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【サッカー】

DF槙野は3年4カ月ぶりの代表2ゴール目、本職の守備でも奮闘

2015年6月12日 紙面から

日本−イラク 前半、チーム2点目のゴールを決め雄たけびを上げる槙野(中)=日産スタジアムで(岩本旭人撮影)

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◇国際親善試合イラク戦 日本4−0イラク

 DF槙野が「ハリルの教え」を忠実に守り、2012年2月24日のアイスランド戦以来1203日ぶりとなる代表2点目を奪った。前半9分に左CKを左足で捉え、ネットに突き刺した。「分析結果からファーサイドがフリーになると監督も言っていた。その通りになった」。細部にまでこだわる指揮官のデータ解析力に感謝した。

 ハリルの申し子は攻撃陣では宇佐美だが、守備陣では槙野。試合前日の夜に直接指名されて個人面談を行ったという。「ホームでの失点は駄目とプレッシャーをかけられた。ゴール近くでのファウル。流れが変わる失点を避けろと言われた」。守備でも後半15分、ゴール前のピンチをヘディングで防ぐなど最後まで集中力を切らさなかった。

 「ゴールよりも(失点)ゼロで良かった」。槙野はほっとした表情を見せた。この日はセンターバックでコンビを組んだDF吉田と「かなり高いライン設定をした」と胸を張った。ハリル監督と出会い、守備力が向上。所属する浦和の首位独走を支えるDFが、日本代表でも堅い守備を披露し、得点の“ご褒美”もゲットした。(占部哲也)

 

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