乳児遺体:母親が無理心中か 岐阜・阿木川ダム
毎日新聞 2015年06月14日 00時50分
岐阜県恵那市長島町の阿木川ダムで13日に遺体で発見された乳児は、県警恵那署の調べで、同県中津川市の会社員男性(33)の長女(生後4カ月)と判明した。
同署によると、男性の妻(24)が行方不明となっており、現場近くの公園駐車場で見つかった男性所有の乗用車内に遺書めいたメモ書きがあった。同署は妻が長女と無理心中を図った可能性があるとみてダム湖を捜索したが、手がかりはなく、日没のため打ち切った。14日朝、再開する。
男性は妻と長女の3人暮らし。男性が12日朝に出勤した時は妻と長女は自宅にいたが、同日午後に帰宅するといなくなっていたという。同署は長女を司法解剖して死因を調べる。
現場はJR中央線恵那駅の南東約5キロ。ダム湖に架かる阿木川大橋の上流約100メートルで水深は約50メートル。【野村阿悠子、小林哲夫】