(圭祐)
俺は高島圭祐。
28歳。
妄想彼女はるとの日々をサイトにアップ。
出版もされて一躍時の人
でもやがてサイトはマンネリ化して貯金もいよいよ底を突きそうになったある日
(はる)ケー君。
29回目の誕生日の朝彼女いない歴29年の俺の前に現れたのは俺の理想を全てかなえた妄想彼女はるそのものだったのだ〜!
そして俺ははるとデート三昧
ラブラブだったはずなんだけど…
(圭祐)めんどくせ。
由紀から「はるがどんなにわがままになっても愛せるか?」と言われた俺はこう書き込んだ
「好きなように生きてほしいと思う」
それがよかったのかどうか分からないけどとにかくはるは自由になった
いや…
あのさあゴミ出してって言ったよね?朝ご飯あると思ったら大間違いだかんね。
自由になり過ぎた
何でこうなるんだよ〜!《この女はホントにはるなんだろうか》《出会ったときとあまりにも違い過ぎる》圭祐。
えっ?キス?今?ああ…。
ねえ夜ご飯は圭祐作ってくんない?え〜。
分かった。
じゃあいいや。
って怒ったかと思えば…。
《訳分かんねえよも〜》もしもし?あっどうも〜。
てかめっちゃ怪しいし。
《同じ空間にいるのに果てしなく遠くにいる感じ》《もしやこれが噂の倦怠期ってやつか〜?》何すか?話って。
(安西)お前サイトどうしたんだよ。
最近全然更新してないじゃないか。
何かめんどくさくて。
(安西)だったら2冊目はなしだな。
もういいっすよそんなん。
(安西)何だお前諦めんのか?てか話ってそれっすか?そんなの電話で済むのに。
機嫌悪いな。
何かあったのか?いや別に。
(安西)もしかしてはるちゃんと何かあったとか?んなわけないっすよ。
日記書いちゃえばいいじゃないかよ。
そういうのやめたんで。
なあ圭祐だったらそのありのままの日々を書いてみたらどうだ?はっ?妄想男恋の難関にぶち当たる。
これ案外面白いかもしれないぞ。
何が面白いんすかそんなん。
もういいっすよ恋なんて。
また逃げんのか?書かないお前なんて何の価値もないぞ。
だったら諦めて別の仕事探せ。
嫌ですよ。
いや何か違うな。
力仕事?いやいやいやいや…。
何かないのかよ楽して稼げるやつ。
圭祐出掛けてくるね。
あ〜もうどうしたらいいんだ?圭祐。
えっ?何?何の用?今日も遅くなるから。
人の気も知らないで…。
どんだけ自由なんだよ女ってやつは〜!
(由紀)暗いはるちゃん!はるちゃんははるちゃんらしく生きればいいの。
そうしてるつもりなんですけど…。
まだまだ。
例えばこの髪絶対下ろした方がいい。
あとこんなスカートはかなくてもじゅうぶんカワイイの。
でも圭祐がこの方がいいって。
だからそれだよ〜。
言いなりになっちゃ駄目なの。
ロボットじゃないんだから。
はい。
そんなんじゃうまくいきませんよ恋なんて。
それじゃあ困るんですよねえ。
だったら自分の足で立つ。
もっと強くなる。
れもんサワー超濃いめで。
(店員)はい喜んで!
(由紀)うん。
あ〜。
はるちゃん?ごめんなさい。
あれ?まさか圭祐DVとか?え〜ホントに!?やだ最低あいつ!違うんです。
(由紀)じゃ何?あの…。
圭祐今すごい悩んでるのに私どうしていいのか分かんなくなっちゃって。
ホントはすごい心配なのについ冷たくしちゃったりするんですよね。
恋って難しいですよね。
(由紀)うん…難しい。
だって残酷じゃない?恋って。
いつか終わるって分かっててするんだから。
いくら好きって言っても一緒にいようって約束しても裏切られたりするし。
もう一度信じたいって思うけどまた傷つくの怖いから…。
でもいつまでも怖がってたら前に進めないかもですね。
進みましょう由紀ちゃん。
勇気あるのみ。
女は度胸。
何それ。
ありがとうはるちゃん。
(店員)はい。
超濃いめお待たせ。
(由紀)はい。
じゃあ…。
(由紀・はる)乾杯〜!ったくどこほっつき歩いてんだあの女は!《も〜エッチ》くあ〜!何してんだ俺は。
つまんねえ。
あ〜つまんねえ!勝手にしろバカヤロー。
圭祐ご飯できたよ。
はいはいはい。
(ため息)圭祐ごめんね。
私ちゃんと考えてるからね圭祐のこと。
圭祐ごめん今夜も遅くなる。
圭祐。
ハハハハ…。
も〜いいかげんにしてよ!言いたいことあるならはっきり言って!圭祐!放せよ。
ちゃんとこっち見て!こんなんじゃもう駄目だね私たち。
知らねえよ。
(戸の閉まる音)安西さん私決めた。
(いびき)えっ?何何?えっ?何だよお前ら。
ちょっ…誰なんだよ!ちょっとどっどこ行くの?どこ…ねっねえどこ行く…。
結構歩いたよ。
説明して。
何なの?好きにしてよ!何これ。
(女性)高島圭祐さんおめでとうございます。
リアル彼女との悪戦苦闘を描いた続編『妄想彼女、結婚!?』の出版が決定しました。
(一同)おめでとう!嘘だろ…。
いや嘘じゃない。
エープリルフールはとっくに過ぎてる。
(由紀)圭祐決まってんじゃん。
由紀。
えっ…これ全部安西さんが?いや俺じゃない。
じゃあ…。
はる。
ごめんねずっと黙ってて。
圭祐のことびっくりさせたくて。
(拍手・歓声)
(安西)よし圭祐乾杯するぞ。
(女性)それでははるさんお願いします。
はい。
私たちは色々ありましたがこうした形で今彼を祝福できてとても幸せです。
(拍手)それでは私の永遠のダーリン高島圭祐の未来に乾杯〜!
(一同)乾杯!
(拍手)
(安西)本物だったよはるちゃんは。
お前が悩んでるって相談受けてなやっぱり本出すしかないなって2人で夜な夜な企画書書いて何とか通したんだ。
感謝しろよはるちゃんに。
で俺の知ってるかぎりの出版関係者片っ端から集めた。
次はお前の番だ。
はるちゃんとの出会いから今日までを本気で書いてみろ。
ケンカもラブラブも妄想男のありのままをな。
受けるぞ。
奇跡ってホントに起こるんですね。
(シャッター音)
(一同)イェ〜イ!
(音楽)何だよこれ。
何が結婚だよ。
誰がこんなことしてくれって頼んだ?
(音楽)へらへらしやがって。
あいついつの間にあんなリア充みたいになったんだよ。
妄想彼女のくせに!つまんねえ。
あ〜つまんねえ!・
(由紀)圭祐紹介するね。
琢磨。
(琢磨)初めまして。
由紀がいつもお世話になってます。
いえ別に世話なんかしてませんけど?あっお代わりもらってきてくれる?分かった。
(由紀)うん。
ありがとう。
はっ?誰?もう一度やり直すことにしたの。
嘘だろ?お前言ってたじゃん。
「元さやとか超ださい」って。
別にださくてもいい。
えっ?私ね今までそうやっていろんなことイメージだけで決め付けて遠ざけてきたかもしれない。
あれはカッコ悪いからなしとかべただからださいとか。
でも気付いたんだよね。
そうやって遠ざけてばっかで何にもしない方がよっぽどださいんじゃないかなって。
うわ語ってる。
う〜ださっ。
そう思えたのもはるちゃんのおかげかも。
何であいつが?はるちゃんが真っすぐに圭祐のこと思ってるの見ていいなって思ったの。
私もそんな恋したいなって。
いやもういいって。
吐きそう。
あんな男やめとけよ。
話超つまんなさそうじゃん。
ハハハ。
分かる?フフフ…。
お前はやっぱ俺みたいな男がいいんだって。
だって楽しかっただろ?一緒にいて。
楽だし趣味も合うし。
やっぱり違うって思ったの。
だって私たち慰め合ってただけだもん。
臆病だから傷つくの怖いから逃げまくって傷なめ合ってただけだもん。
寒いよ。
寒いんだよお前さっきから。
私はね圭祐のこと大好きだよ。
でも琢磨のことは大嫌いだけど大好き。
意味分かんねえし。
はるちゃんもきっとそうだと思う。
ちょちょちょっ…。
(由紀)今ならちゃんと祝福できる。
おめでとう圭祐。
ふざけんな。
フフフ…ちょっと。
(安西)はいはるちゃん。
おっ!本日の主役の登場です!
(男性)おっ来た!
(安西)ほいほいほい。
先生先生一言…一言どうぞ〜。
いいよそういうの。
何何?硬い。
硬いよ。
やめろよ!やめろって!
(一同)せ〜の。
やめろ!圭祐大丈夫?
(男性)おめでとう。
(男性)イェ〜イ。
(男性)おっお〜。
(安西)人のパソコンで何してんだ?
(安西)やっぱりお前は一生変われない。
最低な人間だ。
うるせえよ!こそこそ人の女と会ってたくせに!
(男性)うわ!
(女性)キャッ!圭祐!どうして?みんな圭祐のために頑張ってくれたんだよ?知らねえよ。
ちゃんとこっち見て言って。
言いたいことあるならはっきり言って。
何かうぜえ!お前なんか出会わなきゃよかった。
ハハハハハ…。
てかもともといなかったんだし。
ただの妄想なんだからさ消えろよ今すぐ。
消えちゃえよお前なんか!圭祐!《そして…》《はるはいなくなった》くだらねえ。
(安西)であしたの朝までに先方に届けるように。
はい。
失礼します。
(安西)はるちゃん。
《何でこうなっちゃうんだろう》《私はこんな私が大っ嫌い》
はると過ごした楽しい時間夢のような時間
でも彼女はもういない。
だって女ってめんどくせえしうざいし俺には関係ねえし。
でも俺ははるに会いたい
この恋はまだ終わっていないし始まってもいない
もう一度はるに会わなきゃ。
うお〜!
はる。
2015/06/13(土) 23:40〜00:05
関西テレビ1
妄想彼女 #03[字]【妄想男ついに結婚!?】
理想の彼女“はる”とラブラブだったはずが、恋愛経験値ゼロの圭祐との間にはどんどん隙間が…。そんな事態を抜け出すべく、はるが考えた作戦は結婚だった!?
詳細情報
番組内容
はる(広瀬アリス)は、圭祐(浅利陽介)による「好きなように生きてほしい」との書き込みによりすっかり変わってしまった。洋服や髪型は自由になり、不機嫌になったかと思えば急に泣き出したり、またその直後に明るくなったりと、恋愛未経験者の圭祐はどうしていいかわからないことばかり。さらに、さっぱりサイトを更新しなくなった圭祐は、安西晃平(丸山智己)から呼び出され、現状をありのまま書けばいいとアドバイスを
番組内容2
もらう。しかし、安西がはるとふたりで会っているのを目撃している圭祐は、素直に聞き入れることができない。
やる気を失いダラダラと過ごす圭祐。一方で、連日出かけていくはる。そんなはるが向かった先は鎌倉由紀(木南晴夏)だった・・・。
出演者
広瀬アリス
浅利陽介
木南晴夏
丸山智己
他
スタッフ
【脚本】
大野敏哉
【編成企画】
清水麻利子
【演出・プロデュース】
後藤庸介
【制作】
フジテレビ
共同テレビ
【制作著作】
共同テレビ
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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