3時になりました。
ニュースをお伝えします。
今月6日に愛知県刈谷市で暴行を受けたあと川で流されて死亡した男子高校生の告別式が営まれ、家族や大勢の友人らが最後の別れを惜しみました。
告別式はきょう午前、刈谷市内の斎場で営まれました。
刈谷市の高校1年生、吉田達哉さんは、今月6日、暴行を受けたあと市内の川で流されて行方が分からなくなり、3日後に遺体で見つかりました。
告別式には、親族や大勢の同級生らが参列し、最後の別れを惜しみました。
参列した人によりますと、父親の博道さんが、達哉は、母親思いの優しい息子でした。
この夏いとこと海外に出かけるのを楽しみにしていたのに、残念でなりませんとあいさつしたということです。
吉田さんが川で流されたいきさつについては警察が遊び仲間で、中学生を含む14歳から16歳までの少年3人が集団で暴行したとして逮捕し、川で泳ぐよう強要したとみて調べています。
アメリカのライス大統領補佐官は、訪米中の中国軍の制服組のトップと会談し、南シナ海の海洋進出の動きなどに懸念を伝える一方、人道支援などを通じ両国の軍どうしの関係を発展させていくことで一致しました。
ホワイトハウスによりますと安全保障政策担当のライス大統領補佐官は、12日、訪米中の中国軍の制服組のトップ范長竜中央軍事委員会副主席と会談しました。
この中でライス補佐官は、南シナ海の南沙諸島、英語名・スプラトリー諸島で、中国が浅瀬の埋め立てを急速に拡大させるなど海洋進出を続けていることや、サイバーセキュリティーの問題で意見の違いを埋める必要があると強調し懸念を伝えました。
その一方でライス補佐官と范副主席は、米中両国の軍どうしが、前向きな関係を発展させていくことで一致し、特に、地球規模での人道支援や災害救助の分野で協力を強化していくとしています。
中国軍の制服組のトップを6年ぶりに招いたアメリカは、南シナ海での海洋進出について直接懸念を伝える一方で、不測の事態や衝突を回避するため中国との軍事交流を一段と進めていく姿勢を示しています。
サッカーのワールドカップブラジル大会から1年になるのに合わせて、サンパウロで、大会はFIFA国際サッカー連盟に利益をもたらしただけではないかと批判する市民のデモが行われました。
去年のサッカーワールドカップで開幕戦が行われたサンパウロでは、12日、市民およそ50人がデモを行い、ブラジル政府は大会よりも福祉や教育のために資金を投じるべきだったと批判しました。
ブラジル大会では、スタジアムの建設や道路のインフラ整備などで日本円にして1兆円以上の費用がかかったとみられています。
デモの参加者はFIFAの幹部らがアメリカの司法当局から多額の賄賂の受け渡しなどがあったとして組織的不正の罪で起訴されている事件についても触れ、大会は、FIFAに利益をもたらしただけではないかと疑問の声を上げました。
ブラジルでは大会後、景気の低迷で市民の暮らしは厳しさが増しています。
続いて気象情報です。
2015/06/13(土) 15:00〜15:05
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合
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