらしいってことをチョッ
ピリ頭の片隅に入れておかれるのもいいんじゃないかなァ・・・と思った訳です。
それと、こういう声はこんなところに書込んだりしないで直接ご本人に、というのがルール
だと百も承知の私ですが、今回はちょっと 私にとっての“野暮でげす”  さんの真似をし
てみた次第です。

という訳で、多分最初にして最後の書き込みになる気がしますが、長々と失礼しました。
でもこのページはこれからも楽しみに覗かせていただきたいと思っています。


ごめんなさい、もう一回だけ!
お名前:思遠(しおん)  投稿日:05月16日(土)23時29分51秒

びっくりしました。
皆さんの優しいお言葉に嬉しいやら、申し訳ないやらで胸がいっぱいになり、
すぐには言葉が出ませんでした。
茨牡丹さんにはかえってお気を遣わせてしまい、申し訳なく思っています。

「反省文」と書いたのは勿論自戒の気持ちからですが、それは批判された、
 叱られた、と感じたのではなく、
「見方や書いていることはバラバラだけど、皆さん楽しそうだよなぁ。」
 ということに気付いたからなのです。
それまで見えていなかったものに「あぁっ。」と気付いた時って、目の前が
一段明るくなるような気持ちになりますよね。今日の自分を忘れたくないな、
この感覚をいつまでも覚えていたいな、そう思ったからなのです。

(またまた懲りずに)いつか次の投稿をさせて頂くにしても、気付かなかった
今までよりずっと楽な気持ちでいられるようになりましたし、たとえ稚拙でも
私は私の感想を書けばよいのだと心から思えるようになりました。
気付かせて頂くことで私自身すごく楽になれた、やっぱりここに書くことにしてよかったな、
そのことへの感謝の気持ちをお伝えしたかったのです。

              これからも宜しくお願いします。


團菊祭の感想
お名前:富士山  投稿日:05月16日(土)17時18分49秒

富士山でございます.
昼夜通しで行って参りました,團菊祭.

昼夜通しで見ると,「江戸!團十郎!菊五郎!」に尽きます.
團菊祭なので当たり前と言えば当たり前なのですが,
ただ見てるだけでも,それが感じられるのは,
やはり,それ相応の役者・演目・配役・演技が揃っているからではないでしょうか?
團十郎,菊五郎という名跡には,偉大な先輩方が築き,
年月とともに確立された(歌舞伎の芸と言ってしまうと大袈裟ですが)家の芸があります.
そして当代のお二人は,それぞれの家の芸に対してニンがあっています.
(私はニンを生かすも殺すも本人次第,即ち「ニンに合っている」と言われるのは,
 その本人の努力あってのことと思っております.)
そしてそれを支える御子息や菊五郎劇団をはじめ共演者の方々,充実しております.
私にとって,これほどスカーとした舞台は久しぶりでした.
さすがにおしりが痛くなりましたが(笑).

そんな舞台を見ること自体なかなか難しいですが,
その人のニンにあった演目・配役・演技で,
周りの方々の配役・演技も整った舞台を見ることで,
初めてその人を好きか嫌いか判断しても良いのではないかと反省しました.
さらにその演目が私の好きな演目であれば,なお一層のことです.
美味しいものばかりでは食傷気味になることもありますが,
團菊祭の演目の組合せについては言うことなしでした.
ということで,歌舞伎界のなお一層の発展と隆盛の想いを込めて,
「松竹さん宜しくお願い申し上げます.」
失礼いたしました.それでは・・・

最後に三之助のなかでは,辰之助さんの舞台ぶりが
「がんばっているな.一生懸命勉強しているのだろうな.」
と思われました.これからもがんばってほしいです.


引き続き・・・
お名前:ちあ  投稿日:05月15日(金)22時43分55秒

茨牡丹様、レスありがとうございます。
★堅田喜三久 邦楽囃子大系 探してみます。(高いんだろうなー(^^;)

ひきつづき
「どてふく」の名の由来・出所、ご存じの方おしえてください!


「継続は力」です。
お名前:お梅  投稿日:05月15日(金)15時39分58秒

そうですね・・十人十色だから客席というキャンバスの色も深くなる・・。
お互いの個性、色を認め合うって、大切です。
思遠さんの書かれていた「楽しむ」事、何につけ忘れがちです。
しかし、目的を持って見るというのも要る場合もあります。

たかが、、だけど、されど、、でもある訳なんでしょうね。

                        ちょいと意味不明な(^_^;  お梅

余裕が無いと思い込みで視野が狭くなってて、たまに目からウロコが落ちる
私です。


十人十色
お名前:さとる  投稿日:05月15日(金)14時32分16秒

思遠さん、僕も茨牡丹さんはあなたのことを批判したわけではないと
確信しています。

御自分の印象を書き込んだノート、いいではありませんか!
間違った解釈や認識? 独りよがり? 大いに結構ではありませんか!
そもそも解釈も認識も十人十色、どの解釈なら正しくてどの解釈なら正しくない、そんなことを言う権利は誰にもないと思います。

書くことを課題として芝居を観る、それも楽しみかたのひとつでありましょう。
楽しむためだけに観るのとはまた違った視点で観ることができると思います。

僕もこのページはROM(読み専門)で楽しませていただいており、
ときに頷いたり、ときに反論したくなることもありますが、「十人十色」と思い、余計な口出しはしないで今日まで来ました。
しかし、あなたのその謙虚な姿勢に感動して、本日こうしてここに初めて
書き込ませていただきました。

芝居に対してどんな印象や感想を持とうとそれは個人の勝手だし、
表現することも自由である、ただそれがやけに押し付けがましくなったり、
他人の視点を否定するような表現に走りさえしなければいい、と僕は思います。

思遠さん、あなたの書かれる感想は、非常に素直で読んでいて
爽やかな気持ちになれます。
これからもあなたの感想が書き込まれることを楽しみにしています。

すみません、初めての書き込みで長々と場所を取ってしまいました。


あ、行き違いやわ
お名前:思議  投稿日:05月15日(金)14時09分58秒

 茨牡丹さま
 ありがとうございます。>思議さんもう一度、祝・かぶりつき!


うちやおへんえ
お名前:思議  投稿日:05月15日(金)14時07分50秒

 茨牡丹さま、うちに惚れてくれはるんは嬉しおすけど、
 ちゃいますねん。
 「思遠」さんと書いてあるんかいな?うちも、よお見えへんから
 なんて、お読みするんやろ思うてましてん。

 うふ。でも おおきに。>(お慕い申して……ハッいけないわ!日の高いうちから…)
 
 初めての南座!行ってまいります。(って6月なんだが)

 ほな、また霊界で。


名前違い失礼しました!
お名前:茨牡丹  投稿日:05月15日(金)14時06分40秒

わたしんとこ思議さんと思遠さんの漢字が見難いんです。

早とちりして申し訳ありません。

改めて、もう一度

思遠さん!あなたは野暮天なんかじゃない!
思遠さん!あなたは野暮天なんかじゃない!
思遠さん!あなたは野暮天なんかじゃない!
思遠さん!あなたは野暮天なんかじゃない!
思遠さん!あなたは野暮天なんかじゃない!        思議さんもう一度、祝・かぶりつき!

聞こえた〜?                      しっつれい!ちょんまげ!

ヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨ(イタコのしすぎかしらん…若い生霊はちょっと体にこたえるわ…控えよ)


いよっ!思議旦那!
お名前:茨牡丹  投稿日:05月15日(金)13時42分45秒

いえいえ、思議さんが野暮天だなんて…と〜んでもない。

日頃のチャットや霊界ルームでの御振る舞い。

やんや!やんや!  わ〜い!わ〜い!

煙管の雨が降ってきますわ!

粋なお方と一目おいております。(お慕い申して……ハッいけないわ!日の高いうちから…)

また、お座敷(霊界ルーム)ごいっしょしましょうね〜。

祝・南座かぶりつき席!(お扇子片手におっほん♪)


野暮天からの反省文
お名前:思遠  投稿日:05月15日(金)02時03分38秒

5/13日付の茨牡丹さんのご投稿を読ませて頂いて、私もわが身を振り返り、
反省しています。

私はこれまで、絵画やお芝居や、映画などを観た後にそのチケットの半券を
スクラップし、脇に簡単に思い付くまま印象を書き込んだノートを作っていました。
あるきっかけでこのHPの存在を知り、そこに書き込みをなさっている皆さんは、
お立場や考え方はそれぞれだけれどもパワフルで、いろいろなことをよくご存じで
すごい方々ばかりだなぁと感じました。私の方は皆さんのご投稿を読んでいて、
お話の全てが見えないながらも何とか勉強させていただいているような状態です。私は
自分がこれまで作っていたノートの感想が、間違った解釈や認識に基づく独りよがりな
ものになっていることもあるのではないかと考え、この場の懐の深さに甘えさせて頂く
気持ちで投稿を始める決心をしました。それはもう、自身の恥ずかしさとたたかいながら.....。

先日書いた5月松竹座の感想について:
あの書き込みを読んで下さった方からのE-mailを頂戴したり、
そして5/13日付の茨牡丹さんのご投稿を読ませて頂いて私はハッと気付きました。
4月の松竹座から始めて自分で自分に「書くこと」を課したが故に5月の松竹座を
「書くため」に観てはいなかったかと。
「何か感想に書けるものを見つけなくては......。」という気持ちで臨んでは
いなかったかと気付くに至りました。
これまでのような、「さぁ、これから4時間、たっぷり楽しむぞ〜。」という
気持ちを置き忘れて観てしまったように思います。
まったく、本末転倒も甚だしいことですよね。
「楽しむ」気持ちを忘れて「理解しなきゃ」なんて思ってしまって、
そのために初見で解りにくかったものに対してと、解らなかった自分に戸惑い、
挙句、「もう一回観たほうがいいのだろうか......。」などという言葉まで発して
しまったのだと思います。

気付かせて下さった皆さん、本当にありがとうございます。
これからはもう無理はしません。
わからない、知らないことがあってもそれなりに、で、楽しむことを第一に
ゆったりとした気持で参加させて頂こうと思います。

個人的な文章を長々とごめんなさい。でも
皆さんにごめんなさいとお礼がいいたかったので。

一歩踏み出して二歩下がり、また一歩前に進めたわけですが、
最初に立っていた位置と違うのは皆さんのお陰です。
書き込みをやって、やっぱりよかったです。
本当にありがとうございました。


黒御簾音楽について
お名前:茨牡丹  投稿日:05月14日(木)08時33分13秒

★堅田喜三久 邦楽囃子大系 

5枚組CD(COCF-12831~5)コロンビア
に入っているかも?????????
このCD以前からほしいな〜と思ってるけど、資金がチケット代に消える。

または、直接、杵屋崇光さんにお尋ねになってみれば?(長唄美声〜!の持ち主)
        ユHPリンク一覧に載ってましたね?マスター


黒御簾音楽に詳しい方、教えて下さい・・・
お名前:ちあ  投稿日:05月13日(水)22時38分24秒

黒御簾の音楽で「どてふく」という曲がある(はず・・)のですが、その曲のもと(地唄とか端唄とか)か題名の由来を教えて下さい。
ちなみに出だしは「ドロンツテンチントッチリレン」風な感じです。

よろしくお願いしまーす。

http://www1.plala.or.jp/chia


前進座国立劇場公演観劇録
お名前:吉左右衛門(きちざえもん)  投稿日:05月13日(水)14時54分39秒

前進座国立劇場公演観劇録

momotaさんが、前進座国立劇場のチケットが当たったと言うので、連れられて三宅坂に観
に行ってまいりました。(浅草に続いて二度目の一等席♪) 今回の演目は普通の演劇の
「熊の唄」と歌舞伎の「お染の七役」の“豪華二本立”(主催者談) 観客席はおおかた
満席の模様、
 まず、「熊の唄」から、この舞台とにかく“暗い” アイヌの男と病気で不運な女が絶
望の果てに最後に結ばれるという演目なのだが、最後10分の二人が結ばれるくだりを除
いて、「騙された」「病気だ」「間違ってお金を燃した」・・・と“不幸”“不運”のオ
ンパレード! 演者はすべて上手いのだが、観ているコチラは暗くなってしまった。
 等とぼやきながら、休憩でmomota君と仲良くお弁当をパクつく。

 さて、休憩の後は、今回お目当ての「お染の七役」の始まり始まり(チョンチョン)、
下座音楽とともに、定式幕が開くと柳島妙見の場で、舞台は参拝者が絶えない有名な神社
の模様、先程の暗い舞台に対比で華やかな舞台、思わず観客が「うわぁ〜〜♪」との声が
漏れる。僕も「やっぱり、これなんだよな」と納得、
 演目の「お染の七役」はお染役の女形が、7役(お染・久松・お六・お光・竹川・貞昌
・小糸)に早変わりをしながら物語を進めていくという、その役者さんの芸を見せて感動
を与えるという演目、とはゆえ、早変わりの巧みさ以外に、役者さんのそれぞれの役にあ
った演技の技量が問われる出し物であります。
 さて、ココでは配役を紹介すると、お染の七役=嵐市太郎改め 六代目河原崎国太郎、
久作=中村梅之助、鬼門喜兵衛=嵐圭史、善六=藤川矢之輔、お鶴=山村邦次郎、油屋多
三郎=松山政路

 いよいよお染の花道からの出、河原崎国太郎は初演のせいなのか率直に言って、動きが
ちょっと硬い気もしまたが、何となく漂う華やいだ雰囲気は○ その硬さも襲名披露の口
上の後から、徐々に取れて(口上が気になってたのかな?)、早変わりの見事さも手伝っ
って、質店油屋を騙す年増の役のお六の辺りから、大詰めまでの後半は、役に乗ってきた
のか、ぐっーーっと良くなりました。観客からも早変わりの妙にではなく、優雅さに対し
ての感嘆の声が少しずつの漏れだし、◎になりました(ちょっとご祝儀)

 また、お染の脇を固める役者は、普段は主役を務める嵐圭史、中村梅之助他、実力者ば
かり、特に久作役の中村梅之助はとぼけた役ながら、世話物らしい控えめな演技とその観
客を引きつけるその存在感は「さすが」の一言につきます。また、周りの役者衆も、この
若い前進座の次世代の女形のスターを育てよういう気遣いが感じられて、最後は歌舞伎座
の音羽屋の野晒悟助の向こうを張ってか、傘での立ち回りの後に、開いた傘で“やまざき
屋”の文字に囲まれて見得を切るという、襲名披露興行らしくコチラとしても大変楽しい舞台でした。

以上でございまする〜

追伸
98年11月、前進座劇場公演演目
三人吉三巴白浪

99年3月、公演演目
女殺油地獄


通人志望
お名前:しょうこ  投稿日:05月13日(水)13時56分49秒

なるほどね。
茨牡丹さんのあの書き込みにはそういう気持ちがあったんですか。
うん、よくわかります。
私もそう思う、というより私もそういう「通人」を目指したい。

「細かな心配り」で客を遊ばせてくれるお店の衆(ここでは役者)
の芸を、余裕をもって楽しんで、いいねエ、○○屋の××、なんて
つぶやいているような。
もちろん、なんだい、これは! と言いたくなることもあるでしょう
けれど、少なくともそれを声高にあげつらって人に押しつけるような
ことはしたくない。だって、向こうがちゃんとその心配りのもとに
やっていることなら、いいとは思えなくたって、それは好みの問題、
中にはそれがいいと思って楽しんでいる客もいるわけだから、悪いと
決めつける権利は(少なくとも同じ客同士なら)だれにもない。
押しつけるのはそれこそ座を白けさせる野暮天という
ものでしょう。

ただ、舞台で芝居とは関係ないところでくすくす笑ってた、なんて役者
は、心配りができていないというよりプロじゃないんだから、お金を
払って遊びに来る客には文句を言う権利があると思いますよ。

とにかく大切なのはそういう、役者とお客のいい関係が保たれることで
あって、それでこそ遊廓(もとい、歌舞伎!)の隆盛につながるんじゃ
ないだろうか?


「野暮でげす………」追伸
お名前:茨牡丹  投稿日:05月13日(水)12時28分19秒

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>歌舞伎にうつつをぬかす我ら(私)が目ざすは、助六に出てくる通人の旦那じゃ!
>お扇子片手に…「おっほん♪」
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5月9日に書き込みしましたユについて、
どういう意味じゃと、ご質問がありましたので、以下追伸。

ごく普通の暮らしの中で生きる人(自分)が劇場に出かける場合、
その時間は普段の生活から自分を切り離し、
夢の時間に浸りに行っていますので、その中での自分の振る舞いは、
客として一線を踏まえた上での「すべて○○ごっこの世界のこと」で成り立っています。
(役者にキャッキャと騒ぐのも、芝居に偉そ〜な注文つけるのも…)

助六の通人里曉は、ふだんは大店のご主人でありますが、
いったん遊廓に遊びに来た時は、平素の自分はいっさい脱ぎ捨てて、
お馬鹿に徹して洒落のめす粋な旦那です。
(通ぶって大きな顔する連中のことではなくて遊び上手な旦那ってこと)
そんな世界では店の方も、すべてを心得て客を十分満足させるよう細かな
心くばりがあります…(たとえそれが嘘で固めたものであろうとも)
そんな関係は、お互いの心持ちがかなり成熟していないと成り立たないと
思います。(互いに仮想の世界で遊んでいるという認識がある)

芝居を観にいく者と舞台の上で演じる者の関係も、そんなであったら良いのにな〜
と日頃思っていましたので、”目指すは通人”という叫びになったわけです。
もちろん、財力にものを言わせ御大尽遊びがしたいわけでなく
(財力〜そんなもん、そもそも持ち合わせていない)
そんな気持で楽しみたいということです。

皆さんそれぞれ、いろんな考えで劇場に通い、贔屓に思い入れされていると思います。

少なくとも私は、あの旦那衆の心持ちを目指したい。あくまでも、気持。(くどい)

が、なかなか受けてくれる店はなし、遊び仲間なし…。

中には、そんな楽しいお座敷白けさす野暮天もおる。(ど・こ・に・で・も)


■心ある歌舞伎ファンに告ぐ「この世にはびこる野暮天退治の為、いざ立ち上がれ!」

          【■募集】*っ**!****〜!(******)**

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 
 乱文誤字脱字お許しを                              誤字脱字お許しを


五月團菊祭大歌舞伎 昼の部−贔屓目感想文 (^^? 
お名前:ほりこし  投稿日:05月13日(水)09時28分27秒

こんにちは、ほりこしです。

初日から既に2週間弱。どうにも今月は贔屓目が働いて、うまいこと観劇録がまとまら
ずに今日までずるずるきてしまいました(^^;
と、いうわけで今月はごくごく簡単に「感想」を書かせていただくことにしますわ。

◆外郎売
・五郎…新ちゃんの五郎は形はちょっと流れるところもありますが、若々しさ、力強 
 さ、爽やかさは、見ていて清々しく、思わず声援を送りたくなるもの。意気も入った
 良い五郎だと思います。早口の言い立ても何を言っているのかが分かるハッキリとし
 た口跡で立派に合格点と言えるのではないでしょうか。
・工藤…三津五郎さんの工藤は渋いいい顔で「座頭」の風格にはあと一歩の気もします
 が、新ちゃんの五郎に対して余裕のある大人の工藤で、芝居を受け止めつつ引き締め
 る役割を果たしていたように思います。

◆鈴ヶ森
・白井権八…菊之助の権八は、鶸色ではなくて黒の着付け。襦袢の赤が一層目に染みま
 す。菊くんの優しい顔つきには、この黒が美しく照り映えて、引き締める効果も加
 わって良いものだと思います。
 立ち回りの極まり極まりに多少流れてしまう部分もあるように見えましたが、花道で
 の極まりなどはすぅーっとした美しさです。何度も今後演じる事になるでしょうが、
 時間とともに。この色気に凄みが加わってくれば本当にいい権八になるでしょう。
・幡随院長兵衛…成田屋は流石の貫禄。駕籠の垂れを跳ね上げた瞬間に、目がそちらへ
 いきます。権八も「この男なら安心して命を預けられる」と思ったことでしょう。

◆素襖落
・太郎冠者…成田屋の大きな役のつかみ方がツボにはまって、大らかないい味。太郎冠
 者の人の良さ、単純さがごくごく自然に出ていて、全くあざとくないのは成田屋の持
 ち味だとも言えるでしょう。見所の物語も勇壮さ、豪快さが面白く、充実。
・大名某…音羽屋の大名はとぼけたような感覚がこの舞台に合っていて○。後半に入っ
 てのいたずらっ子のような表情が贔屓にとってはこれまた楽しい。
・鈍太郎…しどころは少ないものの踊りの確かな腕と、歯切れの良いセリフで好助演。
・姫御料…萬次郎さんはおっとりした美しさ。リズムが狂言舞踊の大らかなものになっ
 ていて、これまた結構。

◆野晒悟助
・悟助…脚本自体は他愛もないもので、ばかばかしいような芝居なだけに役者の味で見
 る芝居。国立劇場上演時とほぼ同じ配役で、手が揃っている。
 音羽屋の悟助はとにかくいい男っぷりと愛嬌で、役を自分のものにしている。この人
 が演じている限り「何ばかなことを…」とは思わない。こんなヤツもいそうだ、と思
 えるのだから大したもの。
・お賤…気の毒一点張りの役だけれど、芝雀さんの寂しげな芸風とピタリとあって○。
・小田井…時蔵さんは、おっとりした何もできない商家の娘という役柄を素直に見せて
 くれる。決してあざといことをしないで客席を笑わせているのも好感がもてる。
・南無右衛門、仁三郎…三津五郎さんおの二役。南無右衛門は前回、国立でも演じてお 
 り、三津五郎さんの好人物が上手く出て、二人の喧嘩を収めることの出来る人物。
 仁三郎の方は好人物めきはしないかと心配していたが、予想を裏切って、いい具合に
 憎々しさが出ている。これでこそ客席も悟助に味方できるというものだ。

ほかでは、権一さんが(「山崎屋」ももうこの人だけだと思うと寂しいけれど)しっか
り腕のあるところを見せて好助演。
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しかし、昼の部は見ていて気持ちのいいものばかり。これなら初めて見るお客さんにも
よく分かるだろうと思う。歌舞伎十八番あり、世話物あり、松羽目ものありで、さなが
ら極彩色の幕の内とでもいった趣。三月四月とどうにもスッキリしなかった、というこ
ともあって今月は大いに楽しめる舞台だった。


譲ります/五月松竹座 昼の部
お名前:鎌倉権五郎景政  投稿日:05月11日(月)12時24分50秒

下記のチケットが余ってます  引き取って頂ける方を探しております
行かれる方がいらっしゃいましたらメールでご連絡ください
 5月15日(金) 11時開演
 一等(1階18列11−12番) 1枚でしたら16,500円 2枚セットなら32,000円で
 代金は銀行振込でお願いします(振込手数料はご負担ください)
 チケット引渡は宅急便で送付(送料は当方負担) または 当日手渡し


大阪松竹座「助六」
お名前:茨牡丹  投稿日:05月10日(日)23時25分04秒

午後8:45終演、ただ今、我が家へ到着(名古屋)11:00
(1階1列12番 おお〜〜〜震えがくるほど、ど真ん中)

2時間余り経過した今でも、揚巻さんの後光に目が眩み、まわりが、薄暗く見えます。
              
               「目が、目が見えない!」(………図書之助)

◇おみやげ◇足にピチャリと飛んできた、くわんぺら門兵衛の唾。(ヒエ〜〜)


「野暮でげす………」
お名前:茨牡丹  投稿日:05月09日(土)12時28分08秒

歌舞伎にうつつをぬかす我ら(私)が目ざすは、助六に出てくる通人の旦那じゃ!

お扇子片手に…「おっほん♪」


九月上方大歌舞伎(南座)
お名前:吉左右衛門(きちざえもん)  投稿日:05月08日(金)11時59分57秒

九月上方大歌舞伎(南座)

昼の部・夜の部共通狂言
 一.壺坂霊験記
   沢市内より谷底まで

 二.仮名手本忠臣蔵
   道行旅路の嫁入
 
 三.通し狂言 宿無団七時雨傘
   堺の浜魚市の場より、太左衛門橋の場まで

 出演者、中村鴈治郎、片岡秀太郎、片岡我當、坂東吉弥、上村吉弥
     片岡愛之助、片岡進之介、中村扇雀、中村翫雀

http://shochiku.co.jp/play/index.html


團菊祭 5/24(日) のチケット
お名前:京屋  投稿日:05月08日(金)02時12分49秒

おかげさまで引き取って下さる方が見つかりました。
本当に有り難うございました。


明日は晴れるといいですね。(^-^)
お名前:お梅  投稿日:05月07日(木)22時06分41秒

美条さんの書かれていた笑いのこと、わかる様な気がします。

私も別な意味の笑いの事を気にしていました。
未熟な文章で申し訳ありませんが、ちょっとの間お付き合い下さい。
(桟敷席ですみません。(^_^;)

まえからちょっと思っていた事があるんですが、観客の笑いの場所
が本来では考えられないところに出来ているって。
たとえば、吃又のどもり、野崎村の終りころみながよよと
泣くところ、また、幽霊が出た。そんな時に会場はどっと笑う。
芸としてその場面を見ると、決して笑いが起きないはず
なのに場内は大爆笑。ついでに自分も笑っていて(^_^;思わず口をおさ
えてしまって、情けなやと思ってしまうのです。
これを読んでるあなたはそんな経験はありませんか?
芸を見る目が無いのか、マナーがなってないのか、失礼ですが(^_^;
芸がまだまだ未熟なのか・・?

「観客なんて歌舞伎をわかっていない」と、舞台関係者に思われてし
まう時があったら、舞台の上の人もくさると思います。
せめて見当違いの事で笑う事がおかしい事だと、観客の一部でもいい
から気付かないと、舞台を云々とは言えない気がします。
将来の歌舞伎の為にも。これは自戒を込めてます。(^_^;

 大口たたいてしまいました。(^_^; 
                                              お梅


宮島歌舞伎成功祈願記念書き込み(+蛇足)
お名前:美条  投稿日:05月07日(木)13時45分03秒

お梅さん、
あんなしょーもない書き込みを全部読んで下さって、どうもありがとうございま
した。地方にお住まいでいらっしゃるとのこと、観劇の機会に恵まれると良いで
すネ。
「愛です。愛」・・私も個人的にそう思っています。やはり、楽しかったですか
らね。

この上まだぁ?と言われそうで大へん肩身が狭いのですが、”芝居における笑い”
に関する中野翠さんの文章についてコメントさせていただいた部分で、我ながら
語弊があるかなと思われる記述があったので、蛇足ながら一言申し添えさせてい
ただきたいと思います。
歌舞伎の舞台に流行語や今様の風俗を取り入れること自体については、私も決し
て嫌いな訳でも反対な訳でもありません。昨年吉右衛門丈が歌を歌って下さった
時なども、とても嬉しくて楽しかったですし。ともすれば堅苦しいものと捉えら
れがちな伝統芸能の舞台が、そうしたエッセンスによってぐっと身近で親しみ易
く感じられるものになるというメリットは大きいと思います。ただ、歌舞伎にお
ける笑いやユーモアの要素は勿論そればかりではないだろう、それだけでいい筈
はないと考える点で、中野氏の意見に賛同出来ると言った訳です。

それから、”笑い”の例について補足させていただきますと、昨年の舞台で、
「ギャグにするにはそれはちょっと・・」と訝られる社会問題ネタのちっちゃな
ジョークを聞いたことがあります。嫌いな役者さんではありませんでしたし、こ
ういうのが適当かどうかもう少し考えて下さればいいのになと、ちょっと残念に
感じました。しかし私が不適当と感じたそのジョークのネタも、恐らくおっしゃ
った役者さんにとっては特に問題にならないものだったのでしょうし、他のお客
さんにとってもそうだったのかも知れません。ですからそうした類の冗談を飛ば
すことについて、一概にその発言者を配慮が足りないと責めるのは当たらない場
合もあるでしょう。
お梅さんもおっしゃる通り、個々人の性格、センス、価値観、経験または能力等
によって、笑いやユーモアばかりでなく、おしなべて物事の受け取り方は変わる
ものですから、「やはり一概には言えない。細かいことだけど、洒落一つとって
も難しいものなんだな」と、その時何となく思ったものです。
何か・・ほんと、今更言うまでもないことなんですけどね。

そんなことも頭にあって、芸術・表現ということにまで考えが及び、先日は非常
に取りとめのない書き込みをしてしまいました。
もっと時間を使ってきちんと推敲して書けば、もう少しは主旨・論点が明確なも
のに出来たかな〜と後から思ったのですが、タイムリーな内に書かせていただき
たかったので。
お梅さん始めあの駄文をお読み下さった皆様、ありがとうございました+お見苦
しくて失礼致しました(・・と言いつつ、今日も結構長かった・・? ^^;)。

昨日の天気予報では、今夜の広島は雨でした。。

《祈願》神様、平家御一門様、お願い申し上げます。
    お天気もたせてください〜〜〜っっ明後日まで!!
    夜10時まででもいいですから!!

それでは御免下さい。


「イロ」と「間夫」の違い、ありがとうございます!
お名前:思遠  投稿日:05月06日(水)23時36分17秒

ほりこしさん、有難うございます。お芝居の内容と絡ませながら説明して
下さったので、とてもよく解りました!
トンネルか迷路の中で、壁の向こう側とこちら側がつながったような気持ちです。
こんなに早く教えて頂けるなんて、感激しています。
本当に、本当に、ありがとうございました。