2015年6月13日12時23分
厚生労働省は13日、所管する健康保険組合連合会の2台、国立医薬品食品衛生研究所の1台の計3台のパソコンが、「マルウェア」(ウイルスを含む悪意のあるソフトウェア)に感染したと発表した。国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターのパソコンも一部感染の疑いがあるという。いずれも、現時点で個人情報の流出は確認されていないとしている。
厚労省によると、10~12日に判明し、12日に問題のパソコンがつながる内部のネットワークとインターネットとの接続を遮断した。健康保険の加入者といった重大な個人情報はこれらのネットワークでは保管していないという。
感染ルートや感染したウイルスが同じかどうかは不明という。約125万件の個人情報が流出した日本年金機構へのサイバー攻撃との関連も分からない、としている。
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