主だったクエストや会話イベントになっていない部分での好きなエピソードを紹介。


今回はこれを思いついたきっかけをご紹介。

(もっと早くにシリーズ化するんだった・・・他にもあったのに)



遺産相続



すぐ終わるトレジャークエストですが、この人の物語を妄想して楽しむことができます。


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スケリッジを道なりに進んでいると熊の死体が。


馬から降りてよく見ると傍らには男性の死体。

この死体を調べることでトレジャークエスト「遺産相続」が開始します。


 


男性の死体が持つ「手紙」



手紙の内容を記載します。

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読めるかな?


要約すると、

父(この死体)が子に当てた手紙。

「略奪(ヴァイキングのことでしょう)で怪我しちゃった。もう俺は先が長くない。死ぬのはいいんだが、俺恨まれてっからこの世に残すお前と母さんが心配だ。この手紙の場所に財産を埋めるから役立てて、誇らしく生きてくれ。それとジャンネ(奥さんでしょう)、愛してるぜ」


という内容。



ふむ。なるほど遺産相続ってわけか。


この手紙にある宝は死体のすぐ傍で埋められているのが見つかります。




この男の最期、そして生き様



男の死体の傍にあった熊の死体、近くにある宝箱、手紙の内容。

全てを総合すると男の最期が見えてきます。


書いてしまうのも無粋ですが許してください。


思うに、誰にも見つからない場所へ息子に託す財産を隠した男。

しかし宝を埋めた直後、熊の襲撃を受ける。

既に死に至るほどの傷を受けていたにも関わらず、熊を絶命たらしめることに成功。

しかし男もこの戦いで傷を負ってしまった。

息子と、奥さんと、これから召されるであろうフラヤの庭園(こちらで言うヴァルハラや天国に近いものでしょう)に思いを馳せつつ、絶命。


そこを私が発見したんですね。



言うまでもないですがスケリッジの人々のモデルになったのはヴァイキング(デーン人)です。


ヴァイキングの人々は、「勇敢に戦って死ぬとヴァルキュリアに選ばれてヴァルハラ(戦と宴の世界)に行くことができ、ラグナロク(終末戦争)に備えるのだ」と信じていたそうで、スケリッジでもそのような思想が見られます。


スケリッジではどの部族でも「戦いこそ人生」な人々ですよね。



この男性も戦って死んだのですから、フラヤ行きを信じて逝ったことでしょう。

勇敢な死でした。



状況証拠ですけどね。

こういうことを考えながらプレイすると一層楽しい。

手紙や本をちゃんと読めばわかる作りになっていますしね。


これからも途中で見つけたこういう小さいエピソードをメモ的に書いていこうと思います。