(場内拍手)
(安井)ああ〜確か…。
(愛菜)ここ?この公園の近くのはずやねんけどなぁ。
ええ〜?どこかしら?あっそうや。
愛菜ちゃん今日な予約してるそのフランス料理のお店めちゃくちゃおいしいらしいで。
えっそうなん?楽しみ〜!まさじ君いつもごちそうしてくれてありがとう。
ええよそんなん気にせんといて。
あっ私ね今日はなんも予定ないからまさじ君とずっと一緒にいる。
ほんまに?やった〜!じゃあお店探そう。
あれ?ごめんやってもうた。
何?財布忘れてきてもうた。
ごめ〜ん!今日だけお金出しといてくれへん?あっごめ〜ん!もうバイトの時間や〜!ほんまかいな!なんもない言うてたやんか。
(愛菜)冗談よぉ。
(安井)ええ〜!?私はただお金出してまでまさじ君と食事に行きたくないだけ。
言うてもうてるやないか!そう思うてんの?あっいや冗談じゃない。
今日は私が出すから。
ほんまにごめんな〜。
そんなことよりお店どこにあるの?交番あるしここで聞いてみよう。
あっうん。
ああ〜いてはんのかな?すみませ〜んすみませ〜ん!
(すっちー)はい。
(愛菜・安井)うわっ!ドン!
(安井)うわっ!なんでございましょうか?
(安井)いや…あの〜すみません。
はい。
(安井)どっから出てくるんですか?ごみ箱です。
(安井)そういうことじゃないですどういう所からってことで。
いや私ねちょっと不審物がないか調べとったらねそのまま寝てしもうたんですわ。
ああ〜結果的には私がいちばんの不審者ですわ。
あはははっ!
(安井)いやいやあの…。
逮捕してください。
(安井)何言うてるんですか!僕は警察でもないですし。
すみませんねしょうもないこと言っちゃって。
(安井)いやいやあの…。
飴ちゃんあげるんでねはい。
許してくださいよ。
(安井)ありがとうございます。
はいはいはいちょっと待ってね日課がございますのでね。
そ〜れっつってね。
(安井)いやいやいやいや…。
こっちもいっとこそ〜れってね。
(安井)いやいやちょっとあの…。
この辺もいっとこかそれ〜!いうてね。
よし行くぞ。
(安井)いやちょっとえっ!?えっ構えて…ええっ?アンダースローで!?飛びましたけど。
(安井)あの〜すみません誰に飴まいてるんですか?ツチノコです。
いやツチノコいるんですか!?はい。
そんなことよりもなんの用ですか?
(安井)僕らね「NGKキッチン」までの道聞きたいんです。
あっ店探してるんだ。
(安井)はい。
めんどくさっ!
(安井)なんちゅうこと言うねん。
ここ交番でしょう?コンビニです。
(安井)絶対違うでしょ!「花月交番」って書いてますやんか。
ああ〜もうそやけどね今日び道訪ねて交番来るって珍しいよ?
(安井)まあ…。
スマホで探しなはれや!
(安井)えっ?あの〜僕ら二人ともスマホ持ってないんです。
ええ〜!?スマホ持ってないんだ〜!?
(安井)まあまあまあまあ…。
今どきスマホ持ってないんだ!?
(安井)まあまあまあ…。
遅れてる〜!古くせぇ〜!
(安井)いやあの…。
こんなんカップル言わへんわ!つがいや!
(安井)なんちゅうこと言うねん。
いやあのねじゃあ婦警さんはスマホ持ってはるんですか?私はねガラケーなんです。
(安井)ガラケーかい!
(啓之)ここの交番にしよっと。
あっすみませ〜んそこで財布を拾ったんですけど。
僕財布拾ったんや?ラッキーやね。
(安井)あかんあかんあかん!だめですよ。
ツイてるねあんた!
(安井)いやそういうのじゃなく手続きしてくださいよ!めんどくさいねもう!
(安井)またかいなあんた!僕な「財布を拾ったら交番に届けなさい」って言われたからここに来てん。
ここ神社なんよ。
(安井)違うでしょめちゃくちゃや。
パンパン!
(安井)参るな参るなほんまに。
むちゃくちゃやほんま!ほか誰かいてませんか〜?・
(けんじ)は〜い!
(けんじ)はいはいはい。
お呼びでしょうか?なんや?ああ〜すみませんね。
どうかしました?
(安井)この婦警さんがね全然仕事しないんですよ!
(けんじ)いやおたく誰?私今日からここで勤務することになりましたすち子と申します。
そういうたら今日から新しい婦警が来る言うてたわ。
おたくかいな?はい。
そういうおたくは?僕ここの交番で勤務している清水けんじっていいますよ。
あっあなた警察官なんだ。
いやそらそうでしょうが。
ええ〜?私てっきり市バスの運転手かと…。
いや違うわあほ!ええっ?いや似てるけども同じような格好してるでしょうがほんまに。
もうごめんなさいね。
でどうしました?
(安井)僕らがね道尋ねてもこの子がね拾った財布届けても全然対応しないんです。
(けんじ)申し訳ございません。
じゃあ僕悪いけどなこれに名前と住所を書いてくれるか?
(啓之)はい。
(けんじ)ああ〜頼むわな。
でどうしました?
(安井)僕らNGKキッチンまでの道聞きたいんです。
(けんじ)ああ〜そうですか。
(啓之)そこやったらさ僕知ってるから連れてってあげるよ。
(安井)ほんまに?ありがとう!そうさしてもらおうか。
(愛菜)うん。
(啓之)お巡りさん書けました。
(けんじ)ご苦労さんありがとう。
じゃあまた連絡するから今日は帰ってええよ。
(啓之)は〜い。
じゃあ行こっか。
(安井)おう!行こう行こう。
(愛菜)あっまさじ君手つないで行っていい?
(安井)あははっしゃあないなぁ。
いやそっちとかいな!えっ?
(啓之)はははっねえちゃん手柔らかいのう!
(安井)おっさんちゃうんかい!?おっさんやねあれはねぇ。
あっこれ中に直しとったらよろしいねんな?中にしまっといて。
頼むほんま。
おい投げるな!こらおい!お前どういうしまい方してんねんほんまに。
あんた何考えてんの?赴任早々市民を怒らすわ仕事はむちゃくちゃやわ。
大丈夫か?あんたほんま。
やいやいやいやいもう地味な顔して怒らんでも。
ちょっと待って。
お前地味な顔まったく関係ないぞ今。
ものすごい地味やであんた。
ほっといてくれるか!そんな迷惑かけたんかい?迷惑ですよ。
なんか気分がめいりますわ。
お前ええかげんにせぇよ!お前失礼やな!私はここに赴任するにあたってちょっとイケメンの警察官でもおったらな〜ってワクワクして来たんですわ。
はあ?とんだシケメンやないの!誰がシケメンやおい!シケってません別に。
がっかりやわ!人生最大のがっかりを今味わってます!おいええかげんにせぇよオバハン!さっきからほんまに。
・シ〜ケメンメン
(「天才バカボン」の替え歌)なんや!?その歌お前は!「・バ〜カボンボン」みたいに言いやがって!ほんまえらいの来たなこれ。
ちょっと仕事できんの?できますよ。
(けんじ)ほんま〜?怪しい…。
ああ〜どうも。
(みどり)おじゃまパジャマ。
(けんじ)ちょっともう。
なんや?「パジャマ」ってかなわんねほんま。
(みどり)あらどちらさんですか?私今日からここでね勤務することになりましたすち子と申します。
(みどり)そうですか。
私ここの喫茶店で商売やってるみどりです。
みどりさん。
(中川)中川です。
あっどうも。
(けんじ)何をしてんねんちょっともう!人前やで。
汚っ!
(けんじ)こらおい!「汚い」は言い過ぎや。
なんでそんなんしますの?
(中川)仲ええ証拠やんか。
(2人)なあ?
(中川)えっそれと…すち子さんっていうねや。
もしよかったらなうちの喫茶店でおいしいコーヒー飲んでいきぃ。
頂きます。
おいしい言うてもインスタントやけど。
(けんじ)あきませんやん。
(中川)喫茶店やのにインスタント置いとんねんうち。
ははははっ!傑作や!はぁ〜〜!
(けんじ)どないしたんや!?急に!過呼吸やわ!
(みどり)あんたあんた!
(けんじ)おい大丈夫か!死ぬんちゃうんかこれおい!
(中川)ああっ!あっあっ…ああ〜びっくりした。
(けんじ)いける?
(中川)おお〜ごめん。
大丈夫。
(けんじ)落ち着いたんかいな?ほんで何飲んだん?「FRISK」や。
(けんじ)「FRISK」かいおい!薬ちゃうの?
(中川)もう口が臭うて臭うて。
(けんじ)歯医者行きなさい。
(中川)歯医者じゃ無理や。
(みどり)あっそういうたらすち子さんっていうのはほんなら明日で定年退職する一の介さんの後任ですか?
(けんじ)ああ〜そうなんです。
そうですねんわ。
でその一の介さんって方は?
(けんじ)今パトロール行ってはるよ。
んん〜どんな方なんやろ?
(みどり)あのね一の介さんいうのはね…。
みどりわしが言うたるわ。
あの〜一の介さんいうのはな…。
私が言うって。
わしが言うって。
私!私!みどり!何してんの?もう!気色悪い。
唇ちぎるよ。
(けんじ)なんちゅうこと言うねん。
(中川)やめてよ。
ほんまに。
そんなことよりもどっちでもええから一の介さんのこと教えてください。
一の介さんいうのはねまずは真面目。
正義感に厚うて親切でまあひと口で言うたら警察官の鑑やね。
警察官の鑑?すばらしい方やね。
(けんじ)ああ〜言うてたら帰って来はったわ。
(みどり)ああ〜ほんまや。
あの方なのね?
(みどり)うん。
(島田)おじゃましますぅ〜。
(けんじ)なんじゃ?その言い方。
もう一の介さんけったいな挨拶やめてくださいよ。
紹介しときます。
今日から赴任してきたすち子さんです。
すち子でございます。
ああ〜どうも。
一の介です。
いや〜しかし暑いですなぁ。
暑いですよね。
はい。
いやあの〜一の介さんはね警察官の鑑やって聞いてましたけどほんまにそうですね。
はあ?
(けんじ)おいすち子さん。
ちょっとおい!お前何をしてんの?それ。
鏡に映してるんです。
(けんじ)映るかいそんなもん!「かがみ」ってそういう意味違う。
でもものすごいピカピカですわ。
(けんじ)失礼やぞ。
すんごい。
(島田)こらこらこら!何を…。
もう触らないでくださいよ。
ちょっと何…。
吸盤みたいにひっついちゃった。
(島田)なんでやねん!ええかげんにしなさいよほんと。
臭っ!
(けんじ)おい。
(島田)臭くないもう。
ミドリガメの臭いしますわ。
ええっ!?
(けんじ)するわけないやろそんな臭い。
お前は。
臭っ!
(島田)お前まで何を言うねん。
二人からなんとか言ってくださいよ。
何をしとんねんおい!そんなんしてる場合じゃないでしょうが。
(みどり)とにかく一の介さん。
長い間お疲れさまでした。
(島田)いえ。
どうもありがとうございます。
(中川)あんたが来てからな安心して暮らせるようになったわ。
(島田)そう言っていただけるとね警察官冥利に尽きますよ。
すばらしいわ。
で一の介さんはず〜っとこの花月交番で勤務されてますの?いや15年前からなんですけど。
あっそうなんですか。
じゃあそれまでは?
(けんじ)ここに来る前はね大阪府警の捜査一課にいたんやで。
あんたに聞いてへんねんけど!
(けんじ)かまへんやないか!別に俺が言うても。
私はなそんな地味な顔の男の口から聞きとうなかったんや。
パッと明るいハゲの口から聞きたい!なんや?おい
(けんじ)上司やぞ!お前は。
こいつ…。
すみません。
いやあの〜せやけどこんなん言うたらあれですけどね大阪府警の捜査一課いうたらバリバリのエリートじゃないですか。
なんでまた交番勤務に?なんかあったの?
(島田)いやいやそういうことはいいじゃないですか。
教えてくださいよ。
(見江子)どこ行ったんやろなマスター。
(みどり)あっ!
(見江子)みどりさんいました。
どうもごちそうさまでした。
(みどり)いえいえ。
(見江子)代金はちゃんと置いときましたよってにね。
(みどり)お客さんほったらかしてすみません。
なんですか?ここ。
年寄りばっかり出てきますけど…。
老人ホームかなんか?
(けんじ)違うわあほ!喫茶店言うたやろさっき。
(しゃーやん)わしらなぁこのウオーキングのあとはいつもここでコーヒーをよばれるのが日課なんですわぁ。
(やなぎ)そうそうそうそう。
この金髪独特やねぇ。
(けんじ)うるさいなもう。
(島田)ああ〜楠本さんいや〜元気ですねぇ。
(見江子)はい!
(島田)ほんとに生き生きしてます。
まああれでしょ?消える前のろうそくですわ。
(島田)しゃーやん。
料理作るのはいいけどな火の元には気をつけてな。
まあほっとってもそのうち死んで焼かれますけど。
(島田)あっやなぎさん。
旅行もいいけどね戸締まりはきちっとね。
(やなぎ)今度三人で行きます。
(島田)へえ〜どこ行きますの?あの世ちゃいます?黙れよ!ちょっとお前よぉ!お前口開いたら人の悪口ばっかり言いやがってほんま〜。
すんませんもう。
(見江子)いえいえ。
一の介さん。
いよいよ明日で退職ですね。
(島田)そうなんですよ。
長い間ほんとにお世話になりました。
(しゃーやん)けど一の介さんがおれへんようになったらもうさみしなるなぁ。
(やなぎ)せやなぁ。
あの金髪ほんま独特やねぇ。
ええから!出てくんなもう。
(島田)また寄りますからこちらに。
(やなぎ)また寄ってや。
頼むで。
(島田)ありがとうございます。
(やなぎ)ほな行こか。
(見江子)行こう行こう。
(やなぎ)・えてこのさ〜よいよいよ〜い・どっこいしょ〜えてこのさ〜撃ちましょうよあれ。
(島田)おい!これっ!
(けんじ)やり過ぎやそれは。
(島田)いいじゃないですかもう。
(みどり)ほなあんたうちも帰ろか。
(中川)せやな。
行こか。
行こう。
あっせや一の介さん。
(島田)おう。
(けんじ)何回すんねんあんたらキスを。
4回。
(けんじ)分かっとるそれぐらい。
そういうこと違うねんほんま。
ああ〜じゃあ一の介さん荷物の整理もあるでしょうしねここはちょっと我々に任してどうぞやってきてください。
(島田)清水何を言うてんねや。
仕事はな最後まで務めないと。
(けんじ)別にいいじゃないですか今することないんですから。
(島田)大丈夫だから。
(けんじ)また呼びますから。
(佐藤)失礼します。
(島田)おお〜佐藤やないか。
(佐藤)一の介さんご無沙汰してます。
(島田)珍しいな。
おう久しぶり。
ああ〜紹介しとくわ。
こちらな大阪府警捜査一課の佐藤君や。
ええ〜!大阪府警捜査一課の佐藤です。
(佐藤太一郎のモノマネ)花月交番の…。
(けんじ)まねするなちょっと!しぃ〜しぃ〜!しぃ〜しぃ〜!あいつめっちゃ気色悪いやん。
(けんじ)気色悪い言うたらあかん。
(佐藤)気色悪い?肩入れてきよったわ。
(けんじ)ええから。
ええって!やめなさい。
肩をもう戻しなさい!関係ないんで。
すんません。
あの〜すち子と清水と申します。
(佐藤)どうも。
それにしても久しぶりですね。
(佐藤太一郎のモノマネ)それにしても。
(けんじ)やめろっちゅうてんねん。
これ何?
(けんじ)注意したやんさっき!失礼なまね…。
ええから人それぞれしゃべり方が…。
肩入れるな!入れるなっちゅうてんねんお前は!
(佐藤)私のまねですよね?
(けんじ)違います…。
すみません。
(島田)お前もすっかり刑事らしくなってきたなぁ。
(佐藤太一郎のモノマネ)お前も…。
(けんじ)佐藤さんのしゃべり方。
一の介さんそんなん違うやろ。
ちゃうかった?せやけどぉお前もすっかり…。
(けんじ)それはさっきの金髪のおっさんやそれ!「ウオーキング」言うとったじじいやろ。
せんでええねん。
(島田)いやいやすまんな。
(佐藤)あっいえ。
これもすべて一の介さんに刑事のいろはを教えていただいたおかげです。
何を言うてんねや。
お前はな努力したたまものやないか。
ありがとうございます。
一の介さんいよいよ明日で定年ですね。
ああ。
長い間ご苦労さまでした。
ありがとうありがとう。
それより今日はどないしたんや?こんなこと言いにはるばる来たんちゃうやろ?はい…。
実は大阪で発生した銀行強盗の2人組の犯人を追ってるんですがその犯人の知人がこの花月町に住んでいるということで逃げてくる可能性があるのでやってきたというわけなんです。
(島田)ああ〜そうなんや。
まあまあくれぐれも注意してな。
(佐藤)はい。
ああ〜そうや。
この前な荷物を整理してたら懐かしいやつが出てきたんや。
お前に会えばなちょっと見せようと思ってな。
ちょっと待っといてくれ。
持ってくるわ。
なんでしょうね?
(けんじ)なあ。
そんなことより目玉刑事。
誰が目玉刑事や!なんで前向きますの?別に前向いてるわけちゃうねん。
いや向いてるやん。
(佐藤太一郎のモノマネ)誰が目玉刑事やねん!
(佐藤)いや前向いて言うてるわけ違うねん。
ほんま行動気色悪いさっきから。
(佐藤)はあ!?話があるから私は聞いてんねんあんたに。
なんですか?いや一の介さんのことやけどないやあの〜捜査一課から交番勤務ってなんかやらかしたの?あの方。
(けんじ)もうすち子さんそれええやんかもう。
いや知りたいやん。
(佐藤)そのことですか。
実は一の介さんは15年前人質を取った凶悪犯に威嚇射撃をしようとして誤って人質の足を撃ってしまったんです。
幸い軽傷で済んだんですがマスコミから非難を浴びて交番勤務になったんです。
そんなことが…あったんですか。
(けんじ)やめろ!
(佐藤)僕のまねですよねやっぱり。
(けんじ)違います違います。
(佐藤)誰のまねですか?これ。
(けんじ)知りませんけども。
(佐藤)「知りません」?
(島田)ああ〜佐藤お待たせ。
あっこれやこれや。
ちょっと見てみぃこれ。
(佐藤)はい。
(島田)懐かしいぞこれ。
これ一の介さんの家で鍋やったときの写真ですよね?おうそやねや。
確か息子さんが生まれてすぐでしたよね。
もう随分大きくなられたんじゃないですか?ああもう高校生や。
ああ〜そうですか!息子さんお元気ですか?ああ〜元気やのは元気やねんけどな。
どうかしたんですか?いやいやなんでもない。
それよりお前捜査行かなあかんやろ。
ああ〜そうですね。
なっ。
おう。
では一の介さん事件が解決したら退職祝で一杯やりましょう。
やろうかうん。
こないだ九州旅行に行ったときにすごく飲みやすい牛乳見つけたんです。
(けんじ)牛乳かいおい!お酒違うんですか?
(島田)いや相変わらず変わったやつやねん。
(けんじ)ああ〜そうですか。
ああ〜じゃあすち子さんな地元の地理の勉強がてらちょっとパトロール行っといで。
めんどくさいんで嫌です。
(けんじ)なんやお前は。
こら!めんどくさいとか言うな。
それが仕事やろ。
行きなさい。
なんやの?やいやいやいやいと!当たり前やろそんなもんお前は。
気にくわんやっちゃな!
(けんじ)こっちのセリフやぞそれこらおい!シケメンポリスが!
(けんじ)やめろ!その言い方。
あんたは私の敵だ。
ちょっともうクビにしましょう!そんなカリカリするなもう。
あの人はああいう性格やねや。
なんですか。
なんで許すんですか?あんなもんほんま。
ああ〜でも一の介さんさっきちょっと話聞いてましたけどねあの〜息子さんとはちょっと相変わらずみたいですね。
ああ〜そやねや。
まあ女房が亡くなったのはな警察官の俺が苦労さしたとそう思うてるわけや。
それでわしにず〜っと反発ばっかりしてんねん。
もう困ったもんやで。
大変ですね。
まあでもねいずれちゃんと理解してくれますよ。
まあそうなったらええねんけどな。
大丈夫…大丈夫です。
・何してやがんだこのやろう!
(けんじ)あいつどういうキレ方しとんねんほんまにもう。
すち子さんっすよね?これ。
(島田)すち子さんの声やがな。
(けんじ)なんやねんあいつ。
・このやろう!
(裕)待て待て待て!やめぇやめぇやめぇやめぇ!何しとんねんほんま!
(島田)裕!
(裕)おやじ!えっ?「裕」「おやじ」ってことは一の介さんってあんたの…お母さん?
(けんじ)なんでやねんおい!いやどう見てもお父さんやろ。
お父さんか。
どないしたん?騒がしい。
どうしたん?
(島田)ああ〜すまんな。
すち子さんでこいつが…裕が何か?いや公園の向こうのね喫茶店入ったらこの子タバコ吸ってやったからね補導しましてん。
(島田)なんやて?お前まだ授業があるんちゃうんかい!それを抜けてからにお前喫茶店でタバコ吸ってるって何を考えとんねん!
(裕)あんたには関係ないやろ。
ほっといてくれ!
(けんじ)っていうかすち子さんあんたパトロール行ったはずやのになんで喫茶店入ったんや。
(場内笑い)
(吉田裕のモノマネ)あんたには関係ないやろ。
ほっといてくれ!
(けんじ)まねやめろ言うてんねん。
しつこいお前は!あるしなほんで関係!
(みどり)裕君学校サボって喫茶店でタバコ吸うって最低やであんた。
ほんまですわ。
この子は一体どういう教育受けてるんでしょうね。
親のハゲ頭が見てみたい。
(けんじ)「親の顔」やそれを言うんやったら。
(中川)すち子さんこれや。
(けんじ)見せんでええってもう。
キウイフルーツみたいですやん。
(けんじ)失礼や。
やめなさいその例え。
ビタミンCが豊富なんだ。
(けんじ)こら!ビタミンCは豊富なのかって聞いてんだ。
うるさい!こんなこと聞く自体おかしいやろ!こんなときそんなこと聞くか!?明日改めて聞きます。
(島田)うるさいもう!答えなんか出さへん!裕!ちっ。
ほんまお前情けない男やのう!
(裕)あんたに言われる筋合いない。
(島田)何?何が警察官や。
しょうもなぁ。
しょうもない?あんたのせいでおかんは苦労して死んだんや!
(けんじ)おい裕君「しょうもない」ってなんや?一の介さんは朝から晩まで一生懸命働く立派な警察官やないか!
(裕)どこがやねん。
聞いたぞ一般市民の足撃ったらしいな。
ここに来て15年手柄も立てず…とっとと辞めたらよかったんじゃ。
ちょっとあんた歯ぁ出過ぎよ。
(けんじ)関係ないやろ今。
あっ間違えた。
「言い過ぎ」よ。
(けんじ)どう間違うねん?それ。
謝りなさいお父さんに。
うるさい。
ばばあは黙っとけ。
ばばあちゃう。
ばばあ違う。
ばばあやないかい。
ばばあや。
ばばあちゃう。
ばばあちゃう。
ばばあや。
ばばあや。
ばばあちゃう。
ばばあちゃう。
ばばあや。
ばばあや。
(けんじ)しつこいぞお前らちょっとおい!
(けんじ)お前すち子さん後半武田鉄矢みたいになっとったやないかお前。
謝りなさいよ。
(裕)謝らへん!こんだけ言うても分からへんの?
(裕)分からんのう。
言うて分からん人にはね痛い目に遭うてもらうよ!
(裕)どういうことや?それお前。
おかしいやろ!関係ないやろ!俺は俺や。
ほっといてくれ!
(島田)何が「俺は俺」じゃほんま。
(裕)何言うとんねんほんま。
わあ〜おい!おいおいおい待て待て待て待ておい!何しとんねんこらおいおい。
やめぇやめぇやめぇお前。
かぁ〜ぺっ!やめろおい!たん付けんな!汚いのうほんま腹立つ!唾。
唾かいこらぁ!わあ〜おい!わあ〜おい!わあ〜おい!おい…来ぉへんのかい!来んのかな思うてこっち。
来ぉへんのかい。
来んのかな思うてこっち。
来ぉへんのかい。
なんかしゃべれやお前も!おうっ!?ばばあちゃう。
(裕)ばばあやお前は。
謝りなさい。
(裕)謝らへん言うとるやろ。
つま先やめろまじでよぉ。
つま先やめろ言うとんじゃ。
顎やめろお前。
顎やめろこらぁお前は。
脇やめろ。
脇やめろ。
脇やめろ。
毛細血管がいっぱい詰まってるとこ脇〜!毛細血管がいっぱい詰まってるとこ脇〜!毛細血管がいっぱい詰まってるとこ脇〜!毛…。
なんで聞こえへんねんお前!この距離やど!「毛細血管がいっぱい詰まってるとこ脇〜!」という部分がちょっと聞き取りにくい。
そう言うたんや!お前最初から最後まで全部聞こえとるやないかい!おかしいんちゃうんか。
乳首ドリルすな。
乳首ドリルすな。
ドリルすな。
すな。
すな。
すな。
(場内手拍子)すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
あっ…すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
す…何?これ〜!!この動き何〜!?すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
つま先やめろ。
顎やめろ。
脇やめろ。
ドリルせんのか〜い!ドリルせんのかい。
すんのかな思うてこっち。
せんのかい。
すんのかな思うてこっち。
せんのかい。
すんのかい。
すんのかい。
す〜んのか〜い。
うわぁ〜〜〜〜!!うわぁ〜〜〜〜!!お父さんに謝れ!わあ〜おい!腹立つ!偉そうに説教したかったらな手柄立ててみぃ!ああ〜それは無理か。
明日で定年やったな!
(みどり)一の介さんも大変やなぁ。
(中川)定年前にな犯人でも捕まえることできたら裕君も見る目変わるんやろうけどなぁ。
(けんじ)そうでしょうねぇ。
まあそんな都合よくね事件なんて起こりませんからねぇ。
うん。
・
(恵美)誰か捕まえて!ひったくりよ〜!
(けんじ)ひったくり?えっ?あっあいつか!?あっ!
(恵美)お巡りさんその男捕まえてください!
(けんじ)おとなしくせぇこら。
(ヒロト)邪魔じゃどけぇ!
(けんじ)ちょっと…ほんま!ばかたれがほんま!じっとせぇこらほんま!
(中川)逮捕…逮捕せぇ。
(けんじ)そうや!あの…一の介さん呼んで。
呼ばんでもええよ。
お前後ろに手錠あるから。
早う早う。
(けんじ)中川さん違う。
手錠あんのは分かってんねん。
(中川)逮捕しとるんやから。
(けんじ)さっきの話思い出してさっきの話。
(中川)さっきの?えっ何?キウイの話?
(けんじ)戻り過ぎ戻り過ぎ!もうちょい…もうちょいあと。
裕君の見る目が変わるってあんた自分で言ってたやろ。
一の介さんが逮捕してるとこ見たら裕君の評価変わるやろ!だから一の介さん呼んできて!
(中川)そういうことか。
ははっ。
(けんじ)何笑うてんねんもう。
もうええからはよ呼んで!
(中川)そういうことやったんやな。
ごめん分からんかったんや。
わしはもう年やからピンとこんのよ。
(けんじ)はいはいしゃあないしゃあないね。
しゃあないから行ってきて。
急いで行ってきてよ。
(中川)感心したわ。
いやわしな捕まえてるからもうすぐ手錠したら勝ちやんか。
(けんじ)その話あとでしましょか。
(中川)いやいやもうなお前みたいな優しいやつがおったらな町も安泰やわ。
(けんじ)ありがとうございます。
これからも頑張りますんでね。
とりあえず一の介さん呼んで…。
(中川)逮捕やがなお前。
(けんじ)もうしてません。
押さえてますから行ってきて。
(中川)一の介さんともな…。
(けんじ)ちょっともう…。
(中川)いや一の介さんとも長いつきあいやねん。
(けんじ)そうですか。
(中川)こんなことなかったからさ。
(けんじ)またゆっくり話しましょそれは。
(中川)いやわしはもう連れとしてもうれしいんよ。
分かるか?
(けんじ)ありがとうございます。
(中川)ありがとうな。
(けんじ)とりあえず急いで行ってこいもう!
(中川)一の介さんもさ…。
(けんじ)帰って来んな!
(中川)ちゃうねん一の介さんどんな顔で逮捕するねやろう思うたら…。
(けんじ)ええから中川さんとりあえず急いで行ってきて。
(中川)楽しみでな…。
お前何して…。
引っ張らんとってよ!
(けんじ)ちょっと動くなよお前。
絶対動くなよ。
はよ行け言うてんねん!
(中川)「はよ行け」やないやないか。
(けんじ)感想あとでええから!
(中川)いや分かっとる!
(けんじ)一の介さん呼んできて!
(中川)うれしいんよ!
(けんじ)分かった。
その気持ち分かったから!
(中川)一の介さんは今まで逮捕したことなかったんよ。
(けんじ)おう分かった。
(中川)それがな今日やっと逮捕できる!お前にこの喜び分かるか!?
(けんじ)分かりますよ!僕が言いだした案なんですから。
(中川)分からんやろお前!
(けんじ)いちばん分かってるでしょ。
(中川)お前のこと褒めててんで。
(けんじ)ありがとうありがとうありがとう…分かったから。
急いで行ってこいほんま!
(中川)ありがとういっぱい…。
(けんじ)お前はしつこいな!おい…おいじいさん。
おい!おいじいさん!分からんか!?俺が言うてることさっきからおいじいさん!おいじいさんよおい!はぁはぁはぁ…引っ張らんとってよ!
(けんじ)動くなよお前。
(中川)動くなよお前。
(けんじ)お前やらんでええねんそんなこと!俺がするからそんな仕事は!
(中川)なんでいっぱい引っ張るんよ!俺今…俺やっとうれしかったのに…。
(けんじ)中川さん…。
(中川)俺今な一の介さん逮捕できてうれしかったのに。
なんでお前にいっぱい引っ張られなあかんの…。
(けんじ)ごめん。
ごめんもう引っ張らんから。
とりあえず一の介さんだけ呼んできて。
お願いしますね。
(中川)わしがいちばん…。
(けんじ)何を言う…。
(けんじ)おい!おいおいじじいさっき言うたぞ!さっきから同じことしゃべらしてお前…。
おいお前。
おい!おい!はぁ〜…。
すみませんでした。
(けんじ)呼べ!
(中川)一の介さん呼んでるわ。
ああ〜清水どうした?
(けんじ)ああ〜一の介さんこいつはひったくり犯です。
(島田)ひったくり?
(けんじ)逮捕してください。
一の介さん今までほんとにありがとうございました。
僕も一の介さんの背中を見て今日までこの警察官という仕事を誇りを持ってやってこれました。
そんななかでできることはこれぐらいしかありません。
あなたの手でこの犯人を捕まえてください。
(島田)すまんな清水…。
(けんじ)いえ。
(島田)お前というやつは…。
分かった。
(島田)13時45分窃盗の現行犯で…。
逮捕!
(けんじ)ああ〜!
(島田)えっ?えっ?えっ?
(けんじ)お前何してんねんおい。
載ってる載ってる。
「婦人警官大手柄」やて。
おかしいやろこれほんまにもう。
いいことや。
俺はな一の介さんに逮捕してほしかったんや。
なんでお前が逮捕すんねん!そんなん状況知りませんやんかぁ。
誰かて戻ってきてあんなんやったら逮捕しますよ?腹立つわもう!ちょっと!清水さんちょっと来て!
(けんじ)なんやねん!ここここ。
見てちょうだい早く!おお〜どないしたんや?「大人のパーティー」って何?これ。
どこ見てんねんおい!呼ぶなそんなもんで俺のこといちいち!電話してこれ。
お前が勝手にせぇ!なんで俺がせなあかんねんほんま!システムが知りたい。
失礼します。
一の介さんは?
(けんじ)ああ〜今パトロールに出かけております。
そろそろ帰って来ると思うんですが…。
すち子さん電話してすぐ。
なんやの?人使い荒い人やなぁ。
(けんじ)はよせぇや!お待ちやから。
何様のつもり?腹立つ。
(けんじ)すぐ掛けさせますんで。
すみません。
もしもし?あの〜おたくの大人のパーティー…。
どこに電話してんねんお前!システムが…。
一の介さんや言うてんねん俺は。
ほんま分からんやっちゃ。
また掛けます。
(けんじ)掛けんでええねんお前。
おうただいま。
(けんじ)佐藤刑事が。
おお〜佐藤。
おうどうした?
(佐藤)上司の警部が来ています。
紹介しようと思いまして。
(島田)そうなんや。
分かった。
(佐藤)警部警部!
(あき恵)失礼!ブッサイクやな〜。
オーマイゴッド!ええ〜!?失礼な。
何?これ。
なんなの?初対面で。
こんなん歩かしたらあかんよ捕まえてちょうだい。
(あき恵)何言ってんの?あんた。
こんなん無期懲役やで。
(あき恵)やめなさい!指こうしてさすのは。
臭っ!
(あき恵)何が!?顔臭ぁ〜!
(あき恵)臭くないわよ。
顔ザリガニの死骸の臭いするわ。
やめなさい!イメージ悪いじゃないの!二人で水槽の中入ったらええのに。
(島田)なんでやねん!
(あき恵)なんなの?この人。
私を一体誰だと思ってるの失礼な!
(佐藤)こちらが浅香警部です。
(あき恵)そうよ私は警部よ。
ちゃんとしてちょうだい。
ああ〜こんな無駄話してる場合じゃなかったわ。
あのね強盗犯の2人組の1人がこの辺りに逃げ込んだっていう情報が入ったのよ。
だから怪しい人物を見かけたら職務質問してちょうだい。
頼むわよ。
この場はあなたたちに任せたから。
じゃあ佐藤行くわよ。
あっそうだ!佐藤。
ここに来るまでにラブホテルがあったわよね?はい。
それが何か?犯人はそういう所に潜伏する可能性があるのよ。
だから私たちラブホテルに潜入するわよ。
えっ?「えっ?」じゃないわよ。
恋人同士として潜入するわよ。
あっ分かりました…。
手をつなぎましょう。
こっから始めましょう。
ねっ?嫌がるんじゃないわよ!あくまでもこれは仕事なんだからね。
分かった?頑張りましょうね。
はははははっ!ひゃ〜ひゃっひゃっひゃっ!
(けんじ)おいちょっと大丈夫か?あれ。
女の方が手ぇ大きかったねぇ。
(けんじ)どこを見とんねん!やめなさいそんなとこ言うのはほんま。
・
(中川)何してやがんだこのやろう!
(島田)えっ?誰や?
(裕)放せじじい!はぁ〜!臭っ!臭っ!臭っ!臭っ!臭っ!めっちゃ臭いやんけ!
(島田)中川さんどないしました?
(中川)こいつね駅の方歩いていくからどこ行くんや言うたら家出する言うから連れてきた。
(島田)家出?どこ行くつもりや?どこでもええやろ。
学校は?生活は?働くんや!あほかお前は!お前が考えてるよりな今の世の中そんな甘いもんちゃうぞ!俺のことはほっといてくれ!裕!
(けんじ)いやちょっともう…。
あきませんよ。
(島田)いやいやもう…。
(けんじ)あっ。
(けんじ)ああ〜ちょっと待ちなさいおい!
(烏川)はい?
(けんじ)おかしいな。
我々見て今引き返したやろ。
(烏川)いやちょっとあの…。
ちょっと悪いけどかばんの中身見せてもらえますか?すち子さんちょっと確認して。
確認します。
(けんじ)おとなしくせぇほんま!清水さん中にも2つポケット…。
(けんじ)構造はええかばんの!中身!札束です!
(けんじ)あの札束はなんや?ちょっとちゃんと…。
(烏川)うるせぇ!どけこら!言うてた犯人よ!
(島田)あっ…裕!
(烏川)動くなよ。
車用意せぇ。
さもないとこいつ殺すぞ。
(島田)あっ…。
(けんじ)一の介さんこうなったら犯人の肩を狙って撃ってください!
(島田)いやでも俺は…。
(けんじ)裕君との信頼関係を取り戻すチャンスですよ!大丈夫あなたなら絶対できますから自分を信じて撃ってください。
頑張って!
(島田)そうか分かった。
おい人質を放してな自首をしろ。
(烏川)やかましいわ。
言うこと聞かれへんねやったらほんまに殺すぞ。
そうか…。
よし。
おい!自首をしろ!
(烏川)おもろいやんけ。
撃てるもんやったら撃ってみぃ!ドクンドクンドクン…
(鼓動)パキューン!
(銃声)痛ぁ〜〜!!
(けんじ)ええ〜!?
(島田)えっ!?
(けんじ)どこ撃ってるんですか!?
(島田)ええ〜。
また?ほんまにどこ撃ってますの!?
(島田)いや〜面目ない。
まあこんなこともあろう思ってな麻酔銃にしててよかったわ。
ほんまにもう。
(けんじ)まあでもとりあえずね犯人の1人は捕まえましたしお金も返ってきました。
まあよかったじゃないですかね。
結果オーライですけどねぇ。
(島田)すまんすまんほんとに。
ほんであの〜大阪府警のブサイクな女いつ犯人引き取りに来ますの?
(けんじ)もう向かってはるそうやからなそろそろ着くと思うで。
ああ〜そんなことより一の介さん裕君ね今中川さんとこでゆっくりしてますけどまだ家出ていく言うてましたよ。
ここは我々に任してちょっと話してきたらどうですか?
(島田)わしはな勤務中や。
あのなだから仕事終わってから話するから。
(けんじ)そんなこと言うてたら裕君行ってしまいますよ。
(島田)職場を離れることはできない!
(けんじ)真面目すぎるんですよ!一の介さん私トイレ行ってきますわ。
(けんじ)心配せぇやこの状況!勝手に行け!そんなもんほんま。
(島田)いやだから清水な…。
でもねそんなことしてたら…。
あとで…。
(けんじ)とにかく声を掛けてほしいんやと思うんですよ。
(太田)お巡りさん大変なんです!あの〜向こうでね不良同士がケンカしてるんです!
(島田)ケンカ?清水行くぞ。
(けんじ)ああ〜はい。
どこや?
(太田)向こうですお願いします!これで交番はもぬけの殻やな。
今のうちに兄貴と金取り戻すで。
よっしゃ。
スッとした。
ああ〜。
(太田)びっくりした。
くっそ〜まだおったか。
ああ〜婦警さん。
はいはい。
大変なんです。
向こうでね不良同士がケンカしてるんです!ケンカするほど仲がいい。
あの…行かなくていいんですか?私が行ったとてや。
ちっ!ああ〜それとね中学生のお子さんも倒れてるんですよ!寝る子は育つ。
いや行かなくていいんすか?私が行ったとて。
あっそれと婦警さんあの〜向こうの商店街にねタージンさん来てますよ!タージンさんやて!?
(太田)あいつ腐っとんなおい。
まあええわうまいこといった。
よっしゃ。
(太田)兄貴大丈夫ですか?それと金どこっすか?たぶん金庫や。
せっかく奪ったけどしゃあない。
逃げんのが先決や。
(けんじ)ケンカなんか誰もしてませんやん。
おい何しとんねんお前!
(島田)あっお前仲間やったんか!?
(烏川)ちっ。
逃げろ!
(けんじ)おお〜ちょっと待て!おお〜すち子さん!タージンさんおらへんやないの!
(けんじ)なんの話しとったん?
(裕)俺はもう決めたんや!
(烏川)おい!
(太田)お前ら向こう行けこら!
(中川)ああ〜!ああ〜!
(島田)おい裕!あんた人質好っきゃな〜!
(裕)好きでなってないわ!
(けんじ)ああ〜ちょっと!
(太田)なんや?お前ら。
向こう行けこらぁ!
(あき恵)どうなったのよ?これ。
(けんじ)すみません犯人に逃げられてしまいました!
(あき恵)何をやってんのよ!
(佐藤)そんなことしても逃げられへんぞ!
(太田)やかましいわこらぁ!兄貴どないしますか?
(烏川)しゃあない。
ここに入るか。
(太田)分かりました。
おいお前ら動くなよ!近づくなよ!立てこもりやんか〜。
(佐藤)警部特殊部隊呼んだ方がいいんじゃないですか?
(あき恵)そうね。
要請しましょう。
待ってくださいこういうのって段取りどおりやってたらねものすごい時間かかるんですわ。
私リーダーと親友やから。
(あき恵)ほんとに大丈夫?人命が懸かってるんだからね!よしメール送りました。
大丈夫。
(あき恵)オッケーね。
じゃあ佐藤ネゴシエーターを要請してちょうだい。
スタンバイさせて。
(佐藤)分かりました。
(けんじ)交渉のスペシャリストネゴシエーターまで用意するんですか?
(あき恵)そうよ。
ああ〜でもこのままじゃ中の様子が分からないわね。
手も足も出せないわ。
どうしましょう…。
私に任してください。
(けんじ)えっ?お二人さんはしご持ってきて。
(けんじ)はしご?早く!
(あき恵)何をするつもり?下がってちょうだい。
下がって。
お二人も。
危険ですから。
早くしてちょうだい!ここに立てかけて!
(島田)よし。
静かに。
ガシャガシャン!うるさいねぇ!何してんのよ!すまん。
痛っ…。
(あき恵)大丈夫ね?ドクンドクンドクン…こっからどうしましょう?
(けんじ)なんや?それ。
お前!考えてなかったんかいな。
いやなんかやってる感出るかなと思って。
(けんじ)いらんねんそんなん。
やってる感だけやったら。
清水さんこっから潜入できそうです。
(けんじ)えっ!?
(あき恵)じゃああなたはそこから潜入して中の様子を無線で教えてちょうだい。
分かりました。
(けんじ)気ぃつけて行けよ。
じゃあ無線で確認しましょう。
(島田)おう。
よっしゃ。
(けんじ)すち子さん中の様子はどうや?
(無線)喫茶店のすち子です。
中は非常に緊迫しています。
おそらく犯人は店の奥に潜伏してるもようです。
一旦スタジオにお返しします。
なんのことや?それは!なんや?スタジオって。
ラジオの中継みたいになっとるやないかお前は!
(無線)大変です!おいどうした!?
(無線)牛乳の賞味期限3か月過ぎてます。
(けんじ)今どうでもええそんなとこ!
(中川)清水さんあと3日は飲めますよ。
(けんじ)無理やろそんなもん!腹下して終わりやそんなん!ちょっとすち子さん犯人の様子はどうなってんねん!
(無線)いいものを見つけました。
(けんじ)なんや?
(無線)一か八かやってみます。
(けんじ)何を?何をすんねや?・パンパンパンパンパン!
(けんじ)おいすち子さん大丈夫か!?ポップコーン出来ました!
(けんじ)何をしとんねんお前は!
(あき恵)ええ〜!?なんでポップコーンやねん。
ポップコーン!!いや発音はどうでもええんじゃ。
紛らわしいやろ撃たれたかと思ってよぉ!
(あき恵)もう〜。
何遊んどんじゃこらぁ!近所の頑固おやじみたいやね。
(けんじ)ぽかったけど今の言い方。
「キャッチボールすな!」みたいな。
(けんじ)言うてる場合かそんなのんきなこと。
イライラしてるわ〜。
(けんじ)お前のせいやないか。
(佐藤)ネゴシエーター来ました。
(けんじ)えっ?あれですか?
(松浦)お待たせしました。
ネゴシエーターの松浦です。
(あき恵)ご苦労さま。
(松浦)はい。
ちょっと待ってあんた真也ちゃうの?
(松浦)すち子かい?いや〜久しぶり!
(松浦)懐かしいなおい!
(けんじ)ちょっと知り合いか?警察学校の同期ですねん。
あんたハゲたな〜!やかましいわお前!そんなことないわ。
お前もおばちゃんなったやないか〜。
何年ぶりやろか?知ってる?警察学校の近くのうどん屋さん。
あったなぁ。
あそこのご夫婦離婚したんやて。
あんな仲よかったのに!?なんで?なんで?なんで?
(けんじ)お前らおい!もうそんなしょうもない話は喫茶店行ってしてこいやお前。
とりあえず…。
いや行かんでええねんおい!違うやろ。
またお前は!喫茶店行け言うから。
(けんじ)ほんでそこの喫茶店犯人立てこもってるやろ!ええかげんにせぇよ!そうや!昔な警察学校のときコンビ組んであの〜ほら…犯人説得の訓練したねぇ。
(松浦)やったなぁ。
(あき恵)そうだったの?だったら二人で説得してちょうだい。
ねっ?やってみるか。
(松浦)やるか!よし。
(松浦)おい君たち。
君たちの要求はなんだ?聞こうじゃないか。
窓から顔出してちょうだい。
(烏川)うるさいのう。
(あき恵)あっ顔出したわ。
犯人あなたは社会に不満があるのね。
(烏川)別に。
いやあるはずよ。
唇を見れば分かる。
はあ?不満があるから唇をとんがらがしてんだ。
「嫌やな嫌やな。
社会嫌やな」。
いや別に無理からとんがらがしてんちゃうねん。
(松浦・すっちー)えっ?
(烏川)もともとや。
もともと!?先天性!しんどいねぇ。
しんどないわ別に!頑張りや。
(烏川)頑張っとるわ!犯人。
あなたは昔からそんな悪い人じゃなかったはずよ。
小さい頃のきれいな心を思い出してちょうだい。
(烏川)はあ?子供の頃を思い出させるような曲。
(松浦)よし。
(ギターの演奏)
(松浦)聴いてくれ。
(ギターの演奏)・Sunnyday,・Sweepin’thecloudsaway,・Onmywaytowheretheairissweet.なんで「セサミストリート」やの!何考えてんのあんた!いや子供んときいうたらもう「セサミストリート」やろ?アメリカ人ちゃうで?バリバリの東洋人やんか〜。
(松浦)ほんまやなぁ。
なんやのもう〜。
犯人の心に訴えかけるのよ。
おい犯人。
(ギターの演奏)人生は一度きりよ。
大切にしてほしいのよ!・人生は・一度きり
(松浦)・大切に
(松浦)・歩んでほしい・後悔したくなかったら
(松浦)・さあ
(ギターの演奏)・諦めずにやり通せ何を言うてんの!応援してもうてるやんか!「出てこい」言わなあかんのに「諦めずにやり通せ」って…。
やり通してみるわ。
ほら〜!
(松浦)あちゃ〜。
(あき恵)何をやってんのよ!まったく説得できてないじゃないの!
(メール受信音)メールだわ。
(けんじ)ちょっと音切っとけよこんなときは。
到着しました!
(けんじ)えっ特殊部隊!?いや僕見んの初めてですよ。
(今別府)すち子さん現場は?ここよ。
(けんじ)いや…えっ?えっ?いやすち子さんちょっと待って。
何?
(けんじ)なんや?この豚の集団。
いやあの〜「特殊な豚呼べ」って…。
(けんじ)いや言うてるかぁそんなことおい!違う。
「特殊部隊」言うたんや。
「特殊な豚」やのうて「特殊部隊」!?
(けんじ)当たり前やそんなん!傑作やこれ。
(けんじ)おもろないおもろない。
(一同)ははははっ!
(けんじ)なんにもおもんないわ。
ジャンジャン!
(ギターの音)
(けんじ)何をしとんねん!
(島田)中川さんブレーカーってどこにあります?
(中川)裏口入って左の上です。
(島田)左の上ですね。
分かりました。
あっおたくたちね裏口から潜入してください。
私が先に行きますのでついてきてください。
(今別府)はい。
(あき恵)何をするつもりなの!?
(島田)はいどうぞこちらです。
(けんじ)はあ?分かったわ。
ブレーカーを落としてクーラーを効かないようにしてあの豚の熱気であぶり出すのよ。
(けんじ)いやあほか!そんな漫画みたいな作戦うまいこといくわけないやんか。
・ガチャン!
(ブレーカーが落ちる音)ブレーカー落ちたよ。
(けんじ)ほんまにやったん?暑い!
(けんじ)出てきたでおい!今よ!
(けんじ)うそやろおい。
(太田)あ痛っ!
(けんじ)ほんまにもう!
(裕)痛っ痛っ。
痛い痛い痛い!おいおいおい!俺や俺。
分かっとるわ!
(裕)おかしいやろおい!
(佐藤)手ぇ出せ!
(太田・烏川)はぁ…。
(佐藤)強盗ならびに殺人未遂の現行犯で逮捕や!ほら立て!
(太田)はぁ…。
(あき恵)ご苦労さまよくやったわ。
佐藤連れてきて。
(佐藤)警部私はもう少しここに残ります。
(あき恵)あっそう?分かったわ。
じゃあみんな!連れてきて。
(ぢゃいこ・中尾・今別府)はい。
(今別府)おい行くぞ!
(烏川)暑い暑い暑い!暑いわあほ!なんとかならんのかい!
(松浦)しょうがないな。
これを聴け!・Sunnyday,・Sweepin’thecloudsaway,
(烏川・エルモのモノマネ)エルモだよ!
(烏川)まあまあ寒なったわ。
(裕)情けないおやじやで。
なんの役にも立ってへんやないか!
(佐藤)裕君それは違うで。
(佐藤)犯人に手錠掛けるだけが警官の仕事やない。
犯人を逮捕するまでに気が遠くなるほど地道な作業があってこそ逮捕につながるんや。
お父さんはなずっとそんな仕事をしてきはったんや。
(中川)そうやで。
一の介さんがなここに来てから事件がないように毎日毎日パトロールしてくれたんや。
(みどり)目には見えへんけどなこの町で犯罪が減ったんは一の介さんのおかげやで。
それだけじゃないよ。
あっそれぐらいやわ。
(けんじ)ないんかいおい!ほんなら出てくるなお前は!全部言いよるから!
(けんじ)なんや?どこに怒ってんねんお前は。
でもねそんな真面目な一の介さんのこと天国のお母さんはきっと誇りに思ってる思うよ。
だからお母さん今のあんたの姿見たら嘆いてこう言うと思うわ。
「裕…あんた歯ぁ出過ぎやわ」。
(けんじ)言うかぁそんなこと!なんで天国からわざわざそんなこと言うねんあほお前!あとこれだけは言うとく。
花月交番の清水とはしゃべるな!
(けんじ)なんで俺がそんなこと言われてんねんこらおい!お前の気持ちやろがそれ。
ばかほんま!運気が下がる!
(けんじ)おい。
俺どんな影響及ぼしてんねんいろんな人に。
何してんねんお前はうっとうしいのう。
もうしょうもないことして…。
なんや?その顔。
しゃべると運気が下がるから。
(けんじ)ええかげんにせぇよほんま!邪魔や。
向こう行っとれもうほんまに!こいつだけは…。
スッと帰れやお前はもう!
(けんじ)もう何してんの!?スラロームよ!
(けんじ)なんのためにやねん?楽しいからよ!
(けんじ)その楽しみ今するべきじゃないでしょう!?じゃあいつすんのいつ!休みの日にせぇ!いつの休みよ?
(けんじ)知るかぁそんなもん!休みの日の中でお前が都合いい日にせぇ!なんかスラロームがええ日教えてよ。
それお前しだいやねんそんなんな!スラローム…。
(けんじ)もう終わりこんな話!向こう行けあほほんまに!
(けんじ)裕君まあ君はどう思うてんのか知らんけどな僕はちゃんと一の介さんのこと尊敬してんで。
これ僕だけやなくて町の人全員同じ気持ちやと思うで。
(見江子)行きましょ行きましょ。
あっ一の介さん。
(島田)ああ〜皆さん。
(やなぎ)長い間ご苦労さんでございました。
(島田)ありがとうございます。
(やなぎ)感謝を込めましたこの花束を受け取ってください。
(見江子)我々からです。
どうぞ。
(島田)そうですか。
ありがとうございます。
(見江子)どうも。
こちらこそ。
(けんじ)裕君これ見てもまだお父さんのこと尊敬でけへんのか?おやじ。
なんや?俺が間違ってたみたいやわ。
こんな俺のことを許してくれるか?ふっ…当たり前やないか。
俺なおやじのような警察官になる。
そうか。
裕。
おやじ。
よかったね。
(みどり)よかったわ〜。
(島田)すみません皆さん。
本当にどうもありがとうございました。
(けんじ)ああ〜じゃあみんなで一の介さんのことを送り出しましょか。
(みどり)そうしましょ。
(見江子)一の介さん。
私たちの感謝の気持ちを書いてきたんです。
(やなぎ)これこれこれこれ。
(見江子)これなんですよ。
はい。
一の介さん…。
(3人)ありがとうございました。
(けんじ)上手やね。
すばらしい。
(島田)ありがとうございます。
(中川)あっ一の介さんわしらもあるんやで。
(島田)えっ中川さんもですか?
(みどり)うんありますねんで。
(2人)せぇ〜のはい。
(中川)一の介さんお疲れさまでした。
(みどり)お疲れさまでした。
(島田)ありがとうございます。
(けんじ)あっすち子さんあの頼んでたやつちゃんと作ってきてくれた?もちろんですよ!
(けんじ)おお〜すぐ持ってきて。
あの〜一の介さんてれくさくて言えなかった我々からの気持ちです。
見てください。
これな。
よっしゃ。
一の介さんハゲてますよ。
(けんじ)何書いてんねんお前!
(島田)これすち子さんが書き換えてるでしょ!
(一同)イエ〜イ!ジュリーでございます。
ふふっ。
さっ若手座員の一芸披露のコーナーでございます。
今日は誰にしようかな〜?
(まりこ)はいはいはいはい!デブといったら藍ちゃんでしょう。
(藍)やった〜!新喜劇座員のどうでもええわという情報をラップに乗せて歌います。
これ大好きでございます。
(藍)では聴いてください新喜劇「どうでもええわラップ」。
ぐわぁ〜やってるもんね。
・ズッチャズッズチャ・こうやってこう
(一同)ははははっ!GLAYやん。
6月23日から29日までなんばグランド花月で「すっちー座長就任1周年記念公演」を行います。
今回は西部劇ですよ!すち子が大暴れいたしま〜す!チケットは絶賛発売中。
来てね!2015/06/13(土) 12:54〜13:54
MBS毎日放送
よしもと新喜劇[字]【「すち子の逮捕すんのかい!」】
町の交番に配属された新人婦警のすち子。そこにいるベテラン警官は息子にバカにされる毎日…そんな時強盗が来て息子を人質に取り立てこもる!そこですち子が潜入する事に!?
詳細情報
番組内容
【すち子の逮捕すんのかい!】
町の交番に配属された新人婦警のすち子
そこにいるベテラン警官は息子にバカにされる毎日
そんな時強盗が来て息子を人質に取り立てこもる!!
助けようとするが上手くいかない・・・そこですち子が潜入する事に
すち子は無事救出する事が出来るのか!?
出演者
すっちー/島田一の介/清水けんじ/吉田裕/中川貴志/若井みどり/佐藤太一郎/浅香あき恵/松浦真也/安井まさじ/福本愛菜/清水啓之/ヒロト/松村恵美/烏川耕一/太田芳伸/今別府直之/ぢゃいこ/中尾星太/やなぎ浩二/しゃーやん/楠本見江子
ほか
ジャンル :
劇場/公演 – 現代劇・新劇
バラエティ – お笑い・コメディ
福祉 – 文字(字幕)
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